menu list買取商品 - イチローズモルト ビンテージ シングルモルト 1986
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イチローズモルト ビンテージ シングルモルト 1986の高価買取致します
イチローズモルト ビンテージ シングルモルト 1986のご紹介
買取参考価格 | 175000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ベンチャーウイスキー羽生蒸留所 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 羽生市 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/58度 |
2000年の蒸留を最後に閉鎖した埼玉県の羽生蒸留所で、1986年に貯蔵された原酒を限定225本のみ2007年にボトリングした、貴重なシングルモルトウイスキー「イチローズモルト ビンテージ シングルモルト 1986(ICHIRO’S VINTAGE SINGLE MALT 1986)」です。
イチローズモルトのウイスキーは市場での流通数が非常に少ないレアボトルが多く、このビンテージ シングルモルト1986もネットオークションでは25万円以上の高額で落札されることもあり、買取相場は日々高騰しています。
レアボトルは中身のない空き瓶でも高くお買取りいたしますので、処分したいというお客様はネオプライスまでお気軽にご相談下さい!
イチローズモルト ビンテージ シングルモルト 1986の歴史
希少価値の高いイチローズモルト ヴィンテージ シングルモルト 1986
■希少なイチローズモルト ヴィンテージ シングルモルト 1986
希少なイチローズモルト ヴィンテージ シングルモルト 1986はすでに閉鎖されてしまった埼玉県にある羽生蒸溜所で1986年に貯蔵された原酒を2007年にボトリングしたものです。
わずか225本のみの限定販売であったため、多くのイチローズモルトファンの人気を集め、市場の流通量は極めて少ない貴重なシングルモルトウイスキーです。
羽生蒸溜所は2000年の蒸溜を最後に閉鎖されており、現在では希少な原酒を少しずつキーモルトとして、ほかの蒸溜所の原酒をヴァッティングしたブレンドウイスキーがイチローズモルトの定番商品となっています。
そのため、ボトリングされた2007年時点で20年を経過し、現在流通しているものはさらに時を重ねて30年以上寝かされていることになる羽生蒸溜所だけのシングルモルトは極めて希少です。
■イチローズモルトの歴史
イチローズモルトを生み出した肥土伊知郎氏の実家は歴史の深い酒蔵で、1625年(寛永2年)、江戸幕府の3代将軍である徳川家光の時代から続く老舗です。
東亜酒造として日本酒をはじめとする多種類の酒を扱ってきましたが、1941年の秩父鉄道開通を機に埼玉県羽生市に進出しました。
1946年にはウイスキー販売の免許を取得し、羽生蒸溜所を設立しウイスキー造りを開始スタートしたのです。
1965年に埼玉県秩父市で生まれた肥土伊知郎氏は、家業を継ぐべく東京農業大学の醸造科へと進学し、卒業後は経験を積むべくサントリーに就職して修業をしていました。
ですが、東亜酒造が父親の代で経営が悪化したことを受け、急遽サントリーをやめて実家に戻り、家業再建に取り組んだのです。
もっとも、経営状態は想像以上に悪く、肥土伊知郎氏が自らビールやウイスキーを売り歩くなど地道な営業を重ねても経営不振は止まりませんでした。
2000年についに東亜酒造は民事再生法を申請することになります。
売却先の酒造メーカーからは、ウイスキーづくりからの撤退と期限内に蒸溜所などの設備の撤去を行うこと、さらには約20年造り続けた400樽のウイスキーの原酒を廃棄するとの条件を提示されたのでした。
■羽生蒸溜所の原酒を守るために
熟成することで味わいが高まるウイスキー原酒の大切さを理解していた肥土伊知郎氏は、なんとか原酒を守りたいと思い立ちます。
そこで、ウイスキー原酒を預かってくれるところを探しまわります。
知名度のない羽生蒸溜所の原酒で、かつ、販売できるまで熟成期間がかかるウイスキーを預かってくれる先はなかなか見つからず、頼みの綱であった前職のサントリーにも断られたと言います。
苦労を重ねた末、ようやく福島県の笹の川酒造が預かってくれることになりました。
預かってもらったウイスキーを売るための準備として、2004年9月に株式会社ベンチャーウイスキーを設立します。
もっとも、まだウイスキーの販売免許を取得できなかったため、製造・販売は笹の川酒造、企画はイチローズ・モルトとして、2005年に初のイチローズモルトを販売することになりました。
ワイン樽で熟成させたイチローズモルト ヴィンテージシングルモルト600本をリリースし、肥土伊知郎氏は自ら1日3〜5件、2年かけて2,000軒以上のバーを回りベンチャーウイスキーの名を広め、ウイスキーのおいしさを伝えていったのです。
その甲斐もあって、多くの協力者を得た肥土伊知郎氏は自らの蒸溜所を造る決意をしました。
スコットランドを中心に多くの蒸溜所を視察し、小規模蒸溜所の運用方法を学び、スコットランドのベンリアック蒸溜所で蒸溜所を1ヶ月借りて仕込みの実務を確かめ、クラフトマンとの技術交流なども行っています。
国内でもメルシャンの軽井沢蒸溜所で1ヶ月だけ働かせてもらい、仕込みから樽詰めまでを経験するなど実務を学んでいきました。
そしてついに、2007年11月に念願の秩父蒸溜所が竣工し、2008年2月に国税庁より酒造免許を取得して、蒸溜がスタートしたのでした。
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