menu list買取商品 - イチローズモルト カード セブン・オブ・ハーツ
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イチローズモルト カード セブン・オブ・ハーツの高価買取致します
イチローズモルト カード セブン・オブ・ハーツのご紹介
買取参考価格 | 400000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ベンチャーウイスキー羽生蒸留所 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 羽生市 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/54度 |
「イチローズモルト カード セブン・オブ・ハーツ(ICHIRO’S MALT CARD SEVEN OF HEARTS)」は、肥土伊知郎氏が手がけた羽生蒸留所のシングルモルトをホグスヘッド樽で貯蔵した後、アメリカンオークのシェリー樽で最後の数ヶ月間熟成させた、贅沢でエレガントな味わいのシングルモルトウイスキーです。
無着色ノンチルフィルターで加水せず樽出しそのままカスクトレングスで636本に限定して瓶詰めしたセブン・オブ・ハーツは、追加生産されることのない終売品のため希少価値がますます上がり、買取市場でも相場が高騰しています。
トランプカードをモチーフとしたイチローズモルト・カードシリーズは全54種類がラインナップされていますが、すべて少数生産のため現在は入手困難なレアアイテムとなっています。
コレクターからも人気がありますので、中身のない空き瓶でも高くお買取させていただきます。
イチローズモルト カード セブン・オブ・ハーツの歴史
原酒と製法から見るイチローズモルト カード セブン・オブ・ハーツの歴史
■人気の高いイチローズモルト カード セブン・オブ・ハーツ
イチローズモルト カード セブン・オブ・ハーツは、イチローズモルトの中でも人気の高いカード・シリーズの一つで、「ハートの7」をモチーフにしています。
イチローズモルトの製造と販売を手掛けているのは、株式会社ベンチャーウイスキー(以下ベンチャーウイスキー)ですが、カード・シリーズに使用された原酒は、会社が設立されるずっと前から存在していたものです。
イチローズモルト カード セブン・オブ・ハーツは、シェリーウッドフィニッシュで仕上げられていますが、その歴史を語るうえで、原酒の特徴と製法の2つは欠かせない要素になります。
ここでは、イチローズモルト カード セブン・オブ・ハーツの歴史について、使用されている原酒とシェリーウッドフィニッシュ製法という2つの側面にスポットを当てながら紹介していきます。
■カード・シリーズに使用された原酒は羽生蒸溜所時代のもの
ベンチャーウイスキーの創業者である肥土伊知郎氏の実家は、埼玉県で古くから日本酒を製造してきた酒造メーカーです。
戦後、日本酒と並行してウイスキーの製造を開始、所有する羽生蒸溜所では、原酒の蒸溜が行われるようになりました。
2000年、肥土氏は先代から事業を引き継ぎますが、経営難に陥り、羽生蒸溜所は蒸溜の停止を余儀なくされました。
そして4年後、会社はある酒造メーカーの傘下に置かれます。
新しいオーナーは、低迷しているウイスキーの製造をしない方針を固めたため、肥土氏は羽生蒸溜所に残された原酒400樽を処分しなければならなくなりました。
樽を破棄せず残す道を選んだ肥土氏は、やっとの思いで引取先を見つけ、ベンチャーウイスキーを設立、ウイスキーの製造と販売を展開するシステムを整えます。
ベンチャーウイスキー初のイチローズモルトは、羽生蒸溜所で蒸溜された原酒を使用して造られたものです。
カード・シリーズは、2005年から製造が始まりましたが、その製造にも肥土氏が羽生蒸溜所から持ち込んだ、原酒が使用されました。
羽生蒸溜所で蒸溜された原酒は、個性的だと評される傾向があり、そのユニークさが、イチローズモルトを世界的に有名な日本産ウイスキーに押し上げる要因となりました。
■シェリーウッドフィニッシュについて
ウイスキーの商品説明で、シェリーウッドフィニッシュという言葉を目にすることがありますが、これは異なる原酒をブレンド(ヴァッティング)し、シェリー樽に入れて寝かせる製法のことです。
シェリー樽は、シェリーを貯蔵していた樽で、この樽を使って熟成されたモルトウイスキーには、濃厚でフルーティな甘みが出るなど、より複雑な味わいを引き出せるようになります。
カード・シリーズの中にも、シェリーウッドフィニッシュで仕上げられたウイスキーがいくつかあります。
イチローズモルト カード セブン・オブ・ハーツも、シェリーウッドフィニッシュを利用して製造されました。
■イチローズモルト カード セブン・オブ・ハーツの特徴
イチローズモルト カード セブン・オブ・ハーツは、羽生蒸溜所で1990年に蒸溜された原酒を、2007年にボトリングしたものです。
販売されたのは636本と限定され、貴重なウイスキーの部類に入ります。
アルコール度数は54度で、ボトルのラベルにはその名の通り、「ハートの7」が描かれ、可愛らしい印象を与えます。
明るめの褐色をしたウイスキーの熟成には、アメリカンオーク(ファーストフィル)とシェリーウッド(セカンドフィル)が使用され、イチローズモルト カード セブン・オブ・ハーツの香りと味を決定づけています。
イチローズモルト カード セブン・オブ・ハーツは、酸味のある果物と、キャラメルのような甘さが同居したような、香りに特徴があります。
味はメープルシロップやハチミツなど、異なる甘さが複雑に絡み合っていて、独特な味の世界を作り上げています。
■バランスの良いセブン・オブ・ハーツ
酸味と甘さのバランスが程よく取れているイチローズモルト カード セブン・オブ・ハーツは、「ハートの7」を彷彿とさせる、可愛らしさを持ったウイスキーといえます。
個性的で印象的なウイスキーを造ることができたのも、羽生蒸溜所で育まれた原酒を使用し、シェリーウッドフィニッシュ製法を取り入れたことが大きく影響しているのは間違いありません。
イチローズモルト カード セブン・オブ・ハーツには、肥土氏が歩んできた歴史と美味しいウイスキー造りにかける情熱が詰まっています。
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