menu list買取商品 - ゴールド ニッカ (Gold Nikka)
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ゴールド ニッカ (Gold Nikka)の高価買取致します
ゴールド ニッカ (Gold Nikka)のご紹介
買取参考価格 | 6000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | アサヒビール株式会社/ニッカウヰスキー株式会社 |
地方 | 東京都 |
地区 | 港区 |
分類 | モルト/グレーン/ブレンデッドウィスキー |
タイプ | 720ml/43度 |
1955年に発売された、ニッカウヰスキー初期の高級ウィスキーです。
日本を代表するクリスタルガラスメーカーの各務クリスタル製作所(カガミクリスタル)で造り上げられたボトルを使用しています。
ボトルの下部分には、斜めカットが施されています。
麦の香りと共にややアルコール感のある香り、後からほんのりピート香が漂います。
芳醇な風味と樽特有のタンニン感で引き締められる味わい、程よい熟成感とドライな味わいが長く残ります。
ゴールド ニッカ (Gold Nikka)の歴史
クリスタルガラスに納められた旧特級クラスの「ゴールド ニッカ (Gold Nikka)」
■初期のニッカウヰスキーを代表する高級ウィスキー
「ゴールド ニッカ (Gold Nikka)」はニッカウヰスキー初期の高級ブレンデッドウィスキーとして、1995年11月に発売されました。
使用されたボトルは日本を代表するクリスタルガラスメーカーの各務クリスタル製作所(現在のカガミクリスタル株式会社)製で、1962年に「ゴールド ニッカ (Gold Nikka)」が終売となったため現在は製造されていません。
「ゴールド ニッカ (Gold Nikka)」は麦の香りと一緒にややアルコール感のある香りが感じられ、後からほんのりとピート香が漂う仕上がりとなっています。
芳醇な風味が樽特有のタンニン感で引き締められた味わいは、ほど良い熟成感とドライ感が長く楽しめ、まさに特級ウィスキーならではのおいしさが堪能できる逸品と呼ぶにふさわしい銘酒です。
■クリスタルガラスボトルの加工と金色に輝くラベル
「ゴールド ニッカ (Gold Nikka)」のボトルは下部分に斜めカットが施されているのが特徴で、ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所では発売当時のボトルを所蔵品として保管しています。
販売当初、ニッカウヰスキーではクリスタルボトルの斜めカット部分を切り落として小鉢に変え、取り扱っている料飲店に販促品として配ったこともあったそうです。
黒を基調にしたラベルの中央にはニッカウヰスキーのエンブレムと「GOLD」の文字が金色で刻印されており、その下には「NIKKA WHISKEY」と書かれています。
「ゴールド ニッカ (Gold Nikka)」の容量は720mlでアルコール分は43%、そして酒税法が施行されていたことを物語る「従価税適用ゴールドニッカウヰスキー」と記載された金色の帯がネック部分に巻かれています。
発売当時の希望小売価格は2,000円で、「ニッカウヰスキー株式会社 社長 竹鶴政孝」の名前で、「ゴールド ニッカ (Gold Nikka)」発売に当たって「ゴールドニッカウヰスキーに対するご批判を仰ぐことにいたしました」との「ご挨拶」の文面が、愛酒家に向けて届けられています。
■研究を重ねた末に生まれたゴールドニッカ
ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝は「ゴールド ニッカ (Gold Nikka)」の「ご挨拶」の中で、精魂を傾けた20有余年の研究によって「漸く(ようやく)にして皆様のご期待に添い得るやと卑見する製品を得ました」と述べています。
最後は「江湖のご批判を仰ぐことにいたしました」と結んでいますが、この「江湖」とは古語でいう「五胡四海の広い世界」のことを指します。
また各務クリスタル製作所(現・カガミクリスタル)の厚意によって「瀟洒にして端正優美な容器を得るに至った」ことを感謝し、ボトルの近代美とともにニッカウヰスキーが「ご愛酒家の皆様につきぬお悦びを捧げ得るものと確信いたします」と結んでいます。
竹鶴政孝がニッカウヰスキーの創業場所に選んだ北海道余市の地は、政孝が学んだウィスキーの本場・スコットランドに気候や風土が非常によく似ている場所でした。
政孝は「ゴールド ニッカ (Gold Nikka)」の「ご挨拶」の中で北海道余市に創設した蒸溜所についても触れており、本場のスコットランドのスコッチ・ウィスキーに劣らないものを造りたいと腐心した結果、風土と水質が最も優れた北海道余市を選んだことを明かしています。
イギリス・グラスゴー大学で学んだウィスキー醸造を私事とし、大正10年に日本に帰国して以来研究を重ねて品質の向上に努めました。
政孝はその生涯をウィスキー造りに捧げた人物として、また日本におけるジャパニーズウィスキーの礎を築いた人物として「日本のウィスキーの父」と称されています。
その功績の裏には想像もつかないほどの努力の積み重ねがあったことは間違いなく、政孝が日本で最も優れたブレンダーと称される所以です。
政孝の挨拶文からはひとえに飲んでくれる人に喜んでいただきたいとの想いが溢れており、それは政孝がウィスキー造りにおいて最も大切にしていたことでもありました。
この姿勢は現在のニッカウヰスキーのブレンダー全員に受け継がれており、今も多くの人に愛されるウィスキーを造り続けています。
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