menu list買取商品 - グレンギリー 12年
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グレンギリー 12年の高価買取致します
グレンギリー 12年のご紹介
買取参考価格 | 2500円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | グレンギリー蒸留所 |
地方 | スコットランド |
地区 | アバディーンシャー州 |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/48度 |
スコットランドのハイランド地方にある最古の蒸溜所のひとつグレンギリー蒸留所で造られるシングルモルト・スコッチウイスキーは、ハイランドの古典的な伝統を感じさせてくれる風味で評価が高く、しっかりしたスモーキーフレーバーや、花のような華やかな香りとスパイシーさが特徴です。
「グレンギリー 12年(GLEN GARIOCH AGED 12 YEARS)」は、バーボン樽とシェリー樽で熟成した原酒をマリッジさせることでバランスがよく、コクのある味わいを生み出しています。
スミレのアロマやトーストのような香ばしさに加え、そよ風ほどのピート香が心地よく、クリーミーでモルティーな飲みやすさは初心者にもオススメです。
2016年に惜しまれながら終売となった「グレンギリー 12年」は、希少性の高まりとともに今後の価格高騰が予想される1本です。
※1000mlボトルは買取価格が異なります。
グレンギリー 12年の歴史
希少性と価格が上昇し続けている貴重なハイランドモルト
■国内正規品が終売した貴重なスコッチウイスキー
1970年にモリソン・ボウモア社が蒸留所を買収した後、1973年に蒸留所のラベルを付けたシングルモルトウイスキーの販売が開始されたグレンギリー。
その約20年後となる1994年には、日本を代表する大手酒造メーカー「サントリー」がモリソン・ボウモア社を買収したことに伴い、同時にグレンギリー蒸留所もサントリーの傘下に収まることとなります。
そして、国内から日本向けの正規ラインナップとしてリリースされのが「グレンギリー12年」です。
2010年にパッケージチェンジされるなど日本市場でも人気が高く、2017年にはイギリスで行われた世界的な酒類コンペティション「第22回 インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)」において、国産ブレンデッドウイスキーの代表格でもある「響」シリーズやシングルモルトの「山崎」「白州」のラインナップと共に金賞を受賞しています。
残念ながら2016年に惜しまれながらもメーカー終売となってしまい、今となっては店頭で手軽に入手することが難しくなってしまった12年物のグレンギリー。
今後ますます手に入れるのが困難なボトルとして希少価値が高まり、価格上昇が考えられる1本となっています。
■ハイランド最古の蒸留所「グレンギリー」の由来
「谷間の荒れた土地」という意味をその名に持つグレンギリー蒸溜所は、エディンバラ、グラスゴーに次ぐスコットランド第3の主要都市アバディーンから北西約30キロ先にある東ハイランドの歴史的なマーケットタウン、オールドメルドラムという小さくて美しい村にあります。
この小さな村から西方のベンアヒー山地にかけてゆるやかなスロープを描きながら丘陵はうねり、「アバディーンシャーの穀倉地帯」と呼ばれる地方有数の豊富な大麦が産み出される肥沃な大地が広がっています。
大麦を原料とするスコッチウイスキーの一大生産地として繁栄し、ハイランドモルトを育んできた大麦畑がどこまでも広がるこの谷は「ギリーの谷(Glen Carioch)」と言われ、東ハイランドの人々からは古くからGlengeery(グレンギリー)という発音で呼ばれている地でもあります。
この地で現在ただ一つの生き残りとなったのがグレンギリー蒸留所の名称は、このこの谷の名に由来しているのです。
■蒸留所を悩ませ続けた仕込み用の水不足問題
1797年に設立されたグレンギリーは、約200年にもわたる歳月のなかで度重なるオーナーの入れ代わりや禁酒法、世界大戦による時代の逆境を乗り越えて現在に至ります。
時には稼働停止や一時閉鎖にも追い込まれた長い歴史は、決して順調と言えるものではありませんでした。
中でも長年悩まされてきたのが仕込み水の確保ができないという課題です。
有力な水源が近くにないという立地だったため仕込み水に恵まれず、水源の確保が出来ないと言う理由で操業が困難に見舞われた時期もありました。
1968年の閉鎖から2年後の1970年、スタンリー・P・モリソン(現在のモリソン・ボウモア・ディスティラーズ)による買収によって生産を再開したのと同時に水脈占い師を使って新たな水源を探った結果、ようやく近くの野原に井戸を掘り水源確保に成功したグレンギリーは、これを機に水不足問題の解決に至ります。
これほど水不足に悩まされながらもこの地でウイスキーをつくり続けたのは、やはり古くから原料となる大麦など穀物の一大生産地であったことが大きな要因でしょう。
現在、ウイスキーつくりに使われている仕込水は蒸留上の西方にあるコウテンという地に沸く天然水です。
ウイスキーづくりに適したやわらかく清冽な名水で麦芽を仕込むことで甘みが生まれ、ドライ・イーストで発酵させたあとストレートヘッドの蒸留釜で行う2回の蒸留がコクのある味わいを生み出しています。
2度目の蒸留で細心の注意を払って香味の最も良い部分だけを取り出し、バーボンとシェリー2つの空き樽に詰めた後、石造りの小暗い貯蔵庫で長い熟成期間を経たグレンギリーは美味しいシングルモルトとして私たちの元へ届くのです。
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