menu list買取商品 - イチローズモルト カード テン・オブ・クラブス
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イチローズモルト カード テン・オブ・クラブスの高価買取致します
イチローズモルト カード テン・オブ・クラブスのご紹介
買取参考価格 | 320000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ベンチャーウイスキー羽生蒸留所 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 羽生市 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/52.4度 |
「イチローズモルト カード テン・オブ・クラブス(ICHIRO’S MALT CARD TEN OF CLUBS)」は、現在は閉鎖されてしまった埼玉県の羽生蒸留所の貯蔵原酒を、ベンチャーウイスキーが数量限定でボトリングした貴重なシングルモルトウイスキーです。
1990年に蒸留したモルト原酒は、ホグスヘッドで熟成された後、瓶詰までのわずかな数カ月をペドロ・ヒメネスのシェリー樽熟成で仕上げており、僅か576本のみカスクストレングスで贅沢にボトリングしています。
イチローズモルトのカードシリーズは店頭ではほとんど見かけることができないレアボトルとなっているため、買取市場における相場も高騰が続いています。
イチローズモルト カード テン・オブ・クラブスの歴史
トランプカード柄が非常におしゃれなイチローズモルト カード テン・オブ・クラブスの歴史を紹介
■ウイスキーはコレクションしても楽しめる
嗜好品であるウイスキーは本来飲んで楽しむものです。
しかし長い歴史と豊富な種類があるものに対し収集欲が湧くのもコレクターの性でしょう。
飲用ではなくコレクション対象としてウイスキーを扱っている方は世界に数多くいらっしゃいます。
特に瓶詰めから30年から半世紀近く経過したウイスキーはオールドボトルと称され、オークションで高値が付くことも少なくありません。
しかし、コレクターが喉から手が出るほどに欲するウイスキーの中には発売から十年前後しか経っていないものも存在します。
その代表例として挙げられるのがイチローズモルトのカードシリーズでしょう。
埼玉県で稼働しているベンチャーウイスキーでは、1985年から2000年に造られたウイスキー原酒をもとにしたウイスキーを販売していました。
このカードシリーズの特徴は名前からもわかるよう、ラベルにトランプの絵柄があしらわれていることです。
2005年から2014年にかけ、マークごとに各13種とジョーカー2種を加えた全54種が発売されました。
それぞれ数百本しか出荷されておらず、54本すべてが揃ったセットは世界でも4セットしかないといわれています。
その貴重な全セットが2019年に香港のオークションに出品され、719万2,000香港ドル、日本円に換算すると約9,750万円で落札されました。
この落札額はジャパニーズ・ウイスキーとしては過去最高額であり、当時多くの注目を集めました。
イチローズモルトはいまや世界的に有名なウイスキーであり、特に人気が高いカードシリーズは空瓶でさえも高額で取り引きされています。
■カードシリーズの味とは
イチローズモルトのカードシリーズはすべてカスクストレングスです。
カスクストレングスとは樽の中で熟成されたウイスキー原酒を、何も手を加えずに瓶詰めすることです。
生き物にたとえられるほどに、ウイスキーの品質や味わいは樽内での熟成中に大きく変化します。
そのため同じ蒸溜所で造られたウイスキーであっても樽ごとに特徴が大きく異なります。
多くの場合において、品質を一定にするべくいくつかの樽の原酒を掛け合わせてウイスキーの風味を整えます。
しかしカスクストレングスではそれを行わず、あえてその樽が持つ特徴を残しています。
またカードシリーズはノンチルフィルターにノンカラー、つまり冷却濾過や着色または加水なども一切行っておりません。
アルコール度数を抑えるための加水さえもせずに瓶詰めされているため、原酒そのものを味わえます。
このようにして展開されたカードシリーズは当然ながら54種すべてが粒ぞろいで、各々に特徴があります。
たとえば576本しか出荷されていないイチローズモルト カード テン・オブ・クラブスは明るめの褐色で、一度口に含めばフルーティーな香りが上品に広がります。
またラベルの柄もただトランプ模様であるのではなくゲーム中かのように描かれており、非常に凝っています。
カードシリーズのラベルはほかにも、絵柄のダイヤがカードから飛び出しているイチローズモルト カード ファイブ・オブ・ダイヤモンズ、またはマークの上にどんぐりが描かれたイチローズモルト カード エース・オブ・スペーズなど、デザインからもこだわりがうかがえるものが多いです。
■こだわりのウイスキーをぜひ味わってください
ベンチャーウイスキーの創業者である肥土伊知郎氏は廃棄寸前であったウイスキー原酒を守り抜き、それをもとにイチローズモルトを製造した人物です。
そのためウイスキーにかける情熱も人一倍であり、現在もなお進化を続けています。
2019年の秋に杮落としとなった第2蒸溜所では直火式加熱を導入しているのもその一つです。
第1蒸溜所で行っていた間接式加熱よりも温度管理が難しい直火式をあえて始めたのは、より味わい深く個性的なウイスキーを造るためです。
スタッフの平均年齢が30歳と非常に若い蒸溜所であるため、これからもさらなる変化が望めるでしょう。
今回紹介したイチローズモルト カード テン・オブ・クラブスを含め、ベンチャーウイスキーの逸品を飲む機会に恵まれたときには、ぜひ心ゆくまま楽しんでください。
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