menu list買取商品 - イチローズモルト 秩父 ザ・ファースト
スピード査定はこちら「今すぐ価格が知りたい」
0120-962-166
(電話受付時間 10:00〜19:00 木曜日定休)
- 買取商品検索
イチローズモルト 秩父 ザ・ファーストの高価買取致します
イチローズモルト 秩父 ザ・ファーストのご紹介
買取参考価格 | 9000円前後
生産国 | 日本 |
---|---|
生産者名 | ベンチャーウイスキー秩父蒸留所 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 秩父市 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/61度 |
2008年2月に稼働を開始した秩父蒸留所の原酒が、3年の熟成期間を経てリリースした「イチローズモルト 秩父 ザ・ファースト」です。
バーボン樽で熟成したモルト原酒を31樽分厳選してブレンドしており、樽出しの高いアルコール度数61%でパワフルかつリッチで深い味わいをお楽しみいただけます。
秩父蒸溜所における一生に一度となる記念すべきファースト・リリースボトルとして、7,400本のみ2013年にボトリングされたこちらのボトルはコレクションアイテムとしての人気も高く、非常に入手困難な銘柄となっております。
イチローズモルト 秩父 ザ・ファーストの歴史
こだわりと努力が花開くイチローズモルト 秩父 ザ・ファースト
■イチローズモルトの誕生に至るまで
イチローズモルトは生みの親である肥土伊知郎氏の名前からネーミングされた、ウイスキーブランドです。
肥土伊知郎氏は埼玉県秩父市にあった東亜酒造の創業者の孫であり、1965年に生まれました。
東亜酒造は羽生蒸溜所でウイスキー造りも手掛けていた、地ウイスキーのパイオニア的存在です。
3代目として家業を継ぐべく大学で醸造学を専攻し、ウイスキー造りを実践的に学ぶため、ジャパニーズ・ウイスキーのパイオニアであるサントリーに就職して経験を積んできました。
父親が受け継いでいた東亜酒造へと家業を継ぐべく戻りますが、経営状態が悪化し、会社を売却することになってしまうのです。
売却先の会社ではウイスキー部門は承継しない決定を下したため、羽生蒸溜所のウイスキー原酒が消滅する危機に見舞われます。
大切な原酒を守る決心をした肥土伊知郎氏は、自らが原酒を引き取ったうえで、貯蔵に適した場所を探しまわり、ようやくのことで福島県にある笹の川酒造で、状況が改善するまで預かってもらうことができました。
努力を重ねた結果、肥土伊知郎氏は地元である埼玉県秩父市に株式会社ベンチャーウイスキーを2004年に立ち上げるに至ったのです。
肥土伊知郎氏はその後も笹の川酒造の原酒のもとへと足を運んで、原酒の管理を続け、2005年に初のイチローズモルトをリリースします。
その間も、肥土伊知郎氏はスコットランドへ視察に出かけ、ウイスキーづくりを学びながら、閉鎖された羽生蒸溜所に代え、新たな蒸溜所づくりの準備を進めていました。
そして、2007年に秩父蒸溜所が完成すると、2008年2月から社員4名のマイクロディスティラリーとしてウイスキーづくりをスタートさせたのです。
■イチローズモルト 秩父 ザ・ファーストの誕生
秩父蒸溜所が2008年2月に蒸溜をスタートさせ、3年の熟成期間を経て初めてリリースされたのがイチローズモルト 秩父 ザ・ファーストです。
バーボン樽で熟成したモルト原酒のうち、31樽が厳選されてブレンドされました。
アルコール度数は61%と高く、樽出しならではのパワフルさを楽しむことができます。
パンチが効いているだけでなく、リッチで深い味わいが特徴です。
秩父蒸溜所における最初の記念すべきファースト・リリースボトルとして、2013年に7400本のみボトリングされた希少価値の高い銘柄です。
■秩父蒸溜所の特徴
秩父蒸溜所には肥土伊知郎氏ならではの、こだわりが詰まっています。
なんと、発酵槽にもジャパニーズ・オークとしてエキゾチックな風味をもたらすミズナラを使用しているのです。
通常は金属素材を使って安定化を図るものですが、あえて木材のミズナラを使用することで、乳酸菌の働きにより、ウォッシュに豊かな風味を加えることができます。
ポットスチルにはスコットランド・フォーサイス社製を採用しています。
2019年2月に新たなポットスチルを加えたことで、ウォッシュに直接蒸気を当てる直接蒸溜のニューメイクができるようになり、肥土伊知郎氏の長年の目標が叶えられました。
こだわりのポットスチルで蒸溜されたニューメイクはバーボンやシェリー、ワイン樽をはじめ、自ら北海道に行って仕入れた木材で作るミズナラ樽で熟成されます。
貯蔵法はダンネージスタイルという伝統的な方法を採用しています。
床に輪木と呼ばれる木製のレールを敷き、その上に樽を並べていく方法です。
その樽の列の上にさらに輪木を敷いて樽を積み重ねていき、3段から4段ほど積み上げるという熟成スタイルです。
蒸溜所がある秩父は夏は高温多湿で冬は氷点下に至るような寒暖の差のある気候や風土を持ち、国内の蒸溜所の中でも異なる熟成ができ、イチローズモルトならではの独特の個性が生まれます。
福島県の酒蔵で大切に貯蔵されている羽生蒸溜所の原酒と、秩父蒸溜所で新たに生み出されたモルト原酒をヴァッティングさせたダブルディストラリーなど、こだわりのウイスキーが次ーに生み出されています。
- 買取商品検索