menu list買取商品 - イチローズモルト 羽生15年 ファイナルビンテージ・オブ・ハニュウ 2000
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イチローズモルト 羽生15年 ファイナルビンテージ・オブ・ハニュウ 2000の高価買取致します
イチローズモルト 羽生15年 ファイナルビンテージ・オブ・ハニュウ 2000のご紹介
買取参考価格 | 70000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ベンチャーウイスキー羽生蒸留所 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 羽生市 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/46.5度 |
こちらの「ファイナルビンテージ・オブ・ハニュウ 2000」は、かつて東亜酒造が所有していた羽生蒸溜所の原酒の中から、最後のビンテージである2000年の蒸溜液より15年熟成した原酒のみをヴァッティングし、3710本がボトリングされました。
羽生蒸留所は2004年に取り壊されてしまいましたが、その羽生らしい個性をしっかりと秘めた原酒は、蒸溜所閉鎖後も秩父の土地でじっくりと熟成の時を重ね、その香りを現代に蘇らせてくれています。
原酒そのままの個性を楽しめるようにノンチルフィルター、ナチュナルカラーでボトリングされた芳醇な香りと、複雑で深い味わいに続く長い余韻をお楽しみいただけます。
イチローズモルト 羽生15年 ファイナルビンテージ・オブ・ハニュウ 2000の歴史
希少なイチローズモルト 羽生15年 ファイナルヴィンテージ・オブ・ハニュウ 2000
■イチローズモルト 羽生15年 ファイナルヴィンテージ・オブ・ハニュウ 2000
イチローズモルト 羽生15年 ファイナルヴィンテージ・オブ・ハニュウ 2000はかつて埼玉県羽生市にあった羽生蒸溜所で、蒸溜所が閉鎖される最後の年となった2000年に蒸溜された原酒のうち、15年熟成したもののみをヴァッティングした貴重なシングルモルトです。
失われた蒸溜所の最後の原酒であり、3,710本のみの数量限定品なので希少価値も高いです。
原酒そのままの自然な個性を楽しめるよう、冷却ろ過を施さないノンチルフィルター製法、無着色のナチュナルカラーでボトリングされており芳醇な香りと、複雑で深い味わいが楽しめ、長い余韻がしっとりと続きます。
■羽生蒸溜所が閉鎖されてしまった事情
では、羽生蒸溜所はなぜ閉鎖されてしまったのでしょうか。
羽生蒸溜所は埼玉県秩父市で江戸時代から続く老舗の酒蔵である東亜酒造が、埼玉県羽生市に1946年に開設した蒸溜所です。
もっとも、日本でシングルモルトが注目されるようになったのは1980年代のバブル期の頃であり、それまではブレンデッドウイスキーが主流であるとともに市場規模も限られていました。
そのため、小さな無名蒸溜所のシングルモルトが製品として注目されることはありませんでした。
東亜酒造は日本酒やビールなど多彩な酒販売を行っていましたが、バブル景気が弾け、長引く不況へと突入すると東亜酒造の経営も悪化していきます。
2000年には民事再生法を申請することとなり、事実上の倒産となってしまったのです。
関西の酒造メーカーが買収に乗り出しますが、採算の採れないウイスキー製造の事業は引き取らないことを決定します。
そして、買収にあたって羽生蒸溜所の撤去と貯蔵されていた400樽の原酒の廃棄を求められたのでした。
会社の売却に伴い、羽生蒸溜所は2000年の蒸溜を最後に閉鎖され、2004年には設備が撤去されました。
■羽生蒸溜所の原酒が無事だった理由
買収条件に従えば、羽生蒸溜所の原酒は廃棄され残されていないはずです。
では、なぜイチローズモルト 羽生15年 ファイナルヴィンテージ・オブ・ハニュウ 2000という形で日の目を見ることができたのでしょうか。
そこには、東亜酒造を生家として1965年に生まれ、羽生蒸溜所を開設した代の孫にあたる肥土伊知郎氏の奮闘が挙げられます。
祖父や東亜酒造のウイスキー職人たちが残してくれた原酒を廃棄するわけにはいかないと考えた肥土伊知郎氏は、原酒を引き取ることを決意します。
もっとも、ウイスキーとして製品化し販売するための酒造販売免許がないため、そのままでは販売ができません。
販売するための準備が整うまでの間、原酒を預かってくれる先を探して全国各地を東奔西走しました。
多くの相談先に断られる中、ようやく、福島県の笹の川酒造が原酒を預かってくれることになったのです。
羽生蒸溜所の原酒を製品化すべく、肥土伊知郎氏は2004年9月に株式会社ベンチャーウイスキーを立ち上げます。
まだ販売免許がなかったため、製造・販売は笹の川酒造、ブランド名を自身の名前を冠したイチローズモルトとして、2005年に初めての羽生蒸溜所の原酒をイチローズモルト ヴィンテージシングルモルトとして600本リリースしたのです。
翌年の2006年には、羽生蒸溜所のイチローズモルト キングオブダイヤモンズが、ウイスキーの厳しく専門的な評価で有名なイギリスのウイスキー専門誌ウイスキーマガジンのプレミアム・ジャパニーズウイスキー部門で最高得点の評価を獲得し、ゴールドメダルに輝くという偉業を成し遂げました。
無名の蒸溜所の原酒がリリースされて間もなく、最高評価を受けるという快挙です。
評判を得て協力者も出てきた中、肥土伊知郎氏は自らの蒸溜所を開設してウイスキー造りをしようと決心します。
2007年11月に秩父蒸溜所を開設し、酒造免許を得た2008年2月から稼働しています。
イチローズモルト 羽生15年 ファイナルヴィンテージ・オブ・ハニュウ 2000は羽生蒸溜所の原酒を秩父蒸溜所にて肥土伊知郎氏がヴァッティングしたものです。
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