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三角形のボトルでおなじみの最高級素材でブレンドした逸品「グランツ スぺリアー ストレングス 100プルーフ」


■高い評価を受けている飲みやすさでも定評のグランツ

「グランツ スぺリアー ストレングス 100プルーフ」はスコットランドで最高級品質のシンクルギ麦芽と、有名な穀物スコッチウィスキーを約25種類使用してブレンドされた逸品と称されるブレンデッドウィスキーです。
グランツはグレンフィディック蒸溜所とバルヴェニー蒸溜所、キンヴィ蒸溜所にアイルサベイ蒸溜所の4つの原酒をキーモルトとしており、さらに25種類のハイランドモルトとエアシャー蒸溜所のグレーン原酒がブレンドされています。
これだけの豪華な顔ぶれの原酒を使用しているのですから、「グランツ スぺリアー ストレングス 100プルーフ」が高い評価を受けるのも不思議なことではありません。
そんな「グランツ スぺリアー ストレングス 100プルーフ」はリットルサイズのボトルに100本ボトリングされており、ボトルは独特な三角形の形をしています。
この三角形のボトルの三角はそれぞれ火と水、そして土を表しており、まず火は石炭を直火炊きすることを示しています。
水はウィスキーの仕込みに欠かせない良質の軟水で、土はウィスキーの原料となる大麦とピートに当たります。
グランツではウィスキーはこの3つからできており、3つの素材がなければウィスキーが出来上がらないというメッセージをトライアングル・ボトルで表現しているのです。
「グランツ スぺリアー ストレングス 100プルーフ」を味わってみるとよく分かりますが、グランツのブレンデッドウィスキーはピート香やアルコールの刺激が弱いウィスキーに仕上がっています。
そのためウィスキー初心者やウィスキーになじみがない人にも受け入れやすく、グランツのバランスの取れたまろやかなおいしさを知ってウィスキーファンになる人も少なくありません。

■創始者自らがブレンドして造り上げたブレンデッドウィスキー

「グランツ スぺリアー ストレングス 100プルーフ」のボトルを見て「グレンフィディックのボトルに似ている」と感じた方は、かなりのウィスキー通とお見受けします。
実はグランツはグレンフィディック蒸溜所を所有するウィリアム・グラント＆サンズ社が製造・販売しているウィスキーで、ウィリアム・グラント＆サンズ社の創始者であるウィリアム・グラントがブレンドして造り上げたものです。
1887年に設立されたウィリアム・グラント＆サンズ社は、その5年前にグレンフィディック蒸溜所を建設しました。
そして2つ目の蒸溜所となるバルヴェニー蒸溜所も設立し、事業は順調に成長していきます。
しかしスコッチウィスキーの第1繁栄期とされる1898年に、ブレンド会社の最大手だったパティソンズ社が倒産するという悲劇がウィリアム・グラント＆サンズ社を襲います。
この当時のウィスキーはブレンデッドウィスキーが主流だったため、パティソンズ社の倒産によってブレンド用の原酒が入手できないことはウィリアム・グラント＆サンズ社にとって致命的です。
そこでウィリアム・グラント自身がブレンダーとなり、造り上げたのが「グランツ・スタンド・ファスト」でした。
「グランツ・スタンド・ファスト」の誕生は、高品質のブレンデッドスコッチウィスキーとの高い評価を受ける今日のグランツを生み出した原型といえます。

■受け継がれていくグランツの原型となったウィスキー

ウィリアム・グラント＆サンズ社から現在販売されている「グランツ・ファミリーリザーブ」は「グランツ・スタンド・ファスト」を受け継いだボトルで、グラント家の「頑なに伝統を守る」という信念が時代を超えて引き継がれていることを物語っています。
そして「グランツ スぺリアー ストレングス 100プルーフ」にも使われている三角形のボトルが誕生したのは1957年のことで、ウィリアム・グラントは火と水と土によってウィスキーは造られているのだというメッセージをこの形に込めました。
このボトルもグランツの伝統とともに受け継がれ、今では「三角形のボトル」といえば「グランツ」とすぐに分かるほどウィスキーファンの間で広く浸透しています。