menu list買取商品 - 磯自慢 駿光の雫 選抜 本醸造
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磯自慢 駿光の雫 選抜 本醸造の高価買取致します
磯自慢 駿光の雫 選抜 本醸造のご紹介
買取参考価格 | 2400円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 磯自慢酒造 |
地方 | 静岡県 |
地区 | 焼津市 |
分類 | 本醸造 |
タイプ | 720ml/15度 |
最高適米として特A東条産の山田錦特等米を100%使用した、贅沢な品です。
ワインショップ「ヴィノスやまざき」のみで販売された、PB商品です。
PB(プライベート・ブランド)とは、小売店・御売業者が企画し、独自のブランドで販売される商品のことです。
このようなオリジナル商品は、日本酒ファンの方でも知らない場合が多いです。
洋ナシのような穏やかな香りと柔らかい旨味が特徴です。
磯自慢の品の高さが感じられる逸品です。
磯自慢 駿光の雫 選抜 本醸造の歴史
米を扱う庄屋から本格的な酒造会社へ
■庄屋として栄えた焼津の大地主
磯自慢酒造の創業は1830年、江戸時代の天保元年にあたり、今からおよそ189年前になる老舗の酒蔵です。
焼津市にあり、酒蔵の名を取った磯自慢を造る酒造会社として、今では日本酒好きの間で広く知られ、かつ垂涎の的となる日本酒を多く輩出しています。
焼津にただ一つだけの酒蔵として長い歴史を刻んできた理由は、磯自慢酒造がもともとは大地主の庄屋であり、年貢米の集積・輸送を代行するという役目を持っていたからです。
これによって、武士の俸禄となる米をお上に納めるとともに、市場に流通させていました。
年貢米と呼ばれる、今でいうところの納税に該当します。
焼津地方の米作りにおいても、豊作の年には年貢米を納めた後も余剰米ができたことでしょう。
ちょうど農作業が終わりとなる農閑期に酒造りに適した時期がやってくることもあって、本業の米を扱うのとは別に、いわば副業として商品価値の高い酒造りを始めたのが、1830年の創業の理由だったと考えられます。
実際のところ、この時代には多くの庄屋が酒造りも兼ねて行っていました。
理由はどこも同じで、余った米を有効活用し、商品価値の高い酒を造ることができれば、庄屋である自分たちはもちろんですが、村全体も潤ったに違いありません。
■庄屋の解体
太平洋戦争に負けた日本には、戦後の日本を統治下に納めるため、GHQがやってきました。
その際、農地解放政策として地主が持っていた土地を小作農が所有できるよう、法律を定めます。
いったん国が買い取り、小作農に土地を買い取らせるシステムで、かなり安く買えたことから、小作農に金持ちが増えるという現象を生み出しました。
一方の庄屋はメインであった米の商いができなくなったことから、磯自慢酒造も副業だった酒造りを本業にせざるを得なくなったのです。
磯自慢酒造が時代の移り変わりの中で、米作りと酒造りの両天秤から、酒蔵としてだけの歴史を刻み始めた瞬間です
■磯自慢酒造の酒造り
1945年、昭和20年8月15日に太平洋戦争が終結し、荒れ果てた国土を再建しようと生き残った人たちは奮闘します。
焼け野原の中を立ち上がった人たちのおかげで、1954年には高度経済成長が起こり、日本酒は飲んで酔うことを目的にした酒として売れまくったのです。
ただ、酔えればいいという酒でも売れたことによって、日本酒の品質は低下し、生活に余裕ができると質がよく、おしゃれな洋酒を買い求める人が増え、日本酒は一気に売れない酒になってしまいました。
昭和50年、いち早く高品質で美味しい酒を造ろうと方針転換した磯自慢酒造は、酒蔵を清潔なステンレス製にする一方で、経験豊富な杜氏に酒造りを依頼し、社長は自ら最高級酒米を栽培する兵庫県東条町へ足を運んで山田錦を手に入れるなどして、現在の上質な地酒造りをけん引したのです。
■プライベートブランドの磯自慢
磯自慢 駿光の雫 選抜 本醸造は、酒米の中でも最高適米として特Aにランクされる東条町産の山田錦特等米を贅沢に100%使用しています。
磯自慢酒造ならではのフルーティーな味わいは、洋ナシのような穏やかな香りと柔らかな旨味で表現された逸品です。
この磯自慢は、ワインショップ「ヴィノスやまざき」のみで販売されたPB商品と呼ばれるプライベートブランドのため、ヴィノスやまざきでしか買うことができません。
ヴィノスやまざきは、世界中のワインを販売しているワインの専門ショップで、ワイナリーに足を運んで本物のワインを手に入れ、販売しているほど、ワインに詳しい専門店です。
磯自慢酒造が他の地酒の酒造会社と異なるのは、特定の販売店向けに、小売店と御売業者が企画して造る、スーパーなどでおなじみのプライベートブランド商品のラインナップを手掛けていることです。
日本酒において、こうしたプライベートブランド商品を手掛けることは、手間暇がかかるという点で非常に珍しいのですが、その手間暇を厭わない姿勢は、販売店を大切にするという磯自慢酒造のポリシーゆえだといえるでしょう。
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