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スパイシーでコシの強さが魅力の I.W.ハーパー 101プルーフ グレーラベル

■男性におすすめの強いコシとスパイシーさ
I.W.ハーパー 101プルーフ グレーラベルは長期熟成をさせたコシのあるバーボンで、アルコール度数は50.5％としっかりとした風味が楽しめます。
I・Wハーパーは原料に占めるとうもろこしの比率が高いのが特徴で、スムーズな味わいが楽しめます。
長期熟成によるスパイシーさや男性的なコシの強さが特徴的なバーボンです。

■I.W.ハーパーの歴史
I.W.ハーパーはバーボンの発祥の地であるアメリカで1877年に創業されました。
創業者はドイツからの移民であったアイザック・ウォルフ・バーンハイムであり、彼の名がブランド名の由来にもなっています。
当時のアメリカでは粗悪なバーボンが幅をきかせていた時代でしたが、そのような時代にあっても品質にこだわったのが彼です。
悪名高い禁酒法が廃止されたのが1933年のことですが、ウイスキー造りが解禁された直後にＩ.Ｗ.ハーパー社は政府に再登録申請を行ったのです。
当時の業界は、多くのウイスキー製造業者が廃業に追い込まれた混乱の時代でしたが、どこよりも早く申請書を出したことで禁酒法後の操業許可第一号にＩ.Ｗ.ハーパー社は輝きました。
品質にこだわってようやく最初のバーボンが完成したのが1877年で、彼のイニシャルである「I.W.」に、無二の親友であったフランク・ハーパーの名前をプラスしてI.W.ハーパーのブランド名が誕生したのです。
その8年後の1885年にはニューオーリンズで開かれた万国博覧会で金賞を受賞し、その後も数々の品評会や博覧会で続々と金賞を獲得していったことから、そのバーボンはゴールドメダルと呼ばれるようになりました。
実は1937年にI.W.ハーパー社は業界最大手であったシェンレー社に買収された歴史を持ちます。
ですが、その高品質なバーボンが多くのファンの愛されていたことから、ブランドは消えずに残されました。
1949年にはギフト向けにクリスタルデカンター入りのバーボンの発売がスタートし、それ以来、毎年新しいデザインのデカンターボトルをリリースし、毎年の発売を楽しみにされている人や、コレクションのために集めている方も少なくありません。
1950年には籐のステッキを持ち、シルクハットに手を当ててお辞儀をする紳士のシルエット広告をリリースさせたところ、都会的で洗練されたデザインとして話題を集めました。
なぜ広告のデザインに注目が集まったかというと、それまでのバーボンのイメージを覆すものであったからです。
バーボンはアメリカの開拓者精神や開拓時代を彷彿させるお酒として、それまでのバーボン会社の広告といえばインディアンやハンターなど力強く、男らしいワイルドなモチーフやデザインが一般的でした。
それが、都会的で品のある紳士が登場したことで、これまでのバーボンとは異なるイメージを植え付け、これまでバーボンを手にしたことがないビジネスマンや女性などにも広まっていくキッカケとなったのです。
それ以来、広告デザインに描かれた紳士はI.W.ハーパーを象徴するものとなっています。

■おすすめの飲み方
I.W.ハーパー 101プルーフ グレーラベルは長期熟成のスパイシーでコシのある味わいが楽しめるので、まずはストレートやじっくりとロックでいただくのがおすすめです。
もっとも、近年は様々な飲み方のスタイルも流行っており、すっきりとした飲み方や、バーボンが初めての方にも飲みやすいスタイルも人気を集めています。
I.W.ハーパーはアメリカンなスタイルでソーダ割りが好まれており、飲み方の定番にもなっています。
ハーバーソーダはバーボン1に対してソーダを4の比率で割るのがおすすめです。
雑味のないスッキリとした味わいが楽しめることでしょう。
女性向けにはハーパーソーダ・オレンジやハーパーソーダ・クランベリーなど、甘酸っぱくカラーもキレイ目のフルーツジュースで割る飲み方もおすすめです。