menu list買取商品 - 東亜酒造 ゴールデンホース 武州
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東亜酒造 ゴールデンホース 武州の高価買取致します
東亜酒造 ゴールデンホース 武州のご紹介
買取参考価格 | 2800円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 東亜酒造 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 羽生市 |
分類 | モルト/グレーン |
タイプ | 700ml/43度 |
「ゴールデンホース 武州(ぶしゅう)」は、スコットランド産のモルト原酒を使ったブレンデッドウイスキーです。
3年以上熟成されたスコットランド産のブレンドウィスキーをベースとし、スコットランドのモルト原酒を併せてオーク樽で熟成させています。
ふんわりと香る甘みとバランスのとれたまろやかな味わいが楽しめます。
青リンゴや梨、バナナを思わせる香りにアルコールの控えめな辛さと甘みが感じられる味わいが特徴です。
また加水で飲むとゴムっぽい感じがしますが、全体的に甘くなります。
東亜酒造 ゴールデンホース 武州の歴史
創業寛永2年という老舗酒造の波乱万丈の歴史
■徳川時代に始まった歴史
埼玉県羽生市において、清酒とウイスキーの製造・販売を行っている東亜酒造は、創業1625年、寛永2年に栃木県の秩父に生まれた肥土(あくと)酒造本家から脈々と歴史をつないできました。
徳川家光の時代といえば、まさに歴史の中にその存在があった酒蔵と言え、地元への貢献を大事に商いをすることを心がけてきたとされています。
その後、埼玉県羽生市へと拠点を移し、酒造りを続けてきました。
そんな歴史ある肥土酒造本家が名を変えたのは昭和34年のことで、株式会社東亞酒造へと生まれ変わります。
そのきっかけとして、昭和37年から製造を開始したウイスキーがかかわっていたのは間違いないでしょう。
スコットランドのウイスキーとして知られる、モルトを原料にしたモルトウイスキーを造る羽生蒸留所が誕生したからです。
■焼酎の製造も
ウイスキーは蒸留酒を樽に入れて熟成させることで、独特の琥珀色とかぐわしい香りが生まれるのが特徴です。
日本には醸造してすぐに飲める清酒がありますが、この清酒をさらに蒸留したものが焼酎です。
清酒よりもアルコール度数が高いのは、蒸留した時に出る気化した空気を集め、液体にするからです。
ウイスキー造りの工程に欠かすことのできない蒸留技術を持っていた東亜酒造が、焼酎を造れるのは当然のことでした。
さらに、同じ工程で造られるリキュール類やスピリッツ類の製造も、同じく昭和37年から行い始めます。
これら製造する酒の種類が飛躍的に増えたことを考えると、社名変更の裏に羽生蒸留所の稼働があったことは明らかと言えそうです。
■高い評価から一転して苦難の道へ
平成14年、日本酒において全国新酒鑑評会金賞受賞を受賞するなど、長らく羽生市で高い評価を受け、愛されてきた東亜酒造でしたが、経営悪化のため売却を余儀なくされます。
平成16年に関西に拠点を持つキング醸造株式会社のグループ企業となり、羽生蒸留所は閉鎖へと追い込まれます。
その際、羽生蒸留所にあったウイスキー原酒の樽は400とも4000とも言われ、定かではありませんが、とにかく膨大な数の原酒が眠っていたことは確かです。
キング醸造株式はみりんなどを造る会社だったことから、東亜酒造に対し、売却にあたってウイスキーの原酒はすべて処分することという条件を付けました。
平成16年の売却とともに蒸留所は閉鎖されますが、この貴重なウイスキー原酒は、創業者から続く子孫として当時最も若かった肥土伊知郎によって、福島県の酒造会社へと無事引き取られます。
そして、もともと創業された栃木県秩父に秩父蒸留所を興し、株式会社ベンチャーウイスキーの社長として、祖父が残した原酒を使ってウイスキー造りをしていることもまた、東亜酒造の歴史を知る人にはよく知られているところです。
■再復活へ
その後もキング醸造のグループ会社として日本酒を造り、東亜酒造の名自体は残っていましたが、再びウイスキーを造ることになったのは平成28年のことです。
かつて羽生蒸留所で造っており、地酒ならぬ地ウイスキーとして地元では知らぬ人はいはなかったほど親しまれていた、ゴールデンホース2銘柄の販売を再開したのです。
この再開を朗報と受け止めたウイスキーファンが多かったのは、想像に難くありません。
銘酒の復活と残された課題
東亜酒造の羽生蒸留所で造られるウイスキーはモルトウイスキーで、ニッカウヰスキーやサントリーほどの知名度はないものの、その上質さは地元ではしっかりと認識されていました。
販売再開された東亜酒造のゴールデンホース 武州はとりわけファンが多かった銘柄です。
製造再開したゴールデンホース 武州はスコットランド産のモルト原酒を使ったブレンデッドウイスキーで、3年以上熟成したスコットランド産のブレンドウイスキーをベースに、スコットランドのモルト原酒をあわせてオーク樽で熟成させています。
ふんわりと香る甘みと、バランスの取れたまろやかな味わいが特徴で、ウイスキー初心者にも飲みやすいと言えるでしょう。
蒸留所を閉鎖してしまったため、復活したゴールデンホースの原酒はすべてスコットランドからの輸入となることから、全く同じウイスキーの再現というわけではありませんが、いずれは原酒を持つ蒸留所ができることを心待ちにしているファンは少なくないと考えられることから、東亜酒造に課された大きな課題と言えそうです。
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