menu list買取商品 - イチローズモルト ハニュウ 2000 ウイスキートーク福岡 2012
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イチローズモルト ハニュウ 2000 ウイスキートーク福岡 2012の高価買取致します
イチローズモルト ハニュウ 2000 ウイスキートーク福岡 2012のご紹介
買取参考価格 | 80000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ベンチャーウイスキー羽生蒸留所 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 羽生市 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/60.1度 |
九州における最大のウイスキーの祭典「ウイスキートーク福岡2012」にてリリースされたオリジナルボトルです。
「ウイスキートーク福岡」は日本各地、そして海外のウイスキーファンから「6月といえば、ウイスキートーク福岡」と称される一大イベントに成長しています。
「月と失われゆく動物シリーズ」の第二弾として登場したボトルには、トキがデザインされており、羽生蒸留所が閉鎖された2000年最後の蒸留となる原酒を、アメリカンオークパンチョンカスクで12年間熟成させて瓶詰めしました。
羽生蒸溜所原酒ならではの甘さをお愉しみいただけます。
イチローズモルト ハニュウ 2000 ウイスキートーク福岡 2012の歴史
数量限定で希少なイチローズモルト ハニュウ 2000 ウイスキートーク福岡 2012
■イチローズモルト ハニュウ 2000 ウイスキートーク福岡 2012の特徴
イチローズモルト ハニュウ 2000 ウイスキートーク福岡 2012は九州で開催され国内外からウイスキーファンが集うイベント「ウイスキートーク福岡2012」のために用意された限定ボトルです。
ウイスキートーク福岡は2010年から開催されており、イチローズモルトのイベント出展は2011年に続く2回目となります。
第一弾のボトルは「月と失われゆく動物シリーズ」の1シリーズ目として、絶滅してしまったニホンオオカミが描かれていました。
今回はその2シリーズ目として天然記念物として保護されているトキがデザインされています。
イベントに訪れた人だけが、数量限定で買える貴重なデザインのボトルには2000年の蒸溜を最後に閉鎖されてしまった埼玉県にあった羽生蒸溜所の原酒が詰められています。
羽生蒸溜所の原酒を使ったウイスキーは、今や世界で高い評価を受け、世界にファンが増大しているプレミア価値も高い逸品です。
イチローズモルト ハニュウ 2000 ウイスキートーク福岡 2012は今では失われてしまった羽生蒸溜所で最後に蒸溜された原酒を、アメリカンオークパンチョンカスクで12年間熟成させたシングルモルトが詰められています。
失われてしまった羽生蒸溜所、そしてイチローズモルトとして復活を遂げて世界的な評価を受けて輝きを放つことが、ボトルデザインの「月と失われゆく動物シリーズ」と重なり合っているのです。
美しいデザインを楽しみながら、今はなき羽生蒸溜所と羽生蒸溜所が残してくれたシングルモルトを味わいたいものです。
■羽生蒸溜所が失われたのはなぜ?
埼玉県羽生市に羽生蒸溜所が造られたのは1946年の戦後間もない時期で、江戸時代の1625年(寛永2年)から続く秩父にあった東亜酒造が、日本酒造りからの多角化としてウイスキー造りをスタートさせました。
もっとも、ウイスキーは長い熟成期間が必要なお酒であり、すぐに販売できるものではありません。
また、日本でウイスキーが庶民の間にも少しずつ広まり始めたのは、高度成長期以降のことであり、バブル景気でようやく盛り上がりを見せるほどであり、市場規模が大きいわけではありませんでした。
そのため、羽生蒸溜所で造られた原酒は長い間ひっそりと眠り続けていたのです。
東亜酒造はバブルで賑わいを見せる中で日本酒やビールなどの販売を行っていましたが、バブルが弾け、長い不況に入ると一気に経営が悪化していきました。
羽生蒸溜所を開設した代の孫にあたる肥土伊知郎氏は、会社を立て直すべく、自ら紙パックの日本酒を営業して歩きます。
苦境の中で貯蔵されていた原酒を見つけ、ウイスキーの価値を知るバーテンダーを巡って試飲してもらったところ、個性的で面白い味と評価してくれ、羽生蒸溜所の原酒を次々と熟練のバーテンダーに紹介してくれたのでした。
ですが、営業の甲斐もなく、2000年に民事再生法を申請するに至ります。
東亜酒造を買収した酒造メーカーは採算の採れないウイスキー事業からの撤退を表明し、羽生蒸溜所の撤去と400樽の原酒の廃棄を求めたのでした。
■羽生蒸溜所の原酒が月となって輝くまで
祖父やウイスキー職人の情熱の結晶であり、ウイスキーを理解するバーテンダーからも評価を得た原酒を廃棄するわけにはいかないと考えた肥土伊知郎氏は、樽を預かってくれるところを探すために東奔西走します。
苦労を重ねた末、福島県にある笹の川酒造で預かってもらうことができました。
そして、2005年に羽生蒸溜所の原酒を自らの名を冠したイチローズモルト ヴィンテージシングルモルトとしてリリースするに至りました。
肥土伊知郎氏は初めての製品を売り出すために、またもバー営業を行いました。
2年がかりで2,000軒以上のバーを巡っていったのです。
バー巡りをしている際にたまたま出会ったデザイナーがカードシリーズのラベルを手掛けてくれるなど、羽生蒸溜所の原酒が日の目を見て、蒸溜所の形は失われつつも月となって輝く成果を上げることができました。
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