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特別なボトルで楽しみも広がる「グレンフィディック 18年 スーペリアリザーブ 陶器ボドル ゴールド」


■「グレンフィディック 18年 スーペリアリザーブ 陶器ボドル ゴールド」とは

「グレンフィディック 18年 スーペリアリザーブ 陶器ボドル ゴールド」は、23カラットのゴールドセラミック製オリジナル陶器デカンタにボトリングされた、プレミアム性の高いシングルモルトウィスキーです。
グレンフィディックといえば、洗練された三角ボトルが有名ですが、こちらは黄金色に輝くデカンタデザインとなっています。
18年の長期熟成により熟した果実やシナモン、ウッディな香りが楽しめ、味わいは焼きりんごやドライフルーツのような濃厚な甘味やナッツ、豊かな樽香が楽しめ、温かみのある豊かで長い余韻が続きます。
グレンフィディックのシングルモルトは、敷地内で湧き出る清らかで軟らかいハイランドの湧き水を使用し、洋梨のようなフルーティさが特徴です。
貯蔵庫で大切に管理される樽の中で、時間をかけて進化を遂げていきます。
焼きりんごの味わいが生み出されたのは、新鮮な洋梨の風味が樽の中で熟成されて生まれたのです。

■家族の手で造られたグレンフィディック蒸溜所

グレンフィディック蒸溜所の創業者であるウィリアム・グラントは、最高の一杯を自らの手で造り上げたいとの想いから、20年間勤務した蒸溜所を辞め、9人の子どもたちの助けを得て自らの蒸溜所建設に取り組みました。
7人の息子と2人の娘とたった1人の石職人のサポートを受け、一つひとつ石を積み上げていったのです。
1年がかりで蒸溜所が築き上げられ、1887年のクリスマスに初めての蒸溜をスタートさせました。
場所はスコットランドのスペイサイド地方に位置する、フィディック川と合流する地点にあるダフタウンと呼ばれる街です。
蒸溜所が7つもある、スコッチウィスキーの産地です。
グレンフィディック蒸溜所の名はフィディック川の谷に位置することから、名付けられました。
川の名前であるフィディックはゲール語で鹿、グレンは谷を意味します。
つまり、グレンフィディックとは鹿の谷という意味で、グレンフィディックのボトルに、鹿の絵が描かれているのはこのためです。

■革命的デザインと革新的な取り組み

グレンフィディックのシングルモルトはひと目でグレンフィディックのウィスキーだと分かる、個性的で美しいフォルムの三角ボトルに詰められています。
この独創的なボトルをデザインしたのは20世紀の代表的なデザイナーであるハンス・スフレーヘルです。
彼はパイオニア精神を持ち、並々ならぬこだわりのもとで革新的な取り組みを続けてきたグレンフィディックにインスピレーションを受け、この三角ボトルを1961年に考案しました。
そのボトルも革命的なデザインと絶賛されることになります。
美しいボトルを手に入れた創業者であるウィリアム・グラントのひ孫に当たる、サンディ・グラント・ゴードンは1963年にさらに革新的な業界を驚かすチャレンジに出ます。
ブレンデッドウィスキーしか流通していなかった時代に、世界初となるシングルモルトの商品化に踏み切ったのです。
しかも、ブレンデッドウィスキーの最大の市場であったアメリカのニューヨーク市場をターゲットにしました。
さらに彼は革新的な販売手法で勝負をかけます。
1つはニューヨーク・シカゴ間とニューヨーク・ロサンゼルス間を結ぶ列車でのシングルモルトの提供です。
当時、列車で移動しながらウィスキーを楽しむ人が多かったことに目を付けたのです。
もう1つはハリウッドで活躍する役者への提供です。
試飲させる目的ではありません。
おしゃれで個性的な三角ボトルを映画の小道具として使ってもらったのです。
映画を観た人たちは何気なく背景に登場する革命的デザインのボトルに興味を惹かれ、グレンフィディックのシングルモルトを手にするに至ったのです。
販売をスタートしたばかりの1964年の売り上げは4,000ケースほどでしたが、10年後の1974年には12万ケースへと飛躍を遂げました。
現在でも世界180ヶ国で年間約80万ケースを売り上げ、シングルモルトのトップの座を守り続けています。