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マニアが欲しがる最高級品の十四代の無濾過生詰とは

■日本酒マニアが飲みたいと思う最高級品
十四代 純米 中取り 無濾過 生詰は元々生産量が少ないということもあり、毎年販売されると同時に即完売してしまう日本酒です。
お米だけを仕込んだ純米酒なのですが、低温殺菌をしているため、柔らかな口当たりとフルーティーな香りが特徴の日本酒ですので、女性の方も大変飲みやすいのではないでしょうか。
通常日本酒は仕上げの段階でろ過作業を行うのですが、十四代 純米 中取り 無濾過 生詰の場合、このろ過作業を行っていませんので、酒の濁りなども含まれているため、本来のお酒の旨味成分や香りもとことん味わうことができるでしょう。
1800mlだと一升瓶サイズで一番大きなサイズになります。
生詰された状態ですので、開封後はできるだけ冷蔵庫などの冷暗暗所で保存されると良いでしょう。

■山形県村山市の高木酒造の歴史について
十四代を製造しているのは、山形県村山市にある酒造メーカー高木酒造です。
高木家の一族は元々公家の出身でした。
そのため京都の都に住んでいましたが、戦乱を恐れて京都から離れた山形に逃げてきたのでした。
山形は夏は暑く、冬は豪雪地帯でもあり、生きていくのには厳しい環境でしたが、美しい山々に囲まれ、水も豊富に流れていたという環境もあり、日本酒造りには適した地域でした。
この地域の特徴に目を付けた高木家の一族は日本酒造りをスタートさせることにしたのです。
創業1615年、約400年という長い歴史の中で少量生産にこだわり、最高級品の日本酒造りを行っています。
そのため地域でもなかなか手に入れにくいお酒だとされ、幻の銘酒だといわれています。
日本酒があまり得意でない方も高木酒造の日本酒は低温殺菌でこだわりのある製法で作られているため、とてもフルーティーで飲みやすいのが特徴です。
口当たりもサッパリとしているので、ついつい飲み過ぎてしまう美味しさでしょう。
山形県内には、高木酒造を始め、ほかにも特徴的な酒蔵があります。
厳しい雪が降り付ける気候風土や、稲作が盛んに行われるという地域ということもあり、昔から日本酒づくりが盛んに行われてきました。
山形県内全域に酒蔵があるということもあり、互いが競争相手であり美味しい日本酒を作ろうと品質の良いものが作られてきたという歴史もあります。
特に山形県では、高級酒や吟醸酒の出荷割合が高い特徴があり、競合相手もいるということで美味しい名酒が生まれやすいのでしょう。

■こだわりの十四代
純米にこだわった十四代純米酒とはお米と水だけで作られたお酒のことです。
日本酒は古来、米と水だけで作られていました。
純米で作ることによって、お米の味わいが凝縮されているため、仕上がりは力強く旨味があり、飲んだ後の後味は大変軽く爽やかでフルーティーです。
また、中取りとは、出来上がったお酒を絞るときの段階で、最初に絞られたお酒をあらばしりと呼び、二番目に絞られたお酒を中取り、最後に搾られたお酒は押切りと呼んでいます。
現在はもろみ自動圧縮機という機械で絞っていくのですが、昔は手絞りのふねという機械で絞っていた歴史があります。
中取りは、あらばしりと押切りの部分を取り除いているため、お酒の本当に美味しい部分をいただくことができますので、いわば十四代 純米 中取り 無濾過 生詰は最高級品だと言えるでしょう。
押切りまで絞ってしまうと、アルコール度数が高くなり、味が濃くなってしまうという特徴があります。
最近では高木酒造以外にも、各段階で絞ったお酒を瓶詰したお酒が市販で売られるようになってきました。
それぞれの段階の味を飲み比べることができますのでお酒のマニアの方には大変人気があります。
無濾過で生詰されていますので、極上の純米酒を贅沢に味わうことができます。
十四代の無濾過生詰もなかなか手に入れることができない最高級品の日本酒ですので、もし手に入れることができたら、じっくりと味わいたい日本酒だと言えるでしょう。