menu list買取商品 - グレンフィディック センテナリー 創業100周年記念ボトル
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グレンフィディック センテナリー 創業100周年記念ボトルの高価買取致します
グレンフィディック センテナリー 創業100周年記念ボトルのご紹介
買取参考価格 | 25000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | グレンフィディック蒸留所 |
地方 | スコットランド・ハイランド |
地区 | スぺイサイド |
分類 | シングルモルト/ピュアモルト/スコッチウィスキー |
タイプ | 750ml/43度 |
「グレンフィディック センテナリー(Glenfiddich Centenary)」は、グレンフィディック蒸溜所の創立100周年を記念し、1986年のクリスマスにボトリングを行ったオフィシャルのセンテナリーボトルです。
薄い琥珀色をした「グレンフィディック センテナリー」は、爽やかなレモンやシロップ、カスタード、マスカットのような甘い香りと、甘い洋菓子系の麦感に青みのある植物を感じるフレーバーが印象的。
ボディは穏やかながらも、アルコール度数43%の加水されたウイスキーとは思えないほどハツラツとした勢いはフィニッシュまで持続します。
グレンフィディック センテナリー 創業100周年記念ボトルの歴史
シングルモルトを生んだ雄々しい蒸溜所の100年
■グレンフィディックの歴史
グレンフィディック蒸溜所は、スコットランドのダフタウンにあります。
スコッチウィスキーの代表銘柄の一つとして知られますが、世界に誇るスコットランドウィスキーの産地、スペイサイドに位置する蒸溜所です。
スコッチには6大産地があり、スペイサイドはその中でも最大とされる地域ですが、スペイ川の流域に50近くもの蒸溜所がひしめくことからも、その土地の価値が窺えます。
グレンフィディックは創業当初からその土地の持つ力を信じ、今日に至るまで一貫した家族経営を続けています。
グレンフィディック蒸溜所を設立したのは当時47歳のウィリアム・グラントです。
1886年、モートラック蒸溜所に20年勤めた後に独立して自分の蒸溜所を持つことになりましたが、資金に余裕がなかったため立ち上げは家族総出で行われたといいます。
当時その年齢では定年するのが妥当でしたが、7人の息子と2人の娘、家族が一丸となって最高のウィスキーを造るという夢に向かい、歴史をスタートさせたのです。
蒸溜にこぎつけたのは翌1887年、年末も迫ったクリスマスのことでした。
現在グレンフィディックは6代目を数えますが、今も家族で創業者の夢を追っています。
「鹿の谷」と呼ばれた地で最高の一杯を造る、その夢に向かって今もウィスキーに向き合っている蒸溜所です。
■史上初のシングルモルトウィスキーを開発
グレンフィディックを語る上で外せないのが、シングルモルトウィスキーの開発です。
シングルモルトウィスキーが初めて世に出されたのは1963年のことですが、それまでブレンデッドウィスキーが普通だった市場には大きな衝撃が起こりました。
シングルモルトはご存じの通り、単一の蒸溜所で造られたモルトウィスキーのみをボトリングしたものです。
今では当たり前となったその始祖となったのが、グレンフィディックです。
創業者のウィリアム・グラントは1923年にこの世を去りましたが、その後40年かけてグレンフィディックがたどり着いたのが、世界初となるシングルモルトウィスキーでした。
当時、個性の強いシングルモルトは批判の声もあったものの、予想に反してグレンフィディックのシングルモルトは大ヒットしました。
その結果、1980年代には我も我もと各蒸溜所がシングルモルトをリリースするようになります。
世に先駆けたグレンフィディックですが、蒸溜所のアロマやフレーバーがはっきりと前面に出るシングルモルトは、作り手の腕が要求される難しい賭けでもあったのです。
誰もが飲みやすい、しかしながら味が均一化されたブレンデッドではなく、「これこそがグレンフィディックだ」といわんばかりの個性を打ち出したシングルモルトは、その後同ブランドの顔となりました。
■手になじむ三角ボトル
グレンフィディックを知る人は、その独特の三角形のボトルを思い出すでしょう。
このボトルが採用されたのは1957年と古く、そこから現在に至るまでグレンフィディックのアイコンとなっています。
独創的なデザインを生み出したのは、デザイナーのハンス・スフレーヘルです。
決して人の手をはね付けず、しっかりと個性を主張する絶妙な三角形は、ウィスキーを形作る水と麦芽、風土の三位一体を表現するとされます。
それでもやはりそれを持つ人の手が加わってこそ、初めてその真価は発揮されるといえるでしょう。
ボトルを持つ手に中に、グレンフィディックを取り巻く鹿の谷の自然全てが詰まっている、そんな気持ちにさせてくれるデザインです。
ちなみにグレンフィディックの名は、鹿の谷を意味するスコットランド・ゲール語から来ているといわれることが多いのですが、スコットランド議会は「緑に囲まれた谷」を意味する言葉が語源だとしています。
いずれにしても、130年以上ラベルに君臨し続ける雄々しい鹿のシンボルは、今も創業者一族を強く見守っています。
■記念すべき年の記念すべき日の特別な「グレンフィディック センテナリー 創業100周年記念ボトル」
グレンフィディック センテナリーは、グレンフィディック蒸溜所創立100周年を記念し、1986年のクリスマスにボトリングされました。
前述の通りグレンフィディックが初めて蒸溜にこぎつけたのがクリスマスですから、記念すべき年の記念すべき日の特別なボトルといえるでしょう。
創業以来、今も挑戦し、革新し続ける蒸溜所のスピリットを感じられる一本です。
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