menu list買取商品 - 十四代 純米吟醸 播州白鶴錦 1800ml
スピード査定はこちら「今すぐ価格が知りたい」
0120-962-166
(電話受付時間 10:00〜19:00 木曜日定休)
- 買取商品検索
十四代 純米吟醸 播州白鶴錦 1800mlの高価買取致します
十四代 純米吟醸 播州白鶴錦 1800mlのご紹介
買取参考価格 | 26000円前後
生産国 | 日本 |
---|---|
生産者名 | 高木酒造株式会社 |
地方 | 山形県 |
地区 | 村山市 |
分類 | 純米吟醸 |
タイプ | 1800ml/15度 |
兵庫県産の酒造好適米「白鶴錦」を100%使用し、桜清水で醸しだされた純米吟醸酒です。
白鶴錦は、白鶴酒蔵が山田錦の母「山田穂」と父「渡船」を70年ぶりに交配を行い、良質な米の厳選と栽培を繰り返し、2007年に「白鶴錦」を山田錦の兄弟品種とし誕生させた稲の一種です。
このお酒は、酒蔵タンクに貯蔵される直後に火入れをし、瓶詰めの際は火入れしない「生詰」を行っています。
十四代 純米吟醸 播州白鶴錦 1800mlの歴史
白鶴錦を100%使用した十四代の絶品の味わい
■兵庫県生まれの酒造好適米「白鶴錦」
山形県村山市に本社と工場を置く高木酒造が造り出す「十四代 純米吟醸 播州白鶴錦 1800ml」は、兵庫県産の酒造好適米である「白鶴錦」を100%使用して醸造しています。
日本酒の仕込みには桜清水を用いて、丹念に仕込まれ醸し出された風味が絶品の純米吟醸酒です。
「十四代 純米吟醸 播州白鶴錦 1800ml」は、酒蔵タンクに貯蔵後すぐに火入れを行うため、瓶詰めする際には火入れの作業を行わない「生詰」の手法を採用しています。
フローラルな品の良い香りがほのかに漂い、上白糖を適度に溶かしたような柔らかな甘みが特徴です。
甘さと旨味が程よくバランスをとり、どちらかというと甘みの方が勝っているので、女性にも飲みやすいお酒となっています。
酸味がなく少し感じられる渋みが、逆に旨味を引き立てお酒としての味わいを引き締め、独自の風味を醸し出している1本です。
■独自酒米「白鶴錦」の誕生
酒造りにとって米と水は欠かすことのできない大切な原料であり、その品質がお酒の出来を左右すると言っても言い過ぎではありません。
それほど、お米は重要な役割を果たしており、古今東西を通じて日本酒造りに最適な米探しが続けられてきました。
お酒を造るにあたっては、通常食する米とは異なり「酒米(さかまい)」や「酒造好適米」と呼ばれる品種が使われます。
これらに該当する米は原料米の品種や産地が厳選され、厳しい品質基準をクリアしたものだけに限られています。
品種改良や育種は、通常国や県が定める公的機関によって行われますが、「白鶴錦」は白鶴酒造が独自に研究を行い誕生させた「酒造好適米」です。
白鶴酒造が「白鶴錦」を造り出すまでは、酒造メーカーが酒米の研究を行うことはありませんでした。
しかし、白鶴酒造では「白鶴が目指す酒造り」に適した酒米の特性を明らかにするとの目標を掲げて、日夜研究に取り組んでいました。
研究部門では「原料米の研究」を重要課題とし、酒米の品種改良や育種、遺伝解析などの研究に励んだのです。
そして、2004年4月に「白鶴錦」は農林水産省へ品種登録の出願が出されました。
これまで日本酒造りの「酒造好適米」の筆頭であった「山田錦」に負けずとも劣らない高品質の独自酒米が誕生した瞬間でした。
■「白鶴錦」の生みの親「山田錦」
高木酒造が醸造する「十四代」の中には、山田錦を主体としているお酒もいくつかあります。
山田錦は酒米として最も品質の高い品種として広く知られており、山田錦で醸造されてできた大吟醸酒は「日本酒の最高品質」とまで称されます。
それゆえに山田錦は酒造りを行う人々の間で「酒米の王者」とも呼ばれています。
山田錦は1923年、兵庫県立農業試験的にて優良品種の「山田穂」を母親品種、「短桿渡船(たんかんわたりぶね)」を父親品種として人工交配が行われました。
1936年に誕生して兵庫県の奨励品種となった山田錦は、酒造適性に大変優れた品種であったため、日本中の酒造メーカーの間で評判になり我先に求めるメーカーが後を絶ちませんでした。
しかし、母親品種の「山田穂」は背が高く倒れやすかったため、栽培しにくい品種として敬遠されがちになり、昭和初期には栽培されなくなってしまいました。
そこで、1990年に白鶴酒造が山田穂を復活させる取り組みに着手したのです。
その試みは、山田錦を超える酒米づくりは原点に戻ることが不可欠との真意によって進められました。
全国の農業関係者や研究者を訪ねて回り、やっとの思いで山田穂の種籾(たねもみ)を探し出すことができました。
そして一握りの種籾を大切に持ち帰り、山田錦の里である兵庫県美嚢郡吉川町に借りた一角の水田で栽培が始まったのです。
1995年厳冬のある日、この山田穂を原料米として吟醸酒の醸造を行い、秋には「純米大吟醸 山田穂」が完成し発売にこぎつけました。
マスコミで連日取り上げられた「純米大吟醸 山田穂」はあっという間に完売したのです。
この試みと並行して、白鶴酒造では「山田穂」と「渡船」を70年ぶりに交配させ、山田錦の兄弟品種を造り出そうとしていました。
公的機関の協力を受けながら、交配によって1年目には800系統の兄弟米が誕生し、翌年からはその中から優れたものだけを選びだす作業が続けられました。
そして8年の歳月が過ぎた2003年、ついに山田錦に劣らない品質の米が誕生したのです。
この米は「白鶴酒造が育て上げた期待の米である」との意味を込めて「白鶴錦」と名付けられました。
こうして誕生した白鶴錦は山田錦の優良な遺伝子を引き継ぎ、さらなる優れた品種開発のためにも貢献しています。
- 買取商品検索