menu list買取商品 - グレンフィディック スノーフェニックス
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グレンフィディック スノーフェニックスの高価買取致します
グレンフィディック スノーフェニックスのご紹介
買取参考価格 | 42000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | グレンフィディック蒸留所 |
地方 | スコットランド・ハイランド |
地区 | スぺイサイド |
分類 | シングルモルト/スコッチウィスキー |
タイプ | 700ml/47.6度 |
2010年1月7日、グレンフィディック蒸留所にあるウェアハウス(貯蔵庫)の天井が積雪によって崩れ落ち、低温の中に置かれていた樽が一時約マイナス19度の環境に晒されてしまいました。
そこで、マスターブレンダーを務めるブライアン・キンズマン氏が、蒸溜年やオロロソシェリー、アメリカンオークを含む熟成樽、フィニッシュの形態にも大きな違いがあるこれらの樽を「スノーフェニックス」と名づけ、ノンヴィンテージでリリースすることを決めたという一品です。
「スノーフェニックス(Snow Phoenix)」という名称は、倉庫の屋根を透過した光の輝きが上昇する不死鳥のように見えた事に由来しています。
グレンフィディック スノーフェニックスの歴史
ちょっとしたハプニングの極寒の環境で誕生したグレンフィディックスノーフェニックス
■グレンフィディックを生んだスコットランド最大のスコッチウィスキー産地
スコットランドで、世界にあるスコッチウィスキーの中でも絶大な人気を持っている銘柄の一つにグレンフィディックがあります。
スコットランドでは地域によってスコッチウィスキーが生み出されていますが、小さな島でありながらもエリアによって自然環境が異なるという特徴があります。
ハイランド、スペイサイド、アイラを含む6つのエリアに分かれている中で、グレンフィディックはスペイサイドに位置する蒸溜所で製造されています。
こちらのスペイサイドはスコッチウィスキーの産地としても最大の産地として知られています。
シングルモルトのロールスロイスともいわれているザ・マッカランと肩を並べるようにこのスペイサイドには有名な銘柄が揃っています。
■グレンフィディック蒸溜所の歴史
グレンフィディック蒸溜所は、 モートラック蒸溜所に20年間勤めたウィリアム・グラントが1886年にスペイ川流域にある鹿の谷と呼ばれる場所に設立し、翌年の1887年のクリスマスに蒸溜を開始します。
グレンフィディックは、ゲール語で鹿の谷と呼ばれており、鹿の谷で最高の一杯を造るという夢を叶えるために家族が結託して蒸溜所を経営するということからこの名が付けられています。
蒸溜所でもなかなか家族経営を創業から継続しているところはありませんが、こちらのグレンフィディックは創業してから今もなおずっと家族で経営を続けています。
最高の一杯を造るという創始者の願いを家族が代々受け継いでいるその姿に心打たれるモルトファンも少なくありません。
グレンフィディックの名が世界に知られるようになったのは、創始者ウィリアム・グラントが亡くなった後の話です。
その後も子孫の手で受け継がれていき、1963年に世界で初めてシングルモルトウィスキーと呼ばれるシングルモルトを発売します。
生産の過程である蒸溜では、ウォッシュスチルで造られたローワイン(初溜液)を2種類の異なるスピリットスチルを用いて再蒸溜させ、混ぜ合わせるという特殊な手法で造られているという特徴があります。
この影響で現在では11基のウォッシュスチルに対し、20基のスピリットスチルを備えています。
そしてこのスチルたちは外注で仕入れているものではなく、自社の職人の腕によって製造されているという特徴があります。
■蒸溜年数をあえて非表示にした「グレンフィディックスノーフェニックス」
「グレンフィディックスノーフェニックス」は、もともと11月にリリースする予定だったところ、2010年1月7日グレンフィディックのウェアハウス(=貯蔵庫のこと)の天井が積雪の重みで天井が落ちてしまいました。
この中には長年熟成されていた樽もいくつかあり、庫内に置かれていた樽が一時期野ざらしにされた影響でマイナス19℃もの極寒の環境にさらされることになります。
ここで蒸溜所のブライアンズ・キンドマンが、これらの樽の原酒を合わせて蒸溜年数をあえて非表示にしてリリースすることを決定し、生み出されました。
そして倉庫の屋根を透過した光の輝きが、まるで空を昇っていくフェニックスに見えたことからスノーフェニックスという名前に命名されています。
使用されている樽は蒸溜年が異なっているのみならず、オロロソシェリー、アメリカンオークを含む熟成樽、そしてフィニッシュの形態も違いがあるものがあります。
このボトルの売り上げは、スペイサイド地方の山岳警備に当たっているCairngorm Mountain Rescue Team (CMRT)に寄贈することになりました。
桃、梨、りんごのようなフルーティな味わいに時間とともにクリーミーな味わいに変化し、ハチミツとチョコレートのような苦味と軽いオーク感を味わえます。
フィニッシュはピリピリとしたスパイシーな味わいにアップルパイのような香ばしいフルーティさと焙煎された珈琲の香りが漂います。
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