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■年間数千本の希少品
サントリーウイスキー響３０年は酒齢30年以上のモルト原酒を用いることから、年間数千本しかつくれない希少で貴重な数量限定販売品となっています。
サントリーが保有する3つの蒸留所で大切に貯蔵されてきた超長期熟成樽の中から最低でも酒齢30年以上の時を経過した秘蔵のモルト原酒の中からさらに厳選されます。
モルト原酒に加えて同じく酒齢30年以上の円熟グレーン原酒を厳選して、丁寧にブレンドされて、少しずつ特徴の異なる原酒が共鳴して響き合う、複雑な香味と円熟味に優れたバランスのよいウイスキー響３０年が出来上がります。
酒齢30年を超える樽は数も限られるため、慎重かつ丁寧な作業が求められます。
そのため、ベテランの職人やブレンダーたちにより、全てが手作業で行われています。
宝石のように輝く、響の年数にも合わせた30面カットのクリスタルボトルに入れられ、贅沢な美酒として優雅な時間を過ごし、贈り物にも喜ばれます。
原材料はモルトとグレーンでアルコール度数は43％と飲みやすく、容量700mlでメーカー希望小売価格125,000円となっています。

■響ができるまでの歴史
日本人の繊細な感性を使って世界で愛されるウイスキーをつくりたい、日本人の繊細な味覚に合う国産ウイスキーをつくりたいという情熱のもとで、もとで、日本における初のウイスキー造りの歴史を開いたのが、サントリーの創業者である鳥井信治郎です。
京都の郊外にある湿潤な気候と美しい湧き水がウイスキー造りに適した山崎にの地を探し当て、大正時代の1923年に日本初のウイスキー蒸溜所の建設に着手します。
本場スコットランドのウイスキー造りの手法をお手本にしながら、日本の気候風土に合い、日本人の繊細な五感に見合う香味のウイスキー造りに試行錯誤を繰り返します。
当時はウイスキーのような洋酒は馴染みがなく、受け入れられること事態に大きな障壁がありました。
そこで、日本酒や焼酎といったお酒しか知らない日本人にも飲みやすく、時代のトレンドや当時の人々の嗜好を踏まえたブレンドが大きなカギを握りました。
生まれながらに鋭い嗅覚をもち、才覚を持った鳥井信治郎によってブレンドが行われ、「白札」にはじまり、やがて「角瓶」や「オールド」「ローヤル」と日本人に愛される数々のブレンデッドウイスキーが生み出されていったのです。
その後、信治郎の次男である佐治敬三が二代目マスターブレンダーを受け継ぎ、1984年には新しいウイスキーとして、当時のブレンデッドウイスキーとは異なる山﨑蒸留所のモルト原酒を用いたシングルモルトウイスキー「山﨑」を開発し、その後の1989年に「響」が誕生します。
1989年はサントリーが創業90周年を迎える記念の年にあたり、日本のウイスキーの最高峰を目指して造り出したのが「響」です。
サントリーの企業理念である「人と自然と響きあう」から名前が付けられ、ウイスキーづくりを通して世界の人々や大切な自然と共生していくという想いが込められています。

■響にブレンドされる3つの蒸留所の原酒
サントリーウイスキー響３０年にはサントリーが誇る日本の四季を感じられる歴史ある山﨑蒸留所と、世界的にも珍しい森の中にある自慢の白洲蒸留所のモルト原酒、そして伊勢湾に臨む知多蒸留所で造られるグレーン原酒が用いられ、サントリーが誇る3つの蒸留所の原酒が響き合って造られています。
創業当時から変わらない品質を誇る名水と湿潤な気候に恵まれた京都の山崎蒸溜所で育まれるモルト原酒は華やかで雅な香味ああります。
山梨の甲斐駒ケ岳の麓にある白州蒸溜所で育まれるモルト原酒は、新緑のような爽やかな香りと軽快な口あたりが特徴です。
そして、知多半蒸留所で育まれるグレーン原酒は、ブレンデッドウイスキーの基調となるとともに、2つの蒸留所のモルト原酒の個性を引き立てながら全体の調和を導く役割を果たしてくれます。