menu list買取商品 - イチローズチョイス シェリー インフリューエンス 1983
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イチローズチョイス シェリー インフリューエンス 1983の高価買取致します
イチローズチョイス シェリー インフリューエンス 1983のご紹介
買取参考価格 | 196000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | メルシャン軽井沢蒸留所 |
地方 | 長野県 |
地区 | 御代田町 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/59度 |
「イチローズチョイス シェリー インフリューエンス 1983(ICHIRO’S CHOICE SHERRY INFLUENCE 1983)」は、かつてメルシャンが所有していた軽井沢蒸留所で1983年に蒸留し、2007年にわずか131本限定でボトリングされた非常に希少性の高いシングルモルトウイスキーです。
イチローズチョイスシリーズの第2弾となるこちらのボトルは、シェリー樽由来の甘みや、長期熟成ならではの柔らかな口当たりが飲みやすく仕上がった銘酒となっております。
ネットオークションでも滅多にお目にかかれない貴重なボトルですので、高価買取にご期待いただけます。
イチローズチョイス シェリー インフリューエンス 1983の歴史
祖父が興した原酒を孫が手掛けて生み出す逸品
■秩父生まれのベンチャー企業家の経歴
ジャパニーズウイスキーを生み出してきた会社の創業者としてすぐに名前が挙がるのが、ジャパニーズウイスキーの父と呼ばれるニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝と、早くから洋酒を手掛け、技術者としてではなく商売人として国産ウイスキーを世に広めた功績を持つ、サントリー創業者の鳥井信治郎でしょう。
日本には長らくこの二人が上質の国産ウイスキーを造る創業者として君臨し、国産ウイスキーメーカーとして奮闘してきました。
その後、ニッカウヰスキーとサントリーにはそれぞれ後継者がいて、ウイスキー事業をさらなる発展に導いていますが、それ以外の人物となると思い浮かばないのが正直なところです。
そんな中、ジャパニーズウイスキーの第三の創業者と言える人物が現れます。
それが、2004年9月創業の株式会社ベンチャーウイスキー創業者・肥土伊知郎(あくといちろう)です。
1965年、秩父の東亜酒造に生まれた肥土は、幼い頃から祖父が興した羽生蒸留所を見て育ちました。
東京農業大学で醸造学を学んだのも、伊知郎にとって自然なことだったからでしょう。
卒業後はサントリーに入社し、山崎蒸留所で技術者となることを希望しましたが、サントリーが定める技術者の資格をクリアしていなかったことから、営業職を勤めたのちに退社、実家の東亜酒造に戻ります。
けれど、家業の酒造会社は経営の危機に陥っていました。
■原酒保管先を求めて
羽生蒸留所には祖父が精魂込めて造った、シェリー樽に入れて熟成された原酒が眠っています。
東亜酒造は売却を余儀なくされ、買取先はウイスキーは造らないと決めたことから、引き取り手がなければ蒸留所は解体されてしまいます。
これを聞いた伊知郎は、原酒を守るべく引き取り先探しに奔走し、ついに福島県の笹の川酒造という支援先を見つけたのです。
笹の川酒造が原酒の保管場所を提供してくれたことによって、伊知郎は祖父が造ったシェリー樽で熟成させた貴重な原酒を失わずに済みました。
■ベンチャー企業の立ち上げ
2004年9月、生まれ育った秩父市に株式会社ベンチャーウイスキーを立ち上げ、社長に就任した伊知郎ですが、自ら技術指導者となって笹の川酒造に通い、保管してもらっていた原酒からイチローズ・モルトを造り上げます。
このイチローズ・モルトは、祖父が大事に守ってきた羽生蒸留所で造られ、熟成された原酒から生まれたモルトウイスキーです。
イチローズ・モルトは発売されるやいなや、世界中で大絶賛を浴び、数々の賞を受けるジャパニーズウイスキーとなります。
この成功を受けて、2007年、伊知郎は秩父に念願のベンチャーウイスキー秩父蒸留所を造り上げることに成功しました。
■祖父のこだわりは孫へと引き継がれてゆく
祖父が運営していた羽生蒸留所では、原酒の熟成にシェリー樽を使ってモルトウイスキーを造っていました。
伊知郎がモルトウイスキーに強いこだわりを持っているのは、祖父譲りと言えるでしょう。
秩父蒸留所には、モルトウイスキー造りに適したポットスチルと呼ばれる単式蒸留機を、わざわざスコットランドのメーカーから直輸入したくらいです。
ただ、秩父蒸留所では熟成のための発酵槽に、日本古来のミズナラを選んでいます。
伊知郎自ら北海道に出向いて選んできたもので、これをパンチョン樽に加工してシングルモルトを熟成するというやり方は、株式会社ベンチャーウイスキー独自の方法です。
祖父と孫が同じモルトウイスキー造りを目指しつつも、熟成の点では異なることが、株式会社ベンチャーウイスキーの魅力をより深めていると言えるでしょう。
とはいえ、祖父のモルトウイスキー造りへのこだわりは、確実に孫へと引き継がれています。
■もはや造られることはない原酒から生まれる特別なお酒
イチローズチョイス シェリーインフリューエンス 1983は、ゴールデンプロミスやノンピート、シェリー樽に貯蔵した羽生蒸留所の貴重なヴィンテージ秘蔵モルトの中から、シェリーバットをチョイスして造られているのが特徴です。
羽生蒸留所のシェリー樽で熟成された原酒は、やわらかい口あたりとシェリー樽ならではの甘みを味わうことができる逸品で、今後二度と生まれることはない原酒だからこその特別感があります。
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