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日本文化と共鳴した「響」のスペシャルボトルコレクション


■干支にちなんだ龍が躍る豪華絢爛な意匠のスペシャルボトル

「サントリーウイスキー 響21年 有田焼 色絵赤玉雲龍文角瓶 2011」は、厳選した酒齢21年以上の希少な原酒をブレンダーの匠の技で丁寧にブレンドしたプレミアムウイスキーの「響21年」をボトリングした商品です。
「響21年」は幾重にも広がる複雑で繊細な香味が魅力ですが、この風味はブレンダーの匠の技がなければ生まれることはありません。
ブレンダーが丁寧にブレンドしたプレミアムウイスキーの味わいを最終的に決定するのがマスターブレンダーで、マスターブレンダーに認められたウイスキーだけが甘美で優雅で気品ある熟成香と滑らかな口当たりが特徴の「響21年」になるのです。
「サントリーウイスキー 響21年 有田焼 色絵赤玉雲龍文角瓶（いろえあかだまうんりゅうもんかくびん）2011」は、「スペシャルボトルコレクション2011」の一種として販売された有田焼の陶器製のボトルを使用した一本となっています。
有田焼の陶器製ボトルの正面には干支にちなんだ龍が描かれており、この龍は元禄時代の金襴手「色絵赤玉雲龍文鉢」に想を得たものです。
立方体の角型の陶器瓶には金で縁どりされ、菊菱地中央に龍が絢爛と躍る姿が描かれています。
また背面には飛鳳文が、瓶肩の部分には金彩の玉と赤の玉を配した豪華絢爛な意匠に仕上がっています。

■日本文化を数多く取り入れている「響」

サントリーでは「響と日本文化との共鳴」を大切にしており、「Resonance with Japanese Culture」の気持ちを響で表してきました。
有田焼の陶器ボトルを使用した「サントリーウイスキー 響21年 有田焼 色絵赤玉雲龍文角瓶 2011」もそのうちの一つで、「響35年」では人間国宝とのコラボレーションも行っています。
「響」は日本の自然や精神文化を色濃く残し、古来より受け継がれてきた伝統の技や思想に敬意を表しているウイスキーです。
それと同時に次代へと継承する価値を築くことも願い、文化の発展と華麗な技を磨いてきた匠たちに対する敬意も「響」には込められています。
そんな「響」が日本文化と共鳴することで、比類なき「美」が誕生したのです。
「響スペシャルボトルコレクション」の発売が開始されたのは2001年のことで、それ以来2014年まで毎年有田焼と九谷焼の陶器ボトルがそれぞれ1本ずつ発売されてきました。
唯一2009年だけは2種類とも有田焼の陶器ボトルが使用されていますが、どの年のボトルも日本が誇る伝統の窯焼きの匠の技が生きた作品となっています。
そのほかにも日本の春夏秋冬の自然の移ろいを意匠に纏った限定スペシャルボトルも「響」にはあり、「響21年」には「花鳥風月」（免税店限定）や「富士風雲図」の意匠ボトルが発売されました。
匠の技を持つ先人への畏敬の念が生み出したこれらの商品は、サントリーのマスターブレンダーたちに対する思いに通じていることは間違いありません。

■創業者から受け継がれてきたマスターブレンダー

1899年にサントリーの母体となる「鳥井商店」を興した創業者の鳥井信治郎は、初代マスターブレンダーとして「白札」や「赤札」、「オールド」に「ローヤル」といった傑作を生み出しました。
マスターブレンダーはウイスキーの味を最終的に決める重要な役割を担っており、サントリーでは代々信治郎の創業家一族が代々受け継いでその役割を務めています。
信治郎のブレンド技術は品質の高さはもちろん、複雑な香味が特徴でした。
サントリーではそのブレンド技術を守り続けるため、信治郎の次には2代目マスターブレンダーを次男の佐治敬三が、3代目のマスターブレンダーには信治郎の孫である鳥井信吾が2002年より務めています。
そしてそのマスターブレンダーの下、ブレンダーたちを統括する重要な存在がチーフブレンダーと呼ばれる人物です。
2代目マスターブレンダーの佐治敬三を支えたチーフブレンダーは佐藤乾で、現在は4代目チーフブレンダーの福與伸二が3代目マスターブレンダーの鳥井信吾を支えています。