menu list買取商品 - イチローズモルト 羽生10年 ファイナルビンテージ・オブ・ハニュウ 2000
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イチローズモルト 羽生10年 ファイナルビンテージ・オブ・ハニュウ 2000の高価買取致します
イチローズモルト 羽生10年 ファイナルビンテージ・オブ・ハニュウ 2000のご紹介
買取参考価格 | 40000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ベンチャーウイスキー羽生蒸溜所 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 羽生市 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/59度 |
こちらの「ファイナルビンテージ・オブ・ハニュウ 2000」は、かつて東亜酒造が所有していた羽生蒸溜所が閉鎖された最後の年、2000年に蒸溜した原酒をパンチョン樽で10年熟成させ、2010年にボトリングした1本です。
バニラやはちみつ、メイプルシロップのような甘みとフルーツの香り、そして深みのある熟成感が口の中で広がり、ハーブを思わせるタンニンなど樽由来の豊富なフレーバーが長い余韻に続きます。
褐色がかったゴールドカラーに合わせて、コルクキャプに新型ボトルを採用することによりさらなる高級感を醸し出しています。
イチローズモルト 羽生10年 ファイナルビンテージ・オブ・ハニュウ 2000の歴史
今はなき羽生蒸溜所の最後の原酒ファイナルヴィンテージ・オブ・ハニュウ 2000
■貴重なファイナルヴィンテージ・オブ・ハニュウ 2000
ファイナルヴィンテージ・オブ・ハニュウ 2000は、埼玉県羽生市にあった羽生蒸溜所で閉鎖前の最後となる2000年に蒸溜された貴重な原酒をパンチョン樽で10年熟成させ、2010年にボトリングされたものです。
羽生蒸溜所は2000年に最後の蒸溜を行った後に閉鎖され、2004年には撤去されています。
今はなき蒸溜所の希少な原酒を詰めた、希少価値の高いシングルモルトです。
バニラやハチミツ、メイプルシロップのような甘みとフルーツの香りが楽しめ、10年の年月を感じる深みのある熟成感が口の中で広がります。
爽やかなハーブやタンニンなど樽由来の豊かなフレーバーとともに、長い余韻を楽しむことができます。
■閉鎖されてしまった羽生蒸溜所
ではなぜ、羽生蒸溜所は2000年の蒸溜を最後に閉鎖されてしまったのでしょうか。
羽生蒸溜所を所有、運営していたのは、江戸時代の1625年(寛永2年)から続く老舗の酒蔵である、埼玉県秩父市にあった東亜酒造です。
秩父鉄道の開通をきっかけに1941年に埼玉県羽生市へと進出し、第二次世界大戦後の1946年にはウイスキー販売免許を取得しました。
そして、羽生蒸溜所を開設してウイスキー造りをスタートさせています。
もっとも、この時代は日本ではウイスキーは庶民に親しまれるお酒ではなく、無名の小さな蒸溜所のウイスキーが販売されることはありませんでした。
東亜酒造は日本酒やビールをメインに営業を行っていましたが、バブル崩壊とそれに続く長引く不況の影響で経営が悪化し、2000年に民事再生法を申請し、事実上の倒産となりました。
売却先となった酒造メーカーからは、採算の採れないウイスキー造りからの撤退と羽生蒸溜所の撤去、貯蔵されていた400樽の原酒の廃棄を求められたのです。
これによって、羽生蒸溜所は2000年の蒸溜を最後に閉鎖され、2004年には撤去されました。
■羽生蒸溜所の原酒が無事だった理由
売却条件に従えば、羽生蒸溜所の原酒は廃棄され、ファイナルヴィンテージ・オブ・ハニュウ 2000としてリリースされることはあり得ないといえます。
なぜ、2010年になって最後の蒸留酒をリリースすることができたのでしょうか。
それには、東亜酒造に生まれ、羽生蒸溜所を開設した代の孫にあたる肥土伊知郎氏による努力と苦労が実を結んだためです。
祖父やウイスキー職人が手掛けた大切な原酒を無駄にしてはいけないと立ち上がった肥土伊知郎氏は、全国各地を奔走して、目途が立つまで原酒を保管してくれる受け入れ先を探して回りました。
苦労に苦労を重ねた末、ようやく、福島県の笹の川酒造で預かってもらうことができたのです。
その後、2004年9月にウイスキーを販売するために株式会社ベンチャーウイスキーを立ち上げ、預かってもらっていた羽生蒸溜所の原酒をもとに2005年にイチローズモルト ヴィンテージシングルモルトとして、初めての販売を行いました。
イチローズモルトの名称は肥土伊知郎氏の名前に由来するものです。
無名だった羽生蒸溜所のウイスキーは、2006年に販売したイチローズモルト キングオブダイヤモンズが、世界的なウイスキーの評価機関としても名高いイギリスのウイスキー専門誌であるウイスキーマガジンのプレミアム・ジャパニーズウイスキー部門で最高得点を獲得し、ゴールドメダルを受賞するという、ウイスキー業界を揺るがす驚きの快挙をたたき出します。
その後も、2007年から5年連続で、世界的なコンテストであるワールドウイスキーアワード(WWA)のジャパニーズ部門で世界最優秀賞を受賞する栄誉に輝きました。
一躍世界のウイスキー愛好家から注目を集め、世界にイチローズモルトのファンが拡大するきっかけを作りました。
羽生蒸溜所のほかの蒸溜所にはない個性的な風味と味わいの原酒と肥土伊知郎氏のこだわりが世界のウイスキーファンの心をつかんでいます。
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