menu list買取商品 - イチローズモルト カード セブン・オブ・スペーズ
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イチローズモルト カード セブン・オブ・スペーズの高価買取致します
イチローズモルト カード セブン・オブ・スペーズのご紹介
買取参考価格 | 320000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ベンチャーウイスキー羽生蒸留所 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 羽生市 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/53度 |
「イチローズモルト カード セブン・オブ・スペーズ(ICHIRO’S MALT CARD SEVEN OF SPADES)」は、1990年に羽生蒸留所で貯蔵された原酒をホグスヘッドで熟成させたのち、コニャックカスクで2度目の熟成を行ってボトリングしたシングルモルト・ジャパニーズウイスキーです。
2012年にわずか348本のみをボトリングしたセブン・オブ・スペーズは、オレンジがかった色味でフルーティーな酸味を伴う甘さからビターな苦みを感じる味わいへと変化する複雑な風味を特徴としています。
イチローズモルト・カードシリーズは、2014年に追加された2本のジョーカーボトルを含む54種類それぞれが異なる樽で熟成されており、各々が違った個性を持つ味わいとなっている少数生産の貴重なウイスキーであるため、全ラインナップが定価を大幅に上回る高価買取になりやすい傾向にございます。
イチローズモルト カード セブン・オブ・スペーズの歴史
多くの人々を魅了するイチローズモルト カード セブン・オブ・スペーズの歴史とは
■ウイスキーは黒船とともに日本へ訪れた
諸説ありますが、日本にウイスキーが初めて入ったのは1953年、アメリカからペリーが来航したときだと考えられています。
ペリーの来航語に日米修好通商条約が結ばれ、多くの外国人が日本へ移り住むようになりました。
それに合わせ、外国人向けとして日本国内でウイスキーの輸入が行われるようになり、ほどなくして日本人もそれを口にするようになりました。
日本国内でもウイスキーを造ろうという動きが現れ始めたのは明治末期から大正にかけての頃です。
ニッカウヰスキーの創業者であり、「日本のウイスキーの父」とも称される竹鶴政孝がスコットランドに留学したのもこの時期です。
竹鶴政孝とその妻であるリタは2014年にNHKでドラマ化され、多くの反響を呼びました。
■しかしウイスキー人気にも陰りが
ウイスキーが日本に浸透し始めたのは第二次世界大戦が終わってからです。
それまでは一部の好事家が楽しむものであったウイスキーは戦後の復興とともに一般市民にも広まっていきました。
高度成長の波に乗り消費量をどんどんと伸ばしていったウイスキーですが、80年代になるとその勢いが停滞し始め、2000年代は不遇の時代となってしまいました。
この時期に営業不振となり、蒸溜所を畳む、またはウイスキー製造から撤退するという選択肢を選ばざるを得なかったメーカーは少なくありません。
埼玉の酒造であり、ウイスキーも造っていた東亜酒造も例外ではありませんでした。
東亜酒造は経営不振から2000年に民事再生法の適応を申請、ウイスキーの製造を停止しました。
その後日の出通商、現在の日の出ホールディングスへ営業権を譲渡、日の出通商は蒸溜所の中にあったウイスキー原酒の廃棄を決定しました。
当時蒸溜所の中にはウイスキー樽が400個ほどあり、それらの中には20年以上熟成を重ねていたものも少なくありませんでした。
それらに価値を見出し、なんとしても原酒の廃棄を阻止しようと動き出したのが肥土伊知郎氏、現在はイチローズモルトの製造で世界的に有名なベンチャーウイスキーの創業者です。
引き取り手が見つからなければ廃棄されてしまう中、原酒を保管してくれるメーカーを肥土伊知郎氏は自ら探し始め、そして福島県の笹の川酒造がそれを引き受けてくれることになりました。
その後肥土伊知郎氏は東亜酒造を離れ、原酒をもとにウイスキーを造るべく、ベンチャーウイスキーを創業します。
■紆余曲折を経て最高のウイスキーが出来上がる
廃棄の危機をなんとか切り抜けた肥土伊知郎氏は2005年、最初のイチローズモルトを瓶詰めします。
イチローズモルトは1本あたり1万円を超えるかなり高価な値が設定されていましたが、肥土伊知郎氏の営業努力もあり徐々に人気を集めていきました。
そして2007年、イギリスの有名雑誌『ウイスキーマガジン』で大々的に取り上げられ、現在イチローズモルトの名は世界的に知られています。
イチローズモルト カード セブン・オブ・スペーズも多くのファンがいる逸品です。
オレンジがかった褐色からはその熟成度合いをうかがい知れます。
口に含むと豊かな変化が展開されます。
まずチェリーが現れ、そこから桜桃へと変化し、そして余韻は非常にビターです。
酸味を伴った甘さがなめらかに移り変わり、長い時間楽しむことができるでしょう。
またイチローズモルト カード セブン・オブ・スペーズは性質の異なる二つの樽を使って造られたため、シングルモルトらしさがある味わいが凜と立っています。
イチローズモルトのカードシリーズはすべてノンチルフィルター・ノンカラー・カスクストレングス、つまり冷却濾過や人工的な着色または加水などを行っておらず、ウイスキー本来の味を楽しめるとして評判が良いです。
カードシリーズに限らずイチローズモルトはどれも人気が高く、入手が困難なものも少なくありませんが、もし手に入ったときはぜひ味わってみてください。
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