menu list買取商品 - 磯自慢 純米大吟醸 常田 ブルーボトル
スピード査定はこちら「今すぐ価格が知りたい」
0120-962-166
(電話受付時間 10:00〜19:00 木曜日定休)
- 買取商品検索
磯自慢 純米大吟醸 常田 ブルーボトルの高価買取致します
磯自慢 純米大吟醸 常田 ブルーボトルのご紹介
買取参考価格 | 7800円前後
生産国 | 日本 |
---|---|
生産者名 | 磯自慢酒造 |
地方 | 静岡県 |
地区 | 焼津市 |
分類 | 純米大吟醸 |
タイプ | 720ml/16度 |
特A地区東条秋津「常田」産特上米を好適米として100%使用して造られた、磯自慢の限定商品です。
2010年から兵庫県東条町秋津にある3つの田んぼを指定生産地として指定し、そこで収穫された酒米のみでお酒の仕込みをしていることから、「磯自慢のテロワール」とも呼ばれています。
テロワールはフランス語で「土地」を意味し、元はワインやコーヒー、茶などの品種における、生育地の地理や気候などの特徴を指すフランス語として使われています。
「純米大吟醸 常田 ブルーボトル」は、毎年9月頃に発売しています。
磯自慢 純米大吟醸 常田 ブルーボトルの歴史
ワインの製法を採り入れた磯自慢のラインナップ
■洞爺湖サミットによって注目された長い歴史を持つ酒造会社
静岡県焼津市にある磯自慢酒造株式会社は、1830年(天保元年)創業で、2020年に創業190年を迎えます。
焼津市にあるただ一つの酒蔵として、地元の人たちに愛される酒を造り続けてきた磯自慢酒造は、2008年に開催された第34回主要国首脳会議、一般的には洞爺湖サミットの名で知られる世界8つの首脳とEU委員長が集まる重要な会議における夕食会で、乾杯の際に用いられた日本酒の酒造会社として一躍全国にその名を知らしめることになりました。
日本酒好きにとってこんな隠れた銘酒があったのかということで、探さずにはいられなかったのでしょう。
ネットやソーシャルネットワーキングサービスの普及がすでに定着していたこともあって、磯自慢酒造の酒であることはすぐに突き止められます。
それ以来、一度は飲んでみたい日本酒として、常に磯自慢の名が挙がるようになったというわけです。
■高品質のいい酒造りへの転換
もともとは地元・焼津をはじめ、静岡県内への出荷のために酒造りを続けていた磯自慢酒造ですが、高度経済成長期には大手酒造メーカーによる桶買いシステムの依頼を受け、大手へ提供する酒を多く手掛けるようになります。
磯自慢酒造に限らず、地方で地酒を造っていた酒蔵の多くに大手酒造メーカーは桶買い依頼を行いました。
高度経済成長期、とにかく日本酒は売れに売れたものですから、大手酒造メーカーでは生産が追い付かず、地方の酒蔵が造った酒を桶で納品してくれることによって、日本酒を供給し続けることができたのです。
それが、日本酒需要に陰りが見え始めたとたん、桶買いをストップさせてしまったのですから、地方の酒蔵はたまったものではありません。
とはいえ、どうすることもできず、廃業に追い込まれていくところが続出しました。
桶買いでは、品質の悪い酒でもとにかく買い取ってくれたため、桶買いが終わったときにはもはや上質の酒が造れない、そんな酒蔵が激増していたからです。
磯自慢酒造も桶買いシステムに参加していましたが、危機を察知し、どこより早く方針転換に乗り出したことが功を奏しました。
高品質の材料で、いい酒を造ることに舵を切ったのです。
■ワインの作り方を採り入れた独創性
日本酒好きにとって垂涎の的となる見事な復活を遂げた磯自慢酒造では、最高級品質の酒米を栽培する兵庫県東条町の特A地区から、山田錦を仕入れて仕込みをしています。
中でも東条町の秋津にある西戸、常田、古家に区画に限定し、ここで収穫された酒米だけを使って3種類の酒を造っているのが特徴です。
この生産地指定で原材料を手に入れるという方法は、ブルゴーニュ地方の高級ワイン、ロマネコンティの造り方と同じだということにワイン好きなら気づくでしょう。
2010年からこの方法で酒米を作ってもらい、酒造りをしている磯自慢酒造の意図は、特定の場所で作られる酒米を使用することで、常に品質を同じ条件に保つことができるという酒造りにおけるメリットを享受できるのはもちろんですが、東条町で酒米を作る西戸、常田、そして古家の3つの田んぼで酒米を造っている生産者たちを守ることにもつながります。
一度は桶買いシステムによって倒産の危機に瀕しただけに、生産者との信頼を築き上げ、よい酒を造って飲み手からの信頼を得ようと決めたことが、磯自慢酒造復活のもう一つの理由といえるでしょう。
■磯自慢のロマネコンティはブルーボトル
東条町秋津の田んぼから採れた酒米だけを使って造る磯自慢は、ブルーボトルに入っているのが特徴です。
純米大吟醸 常田 ブルーボトルは、毎年9月頃に発売しており、この時期にしか買えない特別な磯自慢となっています。
その名の通り、特A地区東条秋津にある常田の田んぼから収穫した産特上米だけを100%使用して造った、磯自慢の逸品です。
この田んぼを特定して酒米を手に入れる方法は、ロマネコンティを生み出す土地、つまり特定の畑を意味するテロワールと同じだということで、磯自慢のテロワールとも呼ばれています。
- 買取商品検索