menu list買取商品 - 磯自慢 純米吟醸 大井川の恵み 薆瞬(かおるとき)
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磯自慢 純米吟醸 大井川の恵み 薆瞬(かおるとき)の高価買取致します
磯自慢 純米吟醸 大井川の恵み 薆瞬(かおるとき)のご紹介
買取参考価格 | 3500円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 磯自慢酒造 |
地方 | 静岡県 |
地区 | 焼津市 |
分類 | 純米吟醸 |
タイプ | 720ml/15度 |
静岡の酒米「誉富士」を55%まで精米し、厳寒の時期に手造りされた品です。
「大井川の恵み」という品名は、静岡県の名水「大井川」から命名されました。
「大井川」は南アルプスを源泉とし、約170kmの道のりを経て静岡の地に湧き出た水です。
その軟水(カルシウムやマグネシウムの金属イオン含有量が少ない水)を仕込み水に使用しました。
柔らかな米質である「誉富士」由来のまろやかな香味が特徴です。
磯自慢 純米吟醸 大井川の恵み 薆瞬(かおるとき)の歴史
静岡県焼津市の歴史ある酒造会社だからこそ生み出せる味わい
■焼津市唯一の酒蔵・磯自慢酒造
1830年(天保元年)に創業した磯自慢酒造は、焼津地方における大地主であり、庄屋でもあったことから、米作りとともに酒造りも手掛けてきました。春から秋は農作物として米を栽培し、秋から翌年の春までの間は農閑期に入ることから、この時期には酒造りを行うことで、二足のわらじをうまく履いていたといえます。
11代将軍家斉の時代に創業した磯自慢酒造の、1年のうちに米と酒を造るという方法はこの時代にはすでに当たり前となっており、多くの造り酒屋が庄屋として米の扱いも手掛けていました。もともとは米に始まり、酒は後から追い付いた形ですが、太平洋戦争後はGHQの政策により、酒造りのみとなります。敗戦によって人命をはじめ、焦土と化した国土など、多くのものを失った日本にとって、地元に酒蔵が残った地域の人々は幸せだったといえるでしょう。
■戦後の復興に欠かせなかった日本酒
徹底的に破壊された国土と多くの命が失われた中、日本人は勇敢に立ち上がります。戦後の復興を経て、高度経済成長期へと突入していった日本の姿に、世界は舌を巻いたほどです。この先、100年は草木は1本も育たないだろうと言われた広島でさえも見事に蘇らせた要因の一つとして、懸命に働く人たちを支えた日本酒の存在を語らないわけにはいきません。
高度経済成長期、酔うために飲むと言われた日本酒は決して上質なものではありませんでしたが、多くの人にとって疲れを癒やし、明日への活力を与えてくれるものだったのは間違いなく、それゆえに日本酒の販売量もピークに達します。
ただ、成長期を終えて円熟した経済活動が軌道に乗るとともに洋酒がもてはやされるようになり、日本酒の販売量はどんどん落ちていきました。そのため、一時は隆盛を極めた地方の酒蔵がばたばたと倒産していったのです。
■1830年創業の歴史を守り続けて189年
1830年、天保元年に創業した静岡県焼津市唯一の酒蔵・磯自慢酒造は、売れに売れた酒がさっぱり売れなくなるという、酒蔵を見舞った危機に対して高品質の酒を造るという方針へと舵を切り、見事に成功します。
もちろん、その過程における苦難は数々あり、大変な苦労と努力を強いられるものではありましたが、この経験から磯自慢酒造ではステンレス張りの冷蔵庫のような醸造蔵に変え、常に清潔な状態に保つよう、酒造りの場の見直しにも取り組みました。もともと焼津は冷蔵・冷凍倉庫が多く、これらの技術が非常に進化していた土地柄だったことが、磯自慢酒造にとっては大きなプラスとなったのは確かです。
とはいえ、磯自慢の品質を安定して再現するために、焼津の技術を活かして社長自らが新しい蔵の考案と設計をしたといいますから驚きです。静岡県内では磯自慢酒造にしかない酒造りの機器が数多くあり、設備投資を惜しまない姿勢が現在の磯自慢の人気を支えている要因の一つなのは確かです。創業から189年、社長としての責任を果たすために求められる努力もまた、相当なものがありました。
■静岡の恵みをたっぷり採り入れた磯自慢
寺岡社長は高品質のお酒を造るため、山田錦の特A地区に赴き、山田錦を手に入れたいと農家を回ります。ついにある農家との提携を結ぶに至りますが、その間、6年もの月日を要したことからも、寺岡社長の苦労がいかに大きなものだったかがわかります。
山田錦にこだわった寺岡社長ですが、磯自慢 純米吟醸 大井川の恵み 薆瞬(かおるとき)は、地元・静岡の酒米、誉富士を使用しています。55%まで精米し、厳寒の時期に手作りされた逸品です。
静岡県を流れる大井川は南アルプスを源泉とし、約170kmを経て静岡の地に湧き出た水で、軟水という特徴を持っています。柔らかな米質の誉富士と同じくまろやかな口当たりの軟水が相まって生まれた、静岡が誇る自然の恵みを凝縮させた磯自慢は、まろやかな香味楽しめる出来栄えとなりました。
山田錦に強いこだわりを持ちつつも、地元の優れた酒米と水を使いこなす磯自慢酒造の酒造りは、日本酒ファン垂涎の的になるのも無理はありません。
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