menu list買取商品 - ヘネシー キュヴェ スペリオール
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ヘネシー キュヴェ スペリオールの高価買取致します
ヘネシー キュヴェ スペリオールのご紹介
買取参考価格 | 4900円前後
生産国 | フランス |
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生産者名 | モエヘネシーディアジオ(MHD) |
地方 | シャラント |
地区 | コニャック |
分類 | コニャック |
タイプ | 700ml/40度 |
「ヘネシー キュヴェ スペリオール」は、通称「赤へネ」と呼ばれている日本専用のパッケージ商品です。
ブランデーランクであるVSOPの長所を受け継ぐ上級品でありながら、すでに終売品となっているため中古市場でも滅多にお目にかかれない希少性の高い銘柄となっております。
商品名は時折、「キューべ」や「スペリュール」とカタカナ表記されていることもありますが、正式には「Cuvee Superior」です。
ブランド名の後に続く「キュヴェ(Cuvee)」とは、フランス語で発酵槽を意味する「キューヴ(cuve)」から派生した言葉です。
「Cuvee」には様々な意味合いを持った言葉ですが、最も一般的に用いられるのは、マスターブレンダーがあらゆる樽から厳選した原酒をブレンドした最高のブランデーという意味合いの場合が強くあります。
「高級」や「特別」なブランデーに付随して名づけられていることが多いことからも、老舗の圧倒的な自信にともなう風格が感じられる1本です。
ヘネシー キュヴェ スペリオールの歴史
■コニャック製造とその販売
1765年にヘネシーメゾンを立ち上げた創始者のリシャール・ヘネシーにとって、コニャックと名乗れる最高級のブランデーを作ることは勿論ですが、それを世界中に売り出すことも、もう一つの目標でした。
彼は、コニャック作りに情熱を燃やした純粋な青年だったとされる一方、非常に野心家な面も持っていたのです。
しかしながら、それは創始者としては必要不可欠な資質といえます。
世界最高の「比類なきコニャック」と呼ばれるほどの高品質のコニャックを作り出すメゾンでありながら、コニャック地方やフランス国内だけで細々と運営していくという気は、彼には最初からなかったのでしょう。
もちろん、コニャック地方に行かなければ、あるいはフランスに行かなければ手に入れることが出来ない、世にも素晴らしいコニャックがあるとなれば、世界中の人が買いに訪れたかもしれません。
けれど、フランスやコニャック地方まではるばる出向いていける人はほんの一握りですので、リシャールは自ら販路を広げ、「ヘネシー」を世界中へと広めていくのです。
まずはアメリカ合衆国を相手に販売を始めましたが、日本へは1868年に初めてヘネシーが入ってきたという記録が残っています。
その時に入ってきたヘネシーが一体何だったのかはわかりませんが、その後、19世紀に入り、東南アジアを市場にしたヘネシーは、東南アジア向けのヘネシーも作り始めます。
1980年代のなかばごろといいますから、日本はバブルが弾ける直前の最後の盛り上がりといった時代に、ヘネシーが東南アジア向けの品として日本とシンガポールでしか買えない銘柄として販売したのが、「ヘネシー キュヴェ スペリオール」で、ヘネシーをよく知っている人の間では、通称「赤へネ」で通っています。
■赤ヘネのランクは?
ヘネシーには、リシャールから見て曾孫に当たるモーリスが、コニャックの格付けを行ったことから、コニャックの味わいや出来栄えの差がはっきり分かるようになったという功績があります。
ヘネシーでいうと、「V」が3年以上熟成した原酒で作った、飲みやすくてコストもお手頃な品となっており、入門編としては最適です。
その次がよく耳にする「VSOP」で、ヘネシーでは5年以上熟成させた50種類以上のオードヴィーと呼ばれる原酒をブレンドして作ったコニャックです。
古酒の旨味が凝縮された深い味わいで、幅広い年代に飲まれており、性別を問わず飲めるところが魅力です。
赤ヘネと呼ばれて親しまれた「ヘネシー キュヴェ スペリオール」の格付けは、このVSOPと、その次のレベルに当たるナポレオンとのちょうど中間といったところになっています。
そのため、VSOPよりは上質だけれど、残念ながらナポレオンまでは届かないということで、当時の販売価格は2万円でした。
■日本限定ということでいえば貴重品
日本とシンガポールだけでしか販売されなかったということもあって、日本限定ということもでき、その意味では日本人コレクターにとっては貴重な一本と言えます。
初期の物は古酒として木の箱に入っていることから、ヘネシーとしても日本人好みとなる仕上がりにしようと考えたのではないかと想像ができます。
また、ヘネシーといえばどちらかというと丸い形が特徴的だという印象がありますが、「ヘネシー キュヴェ スペリオール」に関して言うなら、どちらかというとワインのようなすらりとまっすぐしたボトルになっています。
また、通称「赤へネ」と呼ばれただけのことはあって、見た目にも非常に濃いルビー色をしているのが特徴です。
クリアな透明ボトルに入っていながら、これだけ美しいルビー色をしていることを考えると、「赤ヘネ」と呼ばれたのも納得がいきます。
また、ボックス入りもあり、こちらは深みを感じさせる赤い箱に入っていて、この中からルビー色をした「ヘネシー キュヴェ スペリオール」が登場したら、当時の日本ではかなり盛り上がったのではないかと思われます。
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