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原酒の深みを感じられるイチローズモルト カード フォー・オブ・クラブス

■世界でも人気のイチローズモルトカードシリーズ

イチローズモルト カード フォー・オブ・クラブスなど、肥土伊知郎氏が手掛けたイチローズモルトカードシリーズは数多く世に出回っています。
羽生蒸溜所で丹精込めて造られた原酒を使った上質なウイスキーとなっており、それぞれ蒸溜年やボトリング年の違いによって個性的な独自の味わいや香りを楽しめます。
イチローズモルトカードシリーズは、埼玉県秩父市にあるベンチャーウイスキーで製造されました。
世界から高評価を集める上質なウイスキーの一つとしても、その名を広めています。
日本を誇る代表的なジャパニーズウイスキーとなっており、イギリスのウイスキー特集で高得点を獲得した実績もあります。
もちろん、日本でも数多くの賞を受賞し、味わいや香り、色味に至るまで高評価を受けるウイスキーです。
2017年には、ワールドベスト・シングルカスクシングルモルトウイスキーに輝きました。
その後、毎年連続して名だたる賞を受賞するなど素晴らしい実績があります。
世界で愛されるウイスキーとして賞を受賞した経歴もあり、満足できるジャパニーズウイスキーを飲みたいという方もイチローズモルト カード フォー・オブ・クラブスであれば納得できるはずです。

■何事にも諦めずに立ち向かった肥土氏の快進撃

イチローズモルト カード フォー・オブ・クラブスの製造元は、ベンチャーウイスキーです。
今でも埼玉県秩父市に堂々とそびえ立ち、肥土伊知郎氏によって創設されました。
肥土家は、1625年から酒造を経営しており、ウイスキー好きの方はもちろんのこと、お酒に興味のある方であれば一度は見聞きしたことのある有名な酒造一家となっています。
イチローズモルトウイスキーの製造に大きく関わった肥土伊知郎氏は、東京農業大学を卒業後、大手酒造メーカーであるサントリーに入社していたという経歴があります。
若い頃からお酒に関する知識を身につけていましたが、父の代にほかの酒造メーカーに売却されたのを機に地元に戻ってきました。
父の代で経営悪化に悩まされ売却されるなど大きな困難に立ち向かわなければいけませんでしたが、彼のお酒を愛する気持ちは肥土家の酒造会社の再建に向けて大きく動き出します。
誰もが再建することは無理であろうという状況でありながら、彼はこれまで先祖が大切にしてきた原酒を預かってもらえる酒造会社を探し許可を得るところまでたどり着きます。
その後、2004年に念願のベンチャーウイスキーを設立し、彼ならではの手法を駆使してウイスキー造りに精を出すことになったのです。

■独自の方法を用いて製造したこだわりのウイスキー

イチローズモルト カード フォー・オブ・クラブスは、肥土伊知郎氏の諦めない強い気持ちにより生まれたベンチャーウイスキーです。
地道に営業活動を行うだけでなく、より良いウイスキーを誕生させるために調査や新しい知識を身につけることを怠りませんでした。
2007年には、彼が代表となる秩父蒸溜所が設立されます。
新たな蒸溜所を設立するには多額の資金が必要でしたが、彼のウイスキー造りに対する情熱は留まることを知りません。
スコットランドから輸入した高品質なポットスチルを採用しただけでなく、発酵槽に日本ならではの木材であるミズナラを使用しています。
イチローズモルト カード フォー・オブ・クラブスでも肥土伊知郎氏のこだわりが詰まっており、自然豊かな埼玉県秩父市で育った上質で贅沢な味わいを楽しめます。
イチローズモルト カード フォー・オブ・クラブスは、大変貴重な一本となっており、製造本数はわずか266本です。
イチローズモルトカードシリーズファンは、日本人のみならず世界各国に存在するため、今や手に入れることは困難だといわれています。
1991年に蒸溜され2007年にボトリングされた長期熟成した原酒の味わいを存分に堪能できるシングルモルトウイスキーです。
ラムウッド樽を使用しているため、木の香りをたっぷりと感じられるのも魅力の一つといえるでしょう。