menu list買取商品 - イチローズモルト カード エイト・オブ・スペーズ
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イチローズモルト カード エイト・オブ・スペーズの高価買取致します
イチローズモルト カード エイト・オブ・スペーズのご紹介
買取参考価格 | 400000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ベンチャーウイスキー羽生蒸留所 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 羽生市 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/58度 |
イチローズモルトのカードシリーズは、ラベルにトランプの絵柄がデザインされており、カードごとに風味の異なるウイスキーをボトリングした人気のラインナップです。
この「エイト・オブ・スペーズ(EIGHT OF SPADES)」は、羽生蒸留所のモルト原酒を2000年にホグスヘッド樽で貯蔵した後、スパニッシュオークのシェリー樽で2回目の熟成を行い、2008年に瓶詰めされた1本となっております。
2つの樽による熟成は原酒に複雑さと深みを与え、新たな個性を生み出しています。
樽だしウイスキー本来の味わいが存分に楽しめるようカスクトレングスでノンチルフィルター、ノンカラーで仕上げられた、まさにイチローズモルトの切り札(カード)と言える至極の逸品です。
イチローズモルト カード エイト・オブ・スペーズの歴史
歴史は浅いがファンは多い注目のジャパニーズウイスキーメーカー
■2004年設立のジャパニーズウイスキーメーカー
2004年に設立されたジャパニーズウイスキーメーカーが、株式会社ベンチャーウイスキーです。
創業者は肥土伊知郎という人で、390年以上続く老舗の酒蔵・東亜酒造に生まれました。
東亜酒造では、株式会社ベンチャーウイスキーの創業者・肥土伊知郎の祖父の代にウイスキー販売免許を取得し、埼玉県の羽生市に羽生蒸留所を作り、モルトウイスキー造りを手掛けるようになります。
シェリー樽を使って熟成させた原酒は海外から輸入したものを含め、モルト原酒の数は400とも4000とも言われたほどです。
けれど、肥土伊知郎の父の代に経営は悪化、2000年に民事再生手続きを行い、東亜酒造は羽生蒸留所とともにその歴史に幕を下ろすことになりました。
■原酒の処分という条件
東亜酒造そのものは関西の酒造メーカーが買い取ったことから、清酒においてはこれまでの歴史が活かされていますが、ウイスキーを造るつもりはなかったことから、売却において原酒をすべて処分することという条件が突きつけられました。
サントリーに入社し、山崎蒸留所で技術者として仕事をしたいという夢を持っていた肥土伊知郎は、その夢を果たせなかったことでサントリーを退社しているだけに、原酒を処分することがどれほど技術者にとってつらいことかをよく知っていたのです。
そのため、東奔西走して原酒の保管を引き受けてくれる場所を探し、ついに福島県にある笹の川酒造の協力を得ることができたのは、原酒を作ることの大変さと、技術者としてサントリーで望む仕事に就けなかったことへの無念さが、何としても守らなくてはという思いにつながったのかもしれません。
■いきなりの大ヒットと高い評価の理由
原酒を預かってくれた笹の川酒造から、2005年に発売されたウイスキーは「イチローズ・モルト」と名付けられました。
発売されるやいなや、世界中で大反響を巻き起こし、竹鶴政孝以来の類稀なるモルトウイスキー製造技術者が生まれたと言ってよいでしょう。
2007年には生まれ育った秩父に蒸留所を造り上げた伊知郎は、2005年から2014年にわたって、トランプカードをモチーフにした斬新かつユニークなボトルに詰めた、イチローズ・モルトカードシリーズを売り出します。
このイチローズ・モルトカードシリーズは、まだ生まれてから10年と少しというウイスキーメーカーでありながら、すでに世界中に多くのコレクターが存在する、非常に人気のあるウイスキーとなっているのが特徴です。
その人気の理由は、ジョーカーを含む53種類のカードすべてをボトルのデザインにし、1つとして同じ絵柄がないボトルに仕上げにしている上に、2005年の発売開始から2014年にはジョーカー柄を2本発売していることから、53枚のカードに1枚多い54種類が発売されています。
これだけ揃えることができれば、まさに圧巻の一言でしか表現できないことでしょう。
■希少価値の高いものも
イチローズ・モルトカードシリーズの中には、限定本数でしか売り出さなかったものもあって、種類によって希少価値が変わるのが特徴ともなっています。
さらに、ボトルのデザインだけでなく、中身も1つとして同じ味わいがないとなれば、コレクターが爆発的に増えたのもうなずけるところでしょう。
イチローズモルト カード エイト・オブ・スペーズは、肥土伊知郎が守った羽生蒸留所のシングルモルト原酒を2000年にホグスヘッド樽で貯蔵した後、スパニッシュオークシェリーバットでフィニッシュされ、2008年に瓶詰めされてできあがりました。
2つの異なる樽に仕込まれた原酒を使うことによって、複雑さと深みという新たな個性を持っているのが特徴です。
さらにカードシリーズのもう1つの特徴として、カクトレングスが挙げられます。
カクトレングスとは、樽だしウイスキー本来の味わいが存分に楽しめるようにノンチルフィルター、ノンカラーで仕上げる方法のことで、これもまたイチローズ・モルトカードシリーズが、世界中のウイスキーコレクターたちが血眼になって蒐集する理由と言えるでしょう。
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