menu list買取商品 - 磯自慢 純米大吟醸 雄町 43
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磯自慢 純米大吟醸 雄町 43の高価買取致します
磯自慢 純米大吟醸 雄町 43のご紹介
買取参考価格 | 5000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 磯自慢酒造 |
地方 | 静岡県 |
地区 | 焼津市 |
分類 | 純米大吟醸 |
タイプ | 720ml/16度 |
1830年に創業した老舗蔵「磯自慢酒造」が造り上げた品です。
最高適米「赤磐雄町」を43%精米で醸した、純米大吟醸酒です。
名水大井川を使い、低温でじっくりと醗酵させています。
仕込み水の約70%は、南アルプスを源泉とした大井川を使用しています。
バナナや梨の果実香と吟醸香が特徴、とても奥深く丸みのある香味に仕上がっています。
磯自慢 純米大吟醸 雄町 43の歴史
酒米にこだわって復活した磯自慢酒造ならではの酒
■さまざまな味わいに仕上がるのが特徴
日本酒の原料は米、米麹、そして水です。
これらの3つにおいて良質なものが揃えば、ある程度よい酒ができあがるのは、誰もが納得するところです。
しかしながら、酒造りというのは非常に奥が深く、気温や湿度、季節などによって仕上がり具合が大きく左右されます。
大手酒造メーカーのように、すべてがコンピューター制御によって造られる場合、多少の味の違いはあれど、ほとんどわからない程度でしょう。
それよりも、その年によって味わいがまったく異なるものに仕上がるのが、地方の小さな酒造会社によって造られる、いわゆる地酒と呼ばれる酒です。
同じ原料であっても、仕込みのタイミングや杜氏の腕、さらに気候の変動によって、毎年その味が変わるといっても過言ではありません。
いつも同じ味を求めるなら、コンピューターによって管理されて造られる大手メーカーの酒が適していますし、土地ごとに異なる風土から生まれる味わいや、同じ場所でもその年の酒米の出来から杜氏の腕、そして気候など、あらゆるものから影響を受けて、今年はどんなできあがりになったのかを楽しめるのが地酒といえます。
近年、日本全国に知られるようになった有名な酒がありますが、これらのほとんどが地酒であり、地酒で日本を巡るという楽しさも地酒ブームの一つの要因となっていそうです。
■一気に知名度を上げた磯自慢
1830年、天保元年創業の静岡県焼津市にある磯自慢酒造株式会社は、2008年7月に北海道・洞爺湖で開催された第34回主要国首脳会議、通称・北海道洞爺湖サミットの夕食会で、乾杯酒に選ばれました。
どういう経緯から磯自慢酒造株式会社に白羽の矢が立ったのかはわかりませんが、日本全国にその名を知られる有名な酒がすでに存在し、さらに大手酒造会社も名を売るチャンスとして積極的に動いていたと考えられますから、余計に驚きです。
189年という長い歴史を持つ磯自慢酒造株式会社ですが、焼津市を拠点にして酒を造ってきた酒造会社で、規模は小さめであることから自ら働きかけたとは考えにくく、採用された経緯が気になります。
しかしながら、洞爺湖サミットの乾杯酒に選ばれたヴィンテージの磯自慢は大きな話題となり、日本酒好きの間で旨い酒として磯自慢の名はすっかり定着することとなったのです。
■磯自慢酒造の酒米へのこだわり
昭和29年から昭和48年にかけて、日本は高度経済成長に沸きました。
およそ19年にわたって好景気が続き、日本酒が最もよく売れ、よく飲まれた時代です。
地酒の酒蔵も大手メーカー向けに酒を造って買い取ってもらう、桶買いシステムで大いに儲けを得ましたが、安易な買取システムが地方の酒の品質をどんどん落としていくことになりました。
その結果、洋酒ブームに取って代わられると倒産する酒蔵が後を絶たず、磯自慢酒造も存亡の危機に立たされます。
この危機を乗り越える一つの要因となったのが、酒米へのこだわりでした。
酒米は日本全国で作られており、酒造りに適した米でありながら、その品質には差があります。
日本酒人気の衰退と、落ちてしまった品質を引き上げるには、高品質の酒米が不可欠と考えた磯自慢酒造の寺岡社長が目を付けたのが、現在、酒造好適米として最もよく知られている山田錦です。
しかも、最高級品質の特A地区東条地区で作られた山田錦に、徹底的にこだわりました。
そのため、磯自慢酒造の酒は気軽に飲める本醸造にも山田錦を使っており、本醸造であっても手を抜かない上質の酒造りが、日本全国に支持されている理由といえます。
■山田錦以外の酒米も手掛ける磯自慢
山田錦への思い入れが強いことで知られる磯自慢酒造だけに、それ以外の酒米で作られた酒があると聞くと、意外に思う人も少なくありません。
磯自慢 純米大吟醸 雄町43は、山田錦に次いで人気の高い酒米好適種である赤磐雄町を、43%に精米した純米大吟醸酒です。
赤磐雄町は、単に雄町と記されることも多く、幻の酒米と言われています。
昭和初期、上質の吟醸酒を造るには雄町でなければ無理というのが常識であったほど非常に優れた酒を生み出す酒米ですが、栽培が非常に難しいことから、生産量が極端に落ち込み、幻の酒米と呼ばれるようになります。
昭和40年代後半、利守酒造の4代目の手によって復活した雄町米は、磯自慢酒造にとってもいい酒を造るのに欠かせない酒米として、山田錦とともに美味しい酒に仕上がっていることから、飲み比べもまた一興です。
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