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彩り鮮やかな有田焼の磁器ボトルに詰められた「響21年」のスペシャルボトル


■2005年のサントリー有田焼スペシャルボトル

「サントリーウイスキー 響21年 有田焼 色絵花鳥文瓶 2005」は「スペシャルボトルコレクション2005」として販売された特別ボトルに入ったウイスキーです。
ボトルの中には厳選した酒齢21年以上の希少なモルト原酒と、同じく酒齢21年以上の希少なグレーン原酒を吟味し、サントリーのブレンダーが匠の技で丁寧にブレンドした「響21年」が詰められています。
サントリー最高峰と呼ばれるプレミアムブレンデッドウイスキーの「響21年」は、甘美で優雅、そして気品ある熟成香と滑らかな口当たりが特長です。
「サントリーウイスキー 響21年 有田焼 色絵花鳥文瓶 2005」は有田焼の伝統を守る名門「岩尾對山窯」が、サントリー美術館所蔵の「色絵花鳥文壺」を参考に描かれました。
柔らかな白磁の丸瓶に花や鳥が彩り鮮やかに描かれており、2001年から発売されている「スペシャルボトルコレクション」の中では2003年に発売された「有田焼 色絵鶺鴒文丸瓶」を少し細長くした形状のボトルとなっています。
サントリー自慢の「スペシャルボトルコレクション」にまた一つ、有田焼の匠の技と伝統が息づいた秀逸作品が加わりました。
コレクターならぜひとも入手したい、中身も外観も第一級のスペシャルな逸品です。

■初代マスターブレンダーの言葉を守り続けるブレンダーたち

「サントリーウイスキー 響21年 有田焼 色絵花鳥文瓶 2005」にボトリングされている「響21年」は、サントリーのブレンダーが持つブレンド技術の粋を極めたプレミアムなブレンデッドウイスキーです。
サントリーの創業者であり初代マスターブレンダーだった鳥井信治郎は「モノいわぬ原酒と会話できるようにならないと、一人前のブレンダーとはいえぬ」という言葉を遺しました。
この言葉はサントリーの全てのブレンダーの胸に刻まれており、彼らが一日に300種類以上にも及ぶ原酒をテイスティングすることは珍しくありません。
それは同じ時期に同じ製法で仕込んだ原酒でも、貯蔵に使用する樽の種類や来歴によって異なるからです。
また貯蔵庫のどの場所で貯蔵するかということだけでも香りや味わいが微妙に異なってくるため、ブレンダーは樽ごとに異なる個性を見極める技術が求められます。
ウイスキーのブレンドにはレシピというものは存在せず、原酒の個性と熟成のピークを見極めるのはブレンダーの腕にかかってきます。
「大阪の鼻」と呼ばれたほどの優れた嗅覚を持っていた鳥井信治郎は、原酒の熟成ピークを的確に見極める術を持っていました。
ピークを迎えた原酒を重ね合わせ、一つにまとめてブレンデッドウイスキーに仕上げるには大変緻密な作業が要求されます。
繊細な感性と細やかな技は、まさに日本人だからこそ成し遂げられる匠の技といっても過言ではありません。
サントリーのブレンダーたちは今日も創業者・鳥井信治郎という偉大なマスターブレンダーの言葉を胸に、高度なブレンド技術を受け継いでいます。

■サントリーが贈るスペシャルボトルコレクション

サントリーではこれまでに「ウイスキーとやきものの出会い」と称して、さまざまな焼き物に詰めたウイスキーを世に送り出してきました。
「サントリーウイスキー 響21年 有田焼 色絵花鳥文瓶 2005」を抱える有田焼や九谷焼の磁器を使った「スペシャルボトルコレクション」のほかにも、人間国宝徳田八十吉作と十三代今右衛門作などとの「響35年」コラボレーション商品もあります。
またサントリーの年末恒例の「干支シリーズ」は1981年（昭和57年）より発売されている商品で、毎年数量限定で販売されています。
ウイスキーのボトルはウイスキーの品質を保ち、その旨さや香り高さと調和し、味わいを引き立てる役割を果たさなければなりません。
ウイスキーが一滴たりとも漏れないことはもちろんですが、実は美しさを兼ね備えながらウイスキーの品質や香り、味わいを引き立てる器を造り上げるのは簡単なことではないのです。
しかしサントリーのウイスキーと焼き物はどのシリーズも見事な調和を奏でており、それゆえに芸術作品としても高い評価を得ています。