menu list買取商品 - 響21年 九谷焼 古九谷風松竹梅文瓢箪型瓶 2010 サントリー
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響21年 九谷焼 古九谷風松竹梅文瓢箪型瓶 2010 サントリーの高価買取致します
響21年 九谷焼 古九谷風松竹梅文瓢箪型瓶 2010 サントリーのご紹介
買取参考価格 | 130000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | サントリースピリッツ株式会社 |
分類 | モルト/グレーン |
タイプ | 600ml/43度 |
「響21年」は、厳選した酒齢21年以上の希少な原酒をブレンダーの匠の技で丁寧にブレンドしたプレミアムウイスキーで、甘美で優雅で気品ある熟成香と滑らかな口当たりが特長です。
「響21年 九谷焼 古九谷風松竹梅文瓢箪型瓶(こくたにふうしょうちくばいもんひょうたんがたびん)」は、「スペシャルボトルコレクション2010」の一種として販売されました。
吉祥文である松竹梅をのびやかにあしらった大胆な意匠は、古九谷の大皿でも知られたデザインの一つで、九谷上絵付けの名匠が一瓶一瓶に精魂を傾けて、黄、青(緑)、紫の三彩で描き上げました。
瓢箪型の球面に描かれた力強い筆致による躍動感が印象的です。
響21年 九谷焼 古九谷風松竹梅文瓢箪型瓶 2010 サントリーの歴史
匠と匠の技の共鳴
■物いわぬ原酒と会話する
サントリー「響」を生み出したのは、サントリーのマスターブレンダー2代目、佐治敬三です。
いくつもの原酒の香味が幾重にも広がる「響」は、ブレンダーの卓越した技なくしてこの世に生まれることはありませんでした。
サントリー90周年という輝かしいセレモニーにおいて、サントリーが自信を持って世に出せるウイスキーをという思いから造られたのが「響」です。
その強い思いに応えることができたのは、初代から匠の技を伝授された佐治の技術あってのことといえるでしょう。
ウイスキーの味わいを決める責任重大なマスターブレンダーの地位は、創業者であり「大阪の鼻」と異名を取った鳥井信治郎の創業家一族が代々受け継ぎ、その技を守り続けています。
現在は信治郎の孫である鳥井信吾が務めていますが、ブレンダー代々の心には初代の深い言葉が刻まれています。
「モノいわぬ原酒と会話できるようにならないと、一人前のブレンダーとはいえぬ」
これは信治郎が遺した言葉です。
ブレンデッドウイスキーのほとんどを決めてしまうほど重い仕事であるブレンドのレシピは、数字や文字などで記すこともできません。
ひと樽ごとに個性も異なり、熟成度も異なる、そのポテンシャルやピークを知り、間違いのないときに間違いのない原酒を選び抜く技は、まさに匠の技といえるでしょう。
■鼻で黄金比を導き出した初代
創業者である鳥井信治郎の異名は「大阪の鼻」でした。
これは終戦直後のエピソードとしても残っています。
信治郎は進駐軍の将校たちが持っていた煙草の銘柄を匂いだけで当て、きき酒コンクールでも同席者を常に圧倒したといいます。
全ての発見は自分で行い、鼻で嗅ぎ当てました。
丁稚奉公で調合の訓練をしていたといいますが、生まれついての才能を自力で開いた努力家だったといえるでしょう。
そんな初代マスターブレンダーの信治郎が最高傑作とも呼ばれる名作を生み出しました。
それがサントリー「ローヤル」です。
最後にして最高の名作といわれていますが、ジャパニーズブレンデッドウイスキーの黄金比を導き出した傑作といえるでしょう。
日本人の感性で世界に愛されるウイスキーを造るという夢を持ち、1923年に京都郊外の山崎に日本初のウイスキー蒸溜所を建設した同が、時代の流れや嗜好を捉えながら人生で生み出した逸品です。
■角瓶から山崎そして響へ
次男の佐治敬三が2代目マスターブレンダーとして響を生み出したのは1989年です。
サントリー創業90周年の記念に造り上げた最高峰と呼ぶにふさわしいジャパニーズウイスキーであり、日本の自然が育てた原酒を幾種類もブレンドし、世界へ発信した同社の理念の形です。
日本初の蒸溜所を命がけで立ち上げた信治郎が1929年にリリースした「白札」は惨敗、そこから8年後の1937年にようやくヒットとなる「角瓶」が誕生し、その後1984年には「山崎」という大ヒットも生まれました。
数々の困難を乗り越え、技術を磨きながら造り上げた「響17年」がリリースされたのは、1989年のことです。
そこには初代マスターブレンダーの信治郎が築き、佐治敬三が引き継ぎ磨き上げた最高の香味が凝縮されています。
■サントリーウイスキー 響21年 九谷焼 古九谷風松竹梅文瓢箪型瓶 2010
「響21年」は、酒齢21年以上の希少な原酒をブレンドしたプレミアムウイスキーです。
もちろんマスターブレンダーの匠の技が存分に発揮され、優雅で気品ある熟成香が特徴となっています。
注目はそれを封じた九谷焼の「古九谷風松竹梅文瓢箪型瓶(こくたにふうしょうちくばいもんひょうたんがたびん)」ですが、これは「スペシャルボトルコレクション2010」の一つです。
松竹梅をあしらった意匠は古九谷の大皿でよく知られたデザインであり、こちらも絵付けの名匠が精魂傾けて描き上げています。
ウイスキーの匠と焼き物の匠の技が合わさった稀に見る逸品であり、「響」が日本文化と共鳴することが見て取れるでしょう。
日本の自然や精神文化を宿す「響」と、古来より受け継がれてきた焼き物の技と思想、共に次の世代へと継ぐべき文化的価値を持つもの同士の共鳴です。
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