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価値が高く入手困難な「サントリーウイスキー 響17年 旧ボトル」


■一度は味わいたい国産ブレンデッドウイスキー

最高峰の国産ブレンデッドウイスキーとして名高い「サントリーウイスキー 響」は、これまでにさまざまな銘柄を世に送り出しています。
全ての味わいを楽しみたいという思いから全ての銘柄をコレクションする人も増えています。
響ウイスキーは、複数の原酒をブレンドして造られているのが特徴です。
サントリーが厳選した数多くの原酒を混ぜ合わせ、味わい深い贅沢なウイスキーに仕上がっています。

■3つの蒸溜所の原酒を使用

響ウイスキーの登場は、1989年にまでさかのぼります。
サントリーの創業者である鳥井信治郎の後を継いだ佐治敬三によって生み出されました。
彼のウイスキー造りのこだわりは大きく、現在のジャパニーズウイスキーの源となっているといっても過言ではありません。
響ウイスキーが製造販売された1989年から佐治敬三は、国産ウイスキーは大きな人気を集めると予想していました。
彼の予想通り、ジャパニーズウイスキーは日本人だけでなく、海外のウイスキーファンもとりこにし、まさに1989年以降は高級ジャパニーズウイスキーが世界で人気を集める時代となったのです。
響ウイスキーは、サントリー創業90周年を記念して製造されており、さまざまな蒸溜所が所有している原酒を使用しています。
サントリーの3大蒸溜所である山崎、白州、知多です。
これら3つの蒸溜所で丁寧に造られた貴重な原酒をブレンドして誕生したのが、「サントリーウイスキー 響17年 旧ボトル」です。
山崎蒸溜所は、日本で最も古い蒸溜所だともいわれており、ジャパニーズウイスキー発祥の地ともなっています。
山崎蒸溜所と白州蒸溜所の原酒はモルトウイスキーとなっている一方で、知多蒸溜所は、シングルグレーンウイスキーを使用しているのも特徴です。
シングルグレーンウイスキーは、トウモロコシを主原料としており、大麦の麦芽を発酵させて作るモルトウイスキーとは、また違った味わいを楽しめます。
佐治敬三は、響ウイスキーに使用する原酒だけでなく、製造工程にて使用する蒸溜釜の使い分けにもこだわりました。
複数の蒸溜釜を使用し、熟成時に使い分けることで多彩な風味を生み出すことに成功しています。
贅沢な味わいと香りを楽しめると評判の響ウイスキーにおいては、驚くことに80万個にも及ぶ樽を使用しています。
また、長期熟成しているのも特徴となっており、「サントリーウイスキー 響17年 旧ボトル」でも贅沢で高級感を漂わせるジャパニーズウイスキーの醍醐味を存分に味わうことができるでしょう。

■数多くの賞を受賞し世界で認められたウイスキー

響ウイスキーは、これまでに多数の受賞歴があることでも知られています。
2005年には、響17年がサンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションで金賞を受賞しました。
響17年は、2005年のほかにも2007年や2009年にも名立たる賞を受賞しており、高い評価を受けています。
世界でも認められた満足度の高い味わいや香りは、「サントリーウイスキー 響17年 旧ボトル」でも存分に楽しむことができます。
酒齢17年以上の長期熟成されたモルト原酒や円熟グレーン原酒を使用しており、まさに贅沢なジャパニーズウイスキーといえるでしょう。
驚くことにモルト原酒に至っては36種類にも及ぶ厳選した原酒を使用しています。
佐治敬三が厳選した原酒をふんだんに使用しているのはもちろんのこと、長期熟成を実現したことで滑らかでコクのある味わいを楽しめます。
現在、「サントリーウイスキー 響17年 旧ボトル」は、流通しておらず市場で目にすることはほとんどないため、簡単に手に入れることはできません。
お宝ジャパニーズウイスキーとして愛好家たちからも話題を集めており、コレクターの間では高値で取引されています。
今後も入手困難な状況は続くと見られ価格の高騰も予想されることから、「サントリーウイスキー 響17年 旧ボトル」を目にしたときには迷わず手に入れたい一本といえるでしょう。