menu list買取商品 - 十四代 純米大吟醸 龍泉 大極上諸白 720ml
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十四代 純米大吟醸 龍泉 大極上諸白 720mlの高価買取致します
十四代 純米大吟醸 龍泉 大極上諸白 720mlのご紹介
買取参考価格 | 230000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 高木酒造株式会社 |
地方 | 山形県 |
地区 | 村山市 |
分類 | 純米大吟醸 |
タイプ | 720ml/16度 |
「十四代 純米大吟醸 龍泉 大極上諸白 720ml」は、酒造好適米である「山田錦」を35%まで磨き、限界低温発酵を行った後、雫取り斗瓶囲いをして氷温貯蔵熟成にて仕上げた純米大吟醸酒です。
高木顕統氏がつくる銘酒「十四代」は、数ある日本酒でも特に入手困難とされていますが、その中で最高峰と謳われているのがこの「十四代 純米大吟醸 龍泉 大極上諸白」となります。
純米大吟醸というのは「特定名称酒」の一種で、精米歩合やアルコール添加量などの日本酒の製法の違いにより区別したもののこと。
精米歩合50%以下、麹歩合15%以上、アルコール添加なしの製法になります。
十四代 純米大吟醸 龍泉 大極上諸白 720mlの歴史
潔くふくよかな日本酒
■十四代目と十五代目
手に入らないことで有名な日本酒、十四代は、山形県村山市にある高本酒造で丁寧に造られている酒です。
高木酒造の創業は長く、江戸時代初期の元和元年(1615年)に創業したと言われます。
ここまで古い酒蔵はなかなかありませんが、山形県内でも名高い酒蔵の一つで、年間生産量約二千五百石あまりの小さな蔵元ではありながら、地元に深く愛されてきました。
昔から造られて来たのは朝日鷹という銘柄の日本酒です。
ほとんどが地元で消費される商品で、今の十四代のように全国で求められるようなものではなかったのは確かです。
すべてを塗り替えてしまうほどの銘柄、十四代が世に出たのは、十四代目当主、高木辰五郎氏と、息子の十五代目当主、高木顕統(あきつな)氏の二人の努力があってこそでしょう。
現在は顕統氏が専務取締役を兼任しつつ、杜氏を務めていらっしゃいますが、最初からずっと高木酒造で杜氏の修行をされていたわけではありません。
東京農業大学農学部醸造学科を卒業されていますので、醸造家としての知識はもちろんお持ちですが、杜氏としては平成5年に蔵元に戻られてからがスタートとなります。
きっかけは高齢の杜氏が引退となり、バトンタッチが必要になったことです。
若き天才杜氏という異名を持っておられますが、それまでの淡麗辛口ブームには一切乗らず、独自のセンスと経営手腕でここまでの銘柄を作り上げた功績は、確かにあまりに偉大です。
■命をかけて酒を造る杜氏
杜氏は酒造りの最高責任者の名称です。
酒造りに関わる人を杜氏と言うような風潮も出てきているようですが、もともと長のことですから、大工で言えば棟梁(とうりょう)、杜氏は酒蔵にただ一人の存在です。
酒造りに関わるのは蔵人(くらびと)で、晩秋から早春にかけて、寒造り(かんづくり)を行うのが昔からの風習です。
もともと古代日本で酒は、一年を通じて神様に捧げるタイミングでその都度造られていました。
酒造りは神々に仕える若い女性が行い、束ねる年増の女性が刀自(とじ)と呼ばれており、そこから杜氏につながったと言われています。
蔵人は一つの酒蔵で10名ほどで、それぞれ役職が決められており、厳しい作業に耐えながら仕事をこなしていました。
機械化されていない場合、仕込みが終わると体重が激減すると言われる過酷な環境で、手を抜かず美酒を造るのは大変な仕事と言えます。
酒蔵は生き物と言われますが、酵母がうまく働くよう、温度や湿度の管理は非常に重要です。
これはたとえ酒造りが近代化して機械が使われるようになっても、麹菌や酵母などの微生物が働いてこそ醸されることに古来から変わりはありません。
■蔵元を継ぎ杜氏として生きる選択
顕統氏は当主になった年の冬から杜氏として酒造りを始められていますが、当時は非常に異例なことだったそうです。
現在のように若い後継者が自ら酒造りを行う流れを作った張本人が、顕統氏と言えます。
それまでは蔵元を継ぐと言ってもそれは経営のみで、杜氏は別にいて酒造りを行うというスタイルが主流でした。
つまり経営と製造は分業されていて、顕統氏が蔵元を継いでも杜氏にはならないほうが当たり前でした。
それでも顕統氏はそれまで飲んでいた酒に物足りなさを感じ、自分で飲みたい酒を自分で造ってみたいという強い思いがあり、辰五郎氏もそれを強くバックアップしたそうです。
そこからは毎晩、大学の恩師の穂坂賢教授に指導を仰ぎ、それをまた実践する日々となりました。
地元山形県の工業技術センター研究員である小関敏彦主任にも電話で指導を受け、試行錯誤を繰り返し、ようやく翌年に初めての日本酒が完成したと言います。
造りたいという強い思い、信念があり、協力者に恵まれたこともあり、十四代はこの世に生み出されたわけです。
■最も入手困難な十四代 純米大吟醸 龍泉 720ml
十四代自体、非常に希少な酒と言えますが、その中でも最も入手困難と言われるのが最高峰の純米大吟醸 龍泉です。
おそらく日本酒が好きな人なら一生に一度は飲んでみたいと願い、もし一度でもそれが叶うことがあれば、一生飲んでいたいと願う酒でしょう。
高木酒造としても幻にしたいわけではないでしょうが、とにかく手に入りにくい銘品です。
出会うことがあれば、迷うことなく手に取り、深く味わいたい逸品です。
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