menu list買取商品 - 磯自慢 駿光の雫 純米吟醸 別囲い
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磯自慢 駿光の雫 純米吟醸 別囲いの高価買取致します
磯自慢 駿光の雫 純米吟醸 別囲いのご紹介
買取参考価格 | 3500円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 磯自慢酒造 |
地方 | 静岡県 |
地区 | 焼津市 |
分類 | 純米吟醸 |
タイプ | 720ml/15度 |
酵母を利用し低温醗酵で醸された、2種類の日本酒を最高のブレンドで仕上げた品です。
特A東条産特等米山田錦を100%使用しています。
麹・掛ともに50%精米で醸造したものを70%、麹を50%・掛を55%で醸造したものを30%でブレンドしています。
この商品は、長年顧客から聞いた意見をもとに、ヴィノスやまざきと共に開発したオリジナル商品だそうです。
純米酒の素朴さを生かしつつ、とろっとした甘味と切れ味に仕上げた逸品です。
磯自慢 駿光の雫 純米吟醸 別囲いの歴史
SAKEブームが農業を変える可能性も
■高度経済成長期の老舗酒造会社
静岡県焼津市にある磯自慢酒造は、1830年、江戸時代の天保元年に創業し、2020年には創業190年を迎える、焼津市で知らぬ人はいないほどの有名な酒造会社です。
長い歴史を持つ酒造会社だけに、安定した経営状況を保ってきたかと思いきや、高度経済成長に沸く時代には安価で品質においては劣る酒を量産し、大手酒造メーカーが考え出した桶買いシステムによって利益を得てきました。
高度経済成長はおよそ19年にわたって続き、その間、日本酒は非常によく売れたため、ほとんどの地酒造りをする地方の小さな酒造会社にとって、桶買いは願ってもない儲けのチャンスだったのです。
とはいうものの、1974年に日本酒醸造量でピークを迎えてからは、徐々に右肩下がりとなっていきます。
おしゃれな洋酒の台頭によって、日本酒はおしゃれさがないという烙印を押されてしまったからです。
それでも、多くの地酒を造る酒蔵は、いつまでも桶買いが続くものと信じていました。
大手酒造メーカーは日本酒が売れなくなってきたことから、当然のことながら桶買いをストップしていきます。
高度経済成長に沸いた時期に売れた日本酒は、安定期から成熟期に入ることによって、しゃれた雰囲気の洋酒に押しやられることになったのです。
■地酒を造り続けてきた酒造会社だからこそわかること
桶買いのストップによって、磯自慢酒造でも大きなダメージを被ります。
ただ、当時の社長の息子であり、現在の磯自慢酒造株式会社の社長を務める寺岡氏が先見の明に長けた人で、さらにはフットワークの軽さも相まって、今こそ酒米を見直そうと言い出したのです。
寺岡社長は特に特A地区の東条町産の最高級酒米・山田錦にこだわり、1軒1軒、訪ね歩いて契約を結ぼうとします。
最初は門前払いというつらい目に遭っても決してめげることなく、6年もの長い間、何とか契約してくれるところはないかと探し回ったあげく、ついに1軒の農家との契約を取り付けました。
長年にわたって地酒を造り続けてきた酒造会社だからこそ、復活のために最高級品質の米が不可欠という考えが、粘り強い行動を引き出したといえるでしょう。
辛酸をなめただけに、材料へのこだわりこそがいい酒を造り出すと考えたのも無理はありません。
■田園を守るフロンティア東条21
SAKEブームと日本国内の地酒ブームが重なり、酒米好適種の最高級品質とされる山田錦の生産量は、特に少ないという特徴があります。
食用として作られる米の量と比較すると、酒米の量はわずか3%弱ともともとが少ないうえに、酒米好適種の筆頭である山田錦は、とりわけ生産量が少ないのです。
磯自慢酒造では、高品質の栽培を行っている特A地区東条山田錦地区において、農家の自立と共生をスローガンに掲げ、全国の蔵元11社と連携し、田園を守るフロンティア東条21を立ち上げました。
最高品質の山田錦を守ろうという取り組みは、今後の酒造りにおいてより若い人たちが酒米造りに携わろうというきっかけになるのではないでしょうか。
磯自慢酒造による、特A地区東条山田錦地区の秋津から3つの田んぼを選び出して、常にここから山田錦を3種類提供してもらうという手法からもわかるように、酒米の供給量を増やすことは、酒米農家と酒造会社が連携して乗り越えていかなければならないハードルとなっています。
こうした事情を若者が知ることによって、日本酒離れにストップがかかるとともに、酒米造りをしようと志す若者が増えてくれるかもしれません。
■純米酒の素朴さが味わえる磯自慢
磯自慢 駿光の雫 純米吟醸 別囲いは、酵母を利用て低温醗酵で醸された2種類の日本酒をブレンドで仕上げているのが特徴です。
どちらの酒にも、もちろん、特A東条産特等米山田錦が100%使用されています。
麹・掛ともに50%精米で醸造したものを70%、麹を55%・掛を55%で醸造し、これを30%でブレンドし、100%としているのが特徴です。
顧客からの意見を元に造ったところが最大の特徴で、純米酒の素朴さの中に、とろっとした甘味と切れ味が味わえる逸品となっています。
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