menu list買取商品 - グレンギリー 21年 オフィシャル オールドボトル
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グレンギリー 21年 オフィシャル オールドボトルの高価買取致します
グレンギリー 21年 オフィシャル オールドボトルのご紹介
買取参考価格 | 20000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | グレンギリー蒸留所 |
地方 | スコットランド |
地区 | アバディーンシャー州 |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/43度 |
1785年に正式設立されたスコットランド最古の蒸留所のひとつで、ハイランドの名門と言われるグレンギリー蒸留所の豪華な木製化粧箱入りオフィシャル・オールドボトル「グレンギリー 21年(GLEN GARIOCH 21 YEARS OLD)」です。
1990年代後半はカラーで描かれた鹿モチーフがモノクロでデザインされているシックなラベルが印象的な「グレンギリー21年」は、「ジム・マーレイ・ウイスキー・バイブル 2010」ですべてのグレンギリーオフィシャルボトルでもトップの91点を獲得した1本でもあります。
焦げたオークの香ばしさや繊細なピート香に、ハチミツやバタースコッチのニュアンスを感じる甘口でバランスの取れたふくよかな味わいで、濃厚なバニラやヒッコリーのスモーキーでスパイシーな余韻をお楽しみいただけます。
付属品の重厚な木箱が揃った状態良好な未開栓品であれば、高価買取にご期待いただけます!
グレンギリー 21年 オフィシャル オールドボトルの歴史
山あり谷ありの歴史を乗り越えたスコットランド最古の蒸留所生まれのシングルモルトウイスキー
■スコットランド最古のインディペンデント・ボトラー
創業から3世紀を経てもなお、多くのスコッチファンによる支持を受け、順調に事業を続けているインディペンデント・ボトラーのひとつ「グレンギリー」。
1994年からはサントリーの所有となり12年物のグレンギリーがリリースされていましたが、現在は残念ながら国内終売となっています。
重厚な石造りで歴史を感じる立派な佇まいの蒸留所では長い間ウイスキー造りが行われていましたが、ブレンド原酒作りに重きを置いてきたグレンギリーがシングルモルトとして高い評価を受けるまで実に175年以上もの歳月を費やしてきました。
典型的なオールドスタイルのハイランドモルトとして人気を獲得したグレンギリーは歴史の流れと共に味わいを変化させながら、シングルモルトのオフィシャルボトルが初めてリリースされた1972年から現在に至るまで、長い伝統とフレンドリーなスタイルでウイスキーファンを楽しませています。
グレンギリーの特徴はいくつか挙げられますが、やはり特記すべきは1797年にまで遡る長い歴史とスコットランドで最も古い蒸留所のひとつであるという点です。
また、「Glen Garioch」のスペルから想像しづらい発音も際立つ特徴ではないでしょうか。
日本では「グレンギリー」と表記されますが、スコットランド内でも数通りの発音があるそうで、ゲール語の読み方で最も難解な発音のひとつとして知られています。
■波乱万丈なブランドストーリー
スコットランドのアバディーンシャーにある歴史的なマーケットタウン、オールドメルドラムで古くから操業を続けているグレンギリーの正式な設立は1797年とされており、すべてのボトルにその年数が刻印されています。
その200年以上に及ぶ長い歴史の中で蒸留所は幾度も所有者を変え、暗黒の禁酒法や戦争といった時代の局面に加えて、生産事情などさまざまな問題により閉鎖と再稼働を繰り返してきたというストーリーがあります。
ジョン・マンソンとアレクサンダー・マンソン二人の兄弟によって設立されたグレンギリー蒸留所は長らくマンソン一家によって所有されていましたが、その後1884年にエディンバラの港町リースのJ. G. トムソンへ売却されます。
後にブレンデッドウイスキー「VAT69」を生み出し有名になるウィリアム・サンダーソンを1886年にパートナーとして迎えたことにより、ブレンデッドウイスキーの構成に重要となる原酒が数々生まれ、蒸留所の事業は拡大されていきました。
1908年にはウィリアム・サンダーソンの息子のウィリアム・マーク・サンダーソンへと事業が引き継がれ、海外市場の拡大に重点を置き始めますが、1918年の第一次世界大戦後、J. G. トムソンは時代の趨勢によって蒸留所を手放すこととなります。
1920年にはアメリカ合衆国史における禁酒法が施行されたことで輸出市場での展開が困難となり、1935年になるとウィリアム・マーク・サンダーソンの息子ケネスによって蒸留所はブース・ディスティラーズ社に売却されました。
しかし、そのわずか2年後の1937年にディスティラーズ社(DCL)の管理下となり、今度は6年余りにわたり拡大した第二次世界大戦の影響によって1939年に生産が停止へと追い込まれます。
ここまでですでに波乱万丈な流れとなっていますが、苦難はその後も続きます。
戦後、グレンギリー蒸留所が戦前のレベルまで成熟したウイスキーの需要を満たすことができるようになるまで15年の歳月を費やすことになりますが、その完全な生産は長くは続きませんでした。
1968年のグレンギリーは慢性的な水不足と生産能力の問題により一時閉鎖となります。
やがて水不足の問題が解決し、スタンレー・P・モリソン社傘下となったグレンギリーはスコットランド初のガス火力スチルを導入し、生産は拡大へ向けたリスタートを切ります。
1973年にはグレンギリーのラベルを付けたオフィシャルボトルのシングルモルトが初リリースされ、1994年に日本のサントリーに所有が移されますが95年に一度操業を停止したのち、97年にリオープンを迎えています。
幾度の試練に見舞われながらも、時代の荒波を乗り越えて継承されたウイスキー造りの情熱と信念は、知る人ぞ知るハイランドモルトの名門として高評価とともに今も全世界で愛されているのです。
■花のような香りとモルティな味わいのハイランド・シングルモルト・スコッチウイスキー
ウィスキー評論家のジム・マーレイ氏が世界から約4700ものウイスキー銘柄すべてをテイスティングし、独自の採点によってポイントをまとめた書籍として毎年リリースしている「ウィスキー・バイブル」にて、2010年にグレンギリーのオフィシャルボトル全アイテムの中でトップとなる91点を獲得した「グレンギリー21年」は、花のような香りとモルティな味わいが特徴の完成度が高い逸品に仕上がっています。
熟成樽に由来する焦げたオークとハイランドモルトらしい穏やかで繊細なピートの香りが印象的で、ハチミツを思わせる甘さやバターの香りがするキャラメルのようにコクのある味わいが魅力的なグレンギリー21年は、ほのかにスモーキーなスパイシーさも楽しめます。
燻製ピスタチオやカシューナッツのように落ち着きがあって口当たりの良いおつまみと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
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