menu list買取商品 - イチローズモルト カード スリー・オブ・ダイヤモンズ
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イチローズモルト カード スリー・オブ・ダイヤモンズの高価買取致します
イチローズモルト カード スリー・オブ・ダイヤモンズのご紹介
買取参考価格 | 420000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ベンチャーウイスキー羽生蒸留所 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 羽生市 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/56度 |
「イチローズモルト カード スリー・オブ・ダイヤモンズ(ICHIRO’S MALT CARD THREE OF DIAMONDS)」は、1988年に羽生蒸留所でホグスヘッドに貯蔵され、バーボン樽でフィニッシュした2007年ボトリングのシングルモルトウイスキーです。
273本限定リリースで希少価値も高く、今では非常に入手困難なアイテムとなっております。
ミントや香草を思わせる香りにフルーティーな爽やかさも加わり、バニラのようにコク深い甘さや潮っぽさを感じる味わいが織りなす複雑なニュアンスをお楽しみいただけます。
イチローズモルト カード スリー・オブ・ダイヤモンズの歴史
イチローズモルトのカードシリーズでも生産本数が非常に少ない希少品
■さまざまな魅力がふんだんに詰まったウイスキー
「イチローズモルト カード スリー・オブ・ダイヤモンズ」は1988年に蒸溜し、2007年に273本という大変限られた数しか販売されなかった希少価値の高いウイスキーです。
ファーストカスクにホグスヘッド、セカンドカスクにはバーボンバレルを使用してフィニッシュした、加水なしのカスクストレングスと冷却濾過なしのノンチルフィルター、無着色のノンカラーとなっています。
アルコール度数は56度とイチローズモルトのカードシリーズでは最も多いタイプで、ストレートや水割り、オンザロックにハイボールといったさまざまな飲み方で楽しめるのが魅力です。
「イチローズモルト カード スリー・オブ・ダイヤモンズ」を一口含めば口の中にミントや香草を思わせる爽やかな香りが広がり、加えてアップルやパイナップを思わせるフルーティでみずみずしい香りが見事に調和しています。
味わいはバニラのような甘みにほんのりとした薬草の香り、それにアイラモルトウイスキーの特徴である潮の香りが混ざり合った複雑かつ奥の深い味わいが堪能できる仕上がりです。
イチローズモルトのカードシリーズの魅力である「イチローズモルト カード スリー・オブ・ダイヤモンズ」のラベルにはトランプの「ダイヤの3」デザインが描かれ、少し赤みがかったウイスキーを引き立たせています。
イチローズモルト・カードシリーズの中でも200本台の生産数は大変少ない方で、その分お値段も700,000円近いプレミア価格となっていることが少なくありません。
しかしそれだけのお金を払うだけの値打ちがあることは確実ですので、出会えることがあればぜひとも手に入れたい希少なウイスキーです。
■ベンチャーウイスキーの設立と創業者
イチローズモルトの製造・販売を行う株式会社ベンチャーウイスキーは、2004年9月に設立された企業です。
従業員数は2020年2月時点で23名、平均年齢30歳という若さと活気にあふれた中でウイスキー造りを行っています。
創業者は肥土伊知郎(あくといちろう)氏で、実家は江戸時代から続く造り酒屋でした。
東亜酒造の創業者は肥土氏の祖父にあたり、父親も東亜酒造の社長として家業を継いでいた酒屋一家です。
肥土氏は東京農業大学・醸造科を卒業後、酒造りを学ぶためにサントリーに入社します。
しかし東亜酒造が経営難のためサントリーを退社しますが、経営を立て直すことはできませんでした。
祖父の残したモルト原酒を守りながら、自らの手でウイスキー造りを行うために立ち上げたのが株式会社ベンチャーウイスキーだったのです。
■ベンチャーウイスキーの創業者とある人物との共通点
肥土伊知郎氏の経歴とベンチャーウイスキーの設立までの経緯を聞くと、誰かに似ているような気がしませんか。
この誰かに似ていると感じた人は、かなりのウイスキー通とお見受けします。
その人とは「日本のウイスキーの父」と称されたニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝氏で、竹鶴氏の実家も広島にある造り酒屋の竹鶴酒造でした。
大阪高等工業学校(現在の大阪大学工学部)の醸造科で学び、同じ大学の先輩であった岩井喜一郎氏を頼って摂津酒造に入社します。
スコットランドでスコッチ・ウイスキーの修業をした後はサントリーに引き抜かれ、山崎蒸溜所初代所長として「サントリー白札」(現在のサントリーホワイト)の誕生に尽力しました。
竹鶴氏は白札の完成後にサントリーを退社して、ニッカウヰスキーの前身となる大日本果汁株式会社を設立することになります。
その後竹鶴氏がニッカウヰスキーを日本の一大ウイスキー製造会社にしたことは、説明するまでもないでしょう。
肥土氏と竹鶴氏はともに造り酒屋に生まれ、大学で醸造学を学び、ウイスキー造りに情熱を注いだことで一致しています。
「イチローズモルト カード スリー・オブ・ダイヤモンズ」をはじめとするイチローズモルトのカードシリーズは完結を迎えましたが、肥土氏のウイスキー造りへの挑戦はまだまだ続きます。
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