menu list買取商品 - イチローズモルト カード トゥー・オブ・ダイヤモンズ
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イチローズモルト カード トゥー・オブ・ダイヤモンズの高価買取致します
イチローズモルト カード トゥー・オブ・ダイヤモンズのご紹介
買取参考価格 | 385000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ベンチャーウイスキー羽生蒸留所 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 羽生市 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/58度 |
「イチローズモルト カード トゥー・オブ・ダイヤモンズ(ICHIRO’S MALT CARD TWO OF DIAMONDS)」は、2000年を最後に稼働停止となった羽生蒸留所にて1991年に蒸留し、バーボンホグスヘッドで熟成した原酒を、2008年にわずか259本のみボトリングしてリリースした貴重なイチローズモルトのシングルモルトウイスキーです。
全54種類の異なるラベルとウイスキーが詰まったイチローズモルト・カードシリーズは、品質の評価も高く、世界的な人気を誇るジャパニーズウイスキーの中でも注目を集めている銘柄として知られています。
生産量が少なく、ウイスキーファン垂涎の的となっている希少価値の高いイチローズモルトは、高くお買取いたします!
イチローズモルト カード トゥー・オブ・ダイヤモンズの歴史
スイーツの甘さと果実のフルーティーさのバランスが絶妙のレアウイスキー
■親しみやすい風味が多くの人に人気の激レア品
「イチローズモルト カード トゥー・オブ・ダイヤモンズ」をはじめとするベンチャーウイスキーが製造・販売している「イチローズモルト・カードシリーズ」は、1シリーズにつき約400本前後の生産数となっています。
「イチローズモルト カード トゥー・オブ・ダイヤモンズ」のボトリング数は309本、1986年に蒸溜されたシリーズの中でも羽生蒸溜所での蒸溜年が早いのが特徴です。
ボトリングされたのが2009年ですので、長期熟成モルト原酒の魅力がしっかりと詰まった逸品に仕上がっています。
1stカスクはホグスヘッド、2ndカスクにマディラホグスヘッドを使ってフィニッシュした味わいは、素朴な風味が親しみ深いオーツクッキーのようです。
またべっこう飴の甘い香りに酸味と甘みをほのかに感じさせるフルーティーな味わいが絶妙のバランスを醸し出し、それでいて複雑さを残した余韻が長く楽しめるウイスキーとなっています。
また加水なしのカスクストレングスと冷却濾過なしのノンチルフィルターのため、アルコール度数は56.3度と高めですので自分で加水をすることやトゥワイスアップでいただくのもおすすめです。
着色も行っていないノンカラー(無着色)の「イチローズモルト カード トゥー・オブ・ダイヤモンズ」は、樽出しウイスキー本来の力強さと風味が存分に楽しめることは間違いありません。
「イチローズモルト カード トゥー・オブ・ダイヤモンズ」の深紅のラベルは「ダイヤの」を手に掴んだデザインとなっており、個性豊かなデザインラベルに惹かれてコレクションしている人も多いのも「イチローズモルト・カードシリーズ」が人気となっている理由です。
中でも「イチローズモルト カード トゥー・オブ・ダイヤモンズ」は超激レア商品として知られており、空瓶ですら高額で買取されるほどの希少な一本となっています。
■廃棄寸前の貴重なモルト原酒を救うために奔走
イチローズモルトを製造・販売している株式会社ベンチャーウイスキーは、2004年にウイスキー製造会社として設立されました。
2007年に秩父に蒸溜所を建設し、完成した秩父蒸溜所は2008年2月より稼働しています。
ベンチャーウイスキー社の創業者であり社長は1965年埼玉県秩父市生まれの肥土伊知郎(あくといちろう)氏で、祖父は東亜酒造を設立した人物です。
元号が寛永の江戸時代から秩父で酒蔵を営む造り酒屋が実家で、東京農業大学醸造学科を卒業後にはサントリーに入社しました。
サントリーでのウイスキー造りは叶いませんでしたが、実家の東亜酒造の経営悪化により祖父が運営していた羽生蒸溜所とともに日の出通商に売却されます。
羽生蒸溜所に残された貴重なモルト原酒だけは残したいと考えた肥土氏は、東亜酒造の再建のために退社したサントリーにモルト原酒を預かってもらえないか頼みました。
しかしその当時は大手のウイスキーメーカーでさえ在庫を減らすようにいわれているウイスキー不振の時代で、ほかの蒸溜所で造られたモルト原酒まで引き受けるどころの騒ぎではありません。
しかもウイスキーの原酒を預かってもらうには「ウイスキー免許」を持っているところでなければならなかったため、預かり先を見つけるのは至難の業でした。
■イチローズモルト誕生に深く関わりった酒造会社
そんな中で見つかったのがウイスキー免許を持つ東北の「笹の川酒造」で、社長の山口氏は20年もの熟成を経たモルト原酒を廃棄するのは「業界の損失だ」と言ってくれたのです。
こうして廃棄処分寸前だった羽生蒸溜所の貴重なモルト原酒は、笹の川酒造の貯蔵庫で大切に引き取られることになりました。
このとき山口社長がモルト原酒を引き取ってくれていなければ、今日のイチローズモルトが存在することはなかったでしょう。
羽生蒸溜所のモルトを使用するカードシリーズはもちろん、「イチローズモルト カード トゥー・オブ・ダイヤモンズ」を目にすることはできなかったに違いありません。
ベンチャーウイスキーの肥土社長は今も折に触れて「笹の川酒造の山口社長には、足を向けて眠れません」と語っています。
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