menu list買取商品 - 響21年 サントリー
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響21年 サントリーの高価買取致します
響21年 サントリーのご紹介
買取参考価格 | 50000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | サントリースピリッツ株式会社 |
分類 | モルト/グレーン |
タイプ | 700ml/43度 |
「響21年」は、酒齢21年以上の超長期熟成のモルト原酒を入念に吟味し、合わせるグレーン原酒も酒齢21年以上の円熟原酒を厳選して、丁寧にブレンドされた至極のジャパニーズブレンデッドウイスキーです。
フルーティーで甘美な花を想わせる熟成香が特徴的です。
口あたりは滑らかで、21年熟成ならではの重厚なコシと気品のあるコクを味わうことができ、奥行きの深いアフターテイストが魅力の1本です。
響21年 サントリーの歴史
■ウイスキーには色々な種類がある
ウイスキーをあまり飲まないという人のみならず、普段からウイスキーをよく飲んでいるという人にとってもウイスキーの種類はどんなものがあるかと問われたら、なかなか答えられないのではないでしょうか。
たとえばウイスキーには国ごとに製造法が違ったり味が違ったりしますが、アイリッシュウイスキーやスコッチウイスキーなど様々なウイスキーがどうやってできてるのか、どのような味を持っているのかまでは答えられない人がほとんどでしょう。
また、ウイスキーはどんな原料をもとにしてできているかということでも種類が変わります。
ウイスキーにはモルトウイスキーというものとグレーンウイスキーがありますが、モルトウイスキーは麦を原料としたウイスキー、グレーンウイスキーはトウモロコシなどの穀物を使ったウイスキーとなっています。
これだけでもあまりウイスキーを飲まない人にとっては混乱しそうになるでしょうが、さらにウイスキーにはシングルモルトウイスキーとブレンデッドウイスキーというものがあります。
ウイスキーは蒸留所で作られるのですが、シングルモルトウイスキーは一つの蒸留所でできたもの、ブレンデッドウイスキーは二つの蒸留所でできたもの、という違いがあります。
現在日本ではどちらかといえばブレンデッドウイスキーのほうが人気がありますが、それにはそれなりの歴史が絡んでいます。
■日本に持ち帰られたウイスキーはブレンデッドウイスキーだった
日本にウイスキーが初めてもたらされたのはペリーが浦賀に来航した時のことだとされていますが、本格的に日本人が味わい始めたのは1873年だったとされています。
岩倉具視と言うと日本史の教科書で習ったことのある人も多いでしょうが、彼は明治政府を運営していく参考にするために使節団を作って海外を見学しに行きました。
道中で現地の人から様々なお土産を持たされたのですが、その中にウイスキーがあったのです。
しかもそのウイスキーはオールドパーというブレンデッドウイスキーでした。
岩倉によって持ち帰られたブレンデッドウイスキーは明治天皇にも献上され、大変お気に召したと伝えられています。
明治天皇によって箔がつけられたことによってウイスキーと言えばブレンデッドであるというイメージは日本中に広がっていきました。
特にお金持ちの間ではブレンデッドウイスキーを飲んでいることはステータスの一つとされ、政治家でも吉田茂や田中角栄はオールド・パーを飲んでいたそうです。
蒸留所ごとのこだわりが込められている一方癖の強いシングルモルトウイスキーに比べて、様々な蒸留所のウイスキーを混ぜることで口当たりが柔らかく仕上がるブレンデッドウイスキーの方が日本人の舌に合ったということも考えられるでしょう。
現在では日本でもシングルモルトウイスキーが作られるようになりましたが、まだまだブレンデッドウイスキーも高い人気を保っています。
■様々なウイスキーが奏でる交響曲
日本のウイスキーを発展させるきっかけをつくった企業と言えばサントリーが思い浮かびますが、そのサントリーでも長らくブレンデッドウイスキーを作っています。
その代表例ともいえるのが「響」でしょう。
1989年にサントリーが創業90周年を迎えましたが、その記念として作られた商品こそがこの「響」でした。
「響」という名前には特別な意味が込められています。
当時のチーフブレンダーであった稲富孝一はブレンデッドウイスキーを作るということは交響曲を作るようなものだと考えていました。
様々なウイスキーの原酒を混ぜ合わせて出来上がるブレンデッドウイスキーは、まさに様々な楽器を混ぜ合わせて出来上がる交響曲と似ていたからです。
30種以上のモルト原酒と数種類のグレーン原酒を混ぜ合わせて出来上がったウイスキーに、稲富は交響曲という言葉から一文字とって「響」という名前を付けます。
こうして出来上がったサントリーウイスキー響21年は国内のみならず海外でも高い評価を受けています。
「響21年」はシェリー樽やミズナラ樽などを原酒としてブレンドしているのですが、香りや味をみていくと、原酒それぞれの良さが十分に感じられます。
たとえばグラスに入れてみると真っ先に琥珀色が目につきますが、このあたりはシェリー樽の原酒を思わせます。
また、味わってみるとフルーティーな味が舌に残りますが、これは少しだけ混ざっているグレーン原酒の持ち味が生かされている証拠でしょう。
見た目、香り、味、そのすべてが各々の特徴を損ねることなく交響曲を奏でているのが「響21年」なのです。
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