menu list買取商品 - イチローズモルト カード エース・オブ・クラブス
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イチローズモルト カード エース・オブ・クラブスの高価買取致します
イチローズモルト カード エース・オブ・クラブスのご紹介
買取参考価格 | 420000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ベンチャーウイスキー羽生蒸留所 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 羽生市 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/59度 |
54種類に及ぶラインナップで人気を誇るジャパニーズ・シングルモルトウイスキー「イチローズモルト カード シリーズ」より、2012年にボトリングされた「イチローズモルト カード エース・オブ・クラブス(ICHIRO’S MALT CARD ACE OF CLUBS)」のご紹介です。
コレクターアイテムとしても人気のこちらのボトルは、トランプカードになぞらえた種類の多さだけでなく、それぞれ異なる樽熟成の原酒をボトリングしていることにあります。
2000年に蒸留し、ホグスヘッドで熟成を経たのちミズナラ樽で追加熟成を行った酒齢12年以上のエース・オブ・クラブスは、明るい褐色のバニラ香やキャラメルのようなコクを持つスイートな味わいに仕上がってます。
貴重なヴィンテージボトルのため、高額でのお買取りになりやすいアイテムです。
イチローズモルト カード エース・オブ・クラブスの歴史
ジャパニーズウイスキーの歴史の原点
■ジャパニーズウイスキーの原点とは
日本が作るウイスキーは、世界5大産地のうちの1つとして高いクオリティが評価されています。
5大産地のウイスキーはそれぞれに個性がありますが、ジャパニーズウイスキーの原点は、スコットランドで作られているスコッチウイスキーです。
その理由は、日本酒の販売製造はもちろん、葡萄酒などを手掛ける洋酒業最大手だった摂津酒造に、ジャパニーズウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝の存在があったからです。
竹鶴政孝は醸造科で酒造りを学んだ技術者だったことから、社長命令で当時非常に活気を呈していたスコットランドへ、本場スコッチウイスキーの作り方を学びに留学に行きます。
摂津酒造の社長は次はウイスキーの時代だと読み、頭脳明晰だった竹鶴政孝を送り込みました。
スコッチウイスキーの製法を持ち帰った政孝によって、ジャパニーズウイスキーの原点はスコッチウイスキーとなったのです。
■日本人の舌に合うモルトウイスキー
スコッチウイスキーの特徴は、モルトと呼ばれる大麦をピートと呼ばれる泥炭で燻して乾かすという作業から、独特のピート臭がすることです。
スモーキーな香りとも言われ、この香りがスコッチウイスキーのよさだという人は多くいます。
秩父で390年以上の長きにわたって清酒を作ってきた老舗・東亜酒造も、1946年にウイスキー販売免許を取得しています。
竹鶴政孝がニッカウヰスキー第1号を造り上げたのが1940年のことですので、東亜酒造の当時の経営者がモルトウイスキー造りにこだわっていたのは、竹鶴政孝の考えに共感できるところがあったからかもしれません。
そのため、東亜酒造の羽生蒸留所には、モルトウイスキー造りのための原酒の樽が多く保管されていました。
■歴史の原点に似た新しいベンチャー企業の登場
羽生蒸留所が造り出すウイスキーは上質だとして、周辺ではかなり有名だったと言われています。
その経営が悪化したのは祖父の次の代、ウイスキー業界に彗星のごとく現れた株式会社ベンチャーウイスキーの創業者・肥土伊知郎の父の時でした。
経営難はもはや修復不可能なところにまで達しており、2000年、歴史ある東亜酒造と羽生蒸留所の両方が姿を消すことになってしまったのです。
祖父が作った貴重な原酒だけは何としても守りたいと考えた孫の伊知郎が東奔西走し、原酒の保管先を見つけた後、2004年にウイスキー販売会社である株式会社ベンチャーウイスキーを立ち上げます。
さらに2007年には総額2億円をかけて秩父蒸留所を作りますが、この地がウイスキー造りに適しているスコットランドの気候条件によく似ていたからでもあります。
羽生蒸留所があった埼玉県羽生市から、栃木県秩父市へと場所を移しながらも、祖父から引き継いだ原酒を守り、孫はモルトウイスキー造りに取り組んだのです。
株式会社ベンチャーウイスキーは、2005年に原酒の保管先として名乗りを上げてくれた笹の川酒造から、看板商品として「イチローズ・モルト」を売り出し、たちまち世界を巻き込む上質のモルトウイスキーメーカーとして脚光を浴びることになりました。
その後は2007年に秩父蒸留所からウイスキーを送り出し、さらなる数多くの賞を総なめにします。
そんな新進気鋭のウイスキーメーカーの創業者となった肥土伊知郎ですが、誠実で真面目な人柄が誰からも信頼される人物で、スコッチウイスキーをもとにジャパニーズウイスキーを造り出した、ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝にどこか似ている気がします。
■トランプカードとの組み合わせが斬新
世に出るなり、一躍注目を集めたイチローズ・モルトですが、その中でもトランプカードをモチーフにしたシリーズが人気です。
イチローズモルト カード エース・オブ・クラブスは、ジョーカーを含むカード53種類が存在するシングルモルトウイスキーのシリーズ商品となっているのが特徴です。
味わいのよさはもちろんですが、カードシリーズはコレクターの蒐集意欲をそそる作り方がされているところに、販売戦略のうまさも感じさせられます。
カードの種類の多さに加え、53種類すべてで異なる樽を使っているため、生み出される香りや味わいがどれも違うという個性を持っているのです。
これは、コレクター魂に火をつけないはずがありません。
イチローズモルト カード エース・オブ・クラブスは明るめの褐色をしており、バニラの甘い香りと香木系の香りが漂い、ミルクやキャラメルを思わせるスイートな味わいとなっています。
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