menu list買取商品 - イチローズモルト 秩父 オン・ザ・ウェイ 2013
スピード査定はこちら「今すぐ価格が知りたい」
0120-962-166
(電話受付時間 10:00〜19:00 木曜日定休)
- 買取商品検索
イチローズモルト 秩父 オン・ザ・ウェイ 2013の高価買取致します
イチローズモルト 秩父 オン・ザ・ウェイ 2013のご紹介
買取参考価格 | 18000円前後
生産国 | 日本 |
---|---|
生産者名 | ベンチャーウイスキー秩父蒸留所 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 秩父市 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/58度 |
「イチローズモルト 秩父 オン・ザ・ウェイ 2013」は、2008年に秩父蒸溜所が創業開始してから5年後となる2013年に瓶詰された、ジャパニーズ・シングルモルトウイスキーです。
白檀などの香木やハーブを連想させるトップノートに、バニラやハチミツのようなコクのある甘さと柑橘系のフルーティーさを感じる味わいで、特徴を生かすためにアルコール度数を高めてボトリングされています。
2008年から蒸留したミズナラ樽の貴重な原酒を含めた2010年までのビンテージを使用して造られた「オン・ザ・ウェイ」は、9,900本限定リリースの貴重なボトルとなっており、イチローズモルト人気も相まって市場でも価格が高騰している傾向にございます。
イチローズモルト 秩父 オン・ザ・ウェイ 2013の歴史
秩父蒸溜所5年熟成イチローズモルト 秩父 オン・ザ・ウェイ 2013
■イチローズモルト 秩父 オン・ザ・ウェイ 2013の特徴
イチローズモルト 秩父 オン・ザ・ウェイ 2013は、2008年に操業をスタートした秩父蒸溜所で、稼働後5年となる節目の2013年にボトリングされました。
2008年に蒸溜してミズナラ樽で貯蔵した熟成5年物から、熟成から3年を経過した2010年までの原酒をヴァッティングしたもので、9,900本の数量限定でリリースされました。
ジャパニーズ・オークとして注目されるミズナラ特有の白檀などの香木やハーブのようなトップノートが感じられ、バニラやハチミツのようなコクのある甘さと柑橘系の爽やかなフルーティーさ感じる味わいが特徴です。
■秩父蒸溜所の特徴
秩父蒸溜所は2007年11月に竣工し、翌年の2008年2月に国税庁から酒造免許が交付されて蒸溜をスタートさせた社員数4名ほどのマイクロディストラリーです。
開設、運営しているのは埼玉県秩父市にある2004年創業の株式会社ベンチャーウイスキーの社長であり、2004年に閉鎖されてしまった羽生蒸溜所の創始者の孫にあたる肥土伊知郎氏です。
秩父蒸溜所には肥土伊知郎氏のこだわりが詰まっています。
特にほかとは違うのは、発酵槽に木材のミズナラを使用している点です。
通常は金属素材を用いて安定を図るのですが、あえてミズナラを使用することで、生きている木材から発生する乳酸菌の働きでウォッシュを豊かな風味にしてくれるのです。
樽にもこだわりがあり、肥土伊知郎氏自ら北海道に出向いてミズナラの丸太を仕入れ、自社に備えた樽工房で樽職人が加工を行っています。
本場スコットランドでも自社で樽まで作っている蒸溜所は少なくなっており、丁寧でこだわりのあるウイスキー造りが行われているのです。
イチローズモルト 秩父 オン・ザ・ウェイ 2013がリリースされる前年の2012年には、アメリカのウイスキー・アドボケート・アワードで秩父蒸溜所のシングルモルトウイスキーがジャパニーズウイスキー・オブ・ザ・イヤーを受賞しており、世界的な評価をされている注目の蒸溜所なのです。
■秩父蒸溜所誕生までの歴史
2004年に羽生蒸溜所が閉鎖されたのは、肥土伊知郎氏の父親の代に家業であった東亜酒造が経営難に陥ったためです。
2000年には民事再生を申請し、会社は売却されることになりました。
その際にウイスキー事業からの撤退と羽生蒸溜所に貯蔵されていたウイスキー原酒の廃棄を求められたため、肥土伊知郎氏は原酒を守るべく、東奔西走し、福島県の笹の川酒造に預かってもらうことに成功します。
ウイスキーとしての販売を目指して、2004年に株式会社ベンチャーウイスキーを設立、2007年には念願の新しい蒸溜所として秩父蒸溜所の開設につなげたのです。
蒸溜所の開設や運営は初めてであったため、肥土伊知郎氏はスコットランドを中心に多くの蒸溜所を訪問して、蒸溜所運営のノウハウを学び歩きました。
2006年の7月には着工が迫っていた秩父蒸溜所の操業の参考にする目的で、メルシャンの軽井沢蒸溜所に懇願し、1ヶ月だけ働かせてもらい、仕込みから樽詰めまでの実務経験を積んでいます。
さらに2007年にはスコットランドのベンリアック蒸溜所でも1ヶ月住み込み、仕込みの実務を習得するとともに、現地のクラフトマンから技術アドバイスなども受けました。
2007年11月に念願の秩父蒸溜所が完成し、翌2008年2月から蒸溜をスタートさせます。
もっとも、ウイスキーは熟成期間を経なければ製品化はできません。
最低でも3〜5年の年数が必要になるため、その間はウイスキーを樽ごと販売することや地元銀行から資金調達をして資金繰りをしながら、秩父蒸溜所のイチローズモルトのリリースを目指してきたのです。
江戸時代から続いた家業であった東亜酒造や祖父の代に築き上げた羽生蒸溜所は失われましたが、その伝統と想いを受け継いだ肥土伊知郎氏の手で、秩父蒸溜所という形でよみがえりました。
- 買取商品検索