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伝統的な有田焼とコラボしたサントリーウイスキー「響21年」


■海外ファンも多い「響21年」

響ウイスキーは、これまでに多くの銘柄を生み出し多数の賞を受賞してきました。
響ウイスキーシリーズの中でも特に価値が高いといわれているのが21年です。
2010年には、ワールド・ウイスキー・アワードブレンデッド部門で最高賞を受賞した実績があることでも知られています。
「響21年」は、数多くあるサントリーの国産ウイスキーの中でもトップ3に入る贅沢で満足度の高いブレンデッドウイスキーです。
山崎蒸溜所・白州蒸溜所・知多蒸溜所の原酒をブレンドし、それぞれの風味を楽しめむことができるのも魅力といえるでしょう。
サントリーが抱える原酒は、シングルで味わっても満足度が高いことでも知られていますが、3つの蒸溜所で丁寧に造られた希少な原酒をブレンドしているため、絶妙な味わいと香りを贅沢に堪能することも可能です。
現在、ジャパニーズウイスキーは、海外でも大きな人気を集めています。
サントリーは、海外でも熱烈な支持を得ている日本を代表する酒造メーカーとなっており、これまでに多くのジャパニーズウイスキーを世界に発信してきました。
近年では、サントリーのジャパニーズウイスキーの生産が追い付かず、海外では手に入れることが困難な銘柄も数多くあります。
「響21年」は、ほかの銘柄と比べると手に入れやすいウイスキーですが、多くのファンを獲得していることから現在、海外のみならず日本でも高値で取引されています。
大変貴重なジャパニーズウイスキーとなっており、高額な費用を出しても一度は味わってみたい一本といえるでしょう。

■世界が認めた「響21年」

響ウイスキーは、1989年にサントリーから発売されました。
創業90周年を記念して製造発売されており、これまでのサントリーの歴史が詰まったブレンデッドウイスキーです。
ブラームスが作曲した交響曲第一番からイメージして造られたという逸話があり、長期熟成した30種類以上もの原酒を使用しています。
響21年は、ホワイトオーク樽やミズナラ・シェリー樽を使用し、酒齢21年のモルトをブレンドしているのも特徴です。
2016年には、伊勢志摩サミットでも提供され、日本だけでなく国際的な人気を集めました。
数多くある国産のブレンデッドウイスキーの中でも「響21年」は、世界を制した自慢の一本です。
2017年には、インターナショナル・スピリッツ・チャレンジにおいて世界の頂点に立った経歴もあります。
1989年に発売されて以来、多くのウイスキーファンを魅了し、日本だけでなく海外でもジャパニーズウイスキー文化を根付かせたのも「響21年」の実力です。

■お宝になるボトルコレクション

「響21年」の味わいや香りを楽しめむだけでなく、スペシャルボトルをコレクションするという方も増えています。
スペシャルコラボとして限定で発売された「響21年」シリーズは数多くあり、日本の伝統や風土を感じられる有田焼や丸谷焼を使用したボトルシリーズも評判です。
「響21年」の贅沢な味わいだけでなく、歴史ある名門で造られた有田焼ボトルには、一つひとつ丁寧に匠が梅や松などの日本ならではの美しいデザインが施されています。
限定品として発売された「サントリーウイスキー 響21年 有田焼 色絵松鶴梅鶉文八角瓶 2001」は、贅沢な有田焼のボトルを使用しており、柿右衛門様式を採用しているのも特徴です。
梅や松、鶴などの縁起の良いものを描き、幸福感を感じられるボトルデザインになっているのも魅力といえるでしょう。
これまでに数多くの個性的なボトルデザインを採用し、贅沢な有田焼を使った「響21年」が発売されてきました。
しかしながら、「響21年」の有田焼スペシャルボトルコレクションは、2014年に生産が終了しています。
そのため、現在、「サントリーウイスキー 響21年 有田焼 色絵松鶴梅鶉文八角瓶 2001」を手に入れることは困難となっています。
オークションサイトなどでは、高額な値で取引されており、今後も価格は高騰すると予想されています。