menu list買取商品 - ハイハイ ニッカ (HiHi Nikka) 初号
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ハイハイ ニッカ (HiHi Nikka) 初号の高価買取致します
ハイハイ ニッカ (HiHi Nikka) 初号のご紹介
買取参考価格 | 4100円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ニッカウヰスキー株式会社 |
分類 | モルト/グレーン/スピリッツ |
タイプ | 720ml/39度 |
1964年に発売されたハイニッカ第一号です。
発売当初は「ハイニッカ」ではなく、「ハイハイニッカ」という品名で販売していました。
名前の要因の一つとして、「ニッカください。ハイハイ!」というリズム感を竹鶴政孝が気に入り、この商品名で販売したがっていたことがあげられています。
当時、2級のウィスキーとして販売していたが故に、モルトとカフェグレーンに加えてスピリッツを多く含ませていましたが、それでも酒税法の最低限度までモルトを使い、「多くの人に手頃でおいしいウィスキーを飲んでもらいたい」という竹鶴政孝の想いが詰まった商品です。
ウィスキーが初めてな方でも美味しいと思えるような、ソフトな味わいが特徴のウィスキーです。
ハイハイ ニッカ (HiHi Nikka) 初号の歴史
竹鶴政孝が気に入ったことが商品名となったハイニッカの第一号・ハイハイニッカ
■銘柄名の「ハイハイ」はリズム感が決め手となった
「ハイハイ ニッカ (HiHi Nikka) 初号」は1964年(昭和39年)に発売された、記念すべきハイニッカ第一号商品です。
発売当初は「ハイハイニッカ」は、現在使われている「ハイニッカ」という商品名ではありませんでした。
というのもニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝が「ニッカください。
ハイハイ!」というリズム感を、たいそう気に入ったためと伝えられています。
政孝が「ハイハイ」の商品名で販売したがったことが、「ハイハイ ニッカ (HiHi Nikka) 初号」の誕生につながりました。
発売当時の日本では日本酒などのお酒に酒税がかけられる「酒税法」というものがあり、ウイスキーは「雑酒」に分類されていました。
特級ウイスキー造りに頑固にこだわっていた政孝でしたが、酒税の影響を受け苦渋の決断で2級ウイスキー造りを手掛けます。
そして販売したのが「ハイハイ ニッカ (HiHi Nikka) 初号」でした。
「ハイハイ ニッカ (HiHi Nikka) 初号」はモルトとカフェグレーンに加えてスピリッツを多く含ませていましたが、本物のウイスキーにこだわる政孝は酒税法が定める最上限度までモルトを使っていました。
そこには「多くの人に手頃で美味しいウイスキーを飲んでもらいたい」という政孝の想いが詰まっていたのです。
政孝の願い通り、「ハイハイ ニッカ (HiHi Nikka) 初号」はウイスキーが初めてという方にも美味しいと思える、ソフトでやわらかな味わいに仕上がりました。
発売当時2級ウイスキーとしては驚異の人気を博した「ハイハイ ニッカ (HiHi Nikka) 初号」の、破格の値段でありながら格別の美味しさを実現させたその風味をぜひ堪能してください。
■ウイスキー造りへのこだわりから銘酒が生まれた
スコットランドで本場のスコッチ・ウイスキー造りを学んだニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝にとって、モルトウイスキーの使用に上限を決める酒税法は厄介な存在だったに違いありません。
特級ウイスキー造りにすべてをかけていた政孝はニッカウヰスキーの初代マスターブレンダーとして、まるでウイスキー等級制度に反発するかのように特級ウイスキーだけを販売していました。
しかし酒税法は高級ウイスキーの特級酒のみを販売していたニッカウヰスキーの経営を、次第に圧迫していくようになります。
1956年(昭和31年)当時の酒税法では、2級ウイスキーに加えるモルトの上限は5%でした。
竹鶴政孝は経営の立て直しを図るために仕方なく2級ウイスキーの製造に着手し、出来上がったのがモルトを5%の最上限ぎりぎりまで入れた「丸びんニッキー」です。
1962年(昭和37年)に酒税法が改正され、2級ウイスキーのモルトの上限は10%まで引き上げられました。
政孝は2級ウイスキーの原酒混和率10%とアルコール度数39度を保つ2級ウイスキー造りに取り組み、誕生したのが「ハイハイ ニッカ (HiHi Nikka) 初号」です。
2級ウイスキーのモルト混和率に上限はあるものの、下限はありません。
すなわち1%でもモルトが入っていれば、2級ウイスキーとして売り出すことができたのです。
しかし本物のウイスキー造りにこだわる政孝のプライドがそれを許すはずはなく、結果として高品質で低価格の2級ウイスキーが出来上がりました。
人々が「ハイハイ ニッカ (HiHi Nikka) 初号」の美味しさに気付くのに、時間がかからなかったことはいうまでもありません。
■宮城蒸溜所の選定にも用いられたハイニッカ
ニッカウヰスキーの宮城蒸溜所のそばに流れる新川(にっかわ)は、宮城蒸溜所建設の場所を選定する決め手となった川です。
ウイスキー造りにとって良質な水は欠かすことができない存在で、新川を見つけた政孝は水割りの味の見極めるのに「ハイニッカ」を使用しました。
政孝にとってすべてのウイスキーの起源が「ハイニッカ」にあることを、如実に知らしめる逸話です。
「ハイハイ ニッカ (HiHi Nikka) 初号」には「ハイニッカをより楽しんで呼んでもらいたい」との政孝の想いが、強く息づいているウイスキーといっても過言ではありません。
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