menu list買取商品 - 十四代 純米大吟醸 龍の落とし子 生詰 1800ml
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十四代 純米大吟醸 龍の落とし子 生詰 1800mlの高価買取致します
十四代 純米大吟醸 龍の落とし子 生詰 1800mlのご紹介
買取参考価格 | 38000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 高木酒造株式会社 |
地方 | 山形県 |
地区 | 村山市 |
分類 | 純米大吟醸 |
タイプ | 1800ml/16度 |
ラベルのセンター隣りの右側には「大吟醸」と表記されているが、一番右下ところには「純米大吟醸」と書かれています。
特定名称としては、精米50%以下、麹歩合15%以上、アルコール添加なしとなっているので「純米大吟醸」の分類にあたります。
華やかな上立ち香とマスカットやメロン香りが高級感を引き出します。
口に含めば、甘く心地の良い味わいが口いっぱいに広がり続けます。
十四代 純米大吟醸 龍の落とし子 生詰 1800mlの歴史
長い歴史に伴う謎多きところが魅力の酒蔵
■地元の酒蔵から一躍全国区へ
山形県村山市に酒蔵を構える高木酒造の歴史は、何と400年もの長きにわたります。
江戸時代初期の元和元年にこの地に店を構え、以来、400年間にわたってずっと酒造りをしてきたのですから、その長い歴史の中には当然のことながら答えの出ない謎が存在しても不思議ではありません。
1615年に酒造りをする店として創業したことは確かで、場所も変わっていませんが、高木酒造の長い歴史の中で最も長い間手掛けてきたのは「朝日鷹」という銘柄の日本酒でした。
ただ、その主力銘柄である朝日鷹がいつ、どのような経緯で生まれたかということは、高木酒造の歴史においてもはっきり分かっていないのです。
朝日鷹は特選本醸造酒だけでなく、生貯蔵酒も作っており、時期によって違うのが特徴です。
長い歴史の中で味わいは変わってきたと思われるのが、現在の朝日鷹は十四代に通じるフルーティーで飲みやすい口当たりになっていることです。
400年の歴史の中で、フルーティーな日本酒はごく最近になって出始めたものですので、高木酒造の歴史における最大の謎は、朝日鷹がいつ、どのようにして生まれ、そしてどんな味の変遷があったかということに尽きるかもしれません。
■14代目から15代目へ世代交代
高木酒造では、14代から15代への当主の移り変わりもまた一風変わっています。
14代目当主の高木辰五郎が山形県の県議会議員に立候補し、当選したことを受けて、東京農大の農学部醸造科を卒業していた高木顕統が15代当主になったのです。
高木酒造は長年この地で酒造りをしてきたものの、酒造りの環境としては良かったものの、インフラが整っていないことから、隣村で病人が出ると、高木酒造のある富並まで運ぶ間に容体が悪化してしまうという道路事情の悪さを改善したいという思いから、辰五郎は酒造りをしながら、政治家という二足の草鞋を履くことを決意します。
その決意をするには、山形を出て仕事に就いていたものの、酒造りのノウハウを大学でしっかり学んでいた跡継ぎがいたことは大きかったことでしょう。
実際、辰五郎の議員当選を受けて、高木酒造は15代となる顕統に引き継がれることになりますが、就任してすぐに杜氏として酒造りを始めます。
もちろん、杜氏としての経験は全くありませんので、大学時代の恩師である穂坂賢教授や、山形県工業技術センターの小関敏彦研究員に指導を仰いで、当主として最初の酒造りに挑んだのです。
■出来上がったのが十四代
こうして15代目が初めて作ったお酒が、十四代となりました。
15代目が自分が作ったお酒なのですから、十五代と名付ければ良かったように思いますが、そこは思うところがあったのでしょう。
さらに、日本酒の特許申請では通常は付くはずのない数字が銘柄名として認められるという奇跡まで起こして、15代目は14代目を凌ぐカリスマ性、で高木酒造を新たな時代へと引っ張っていったのです。
そして、この「十四代」が様々なお米を惜しみなく削って作っているという評判が立ち、看板商品だった朝日鷹から本格的に「十四代」へと変わったというわけです。
ただ、今でも朝日鷹は地元を中心にファンが多いことから、製造は続けています。
「十四代 純米大吟醸 龍の落とし子 生詰 1800ml」は、高木酒造が交配を重ね、18年ものときを費やしてついに作ることに成功したお米の名前です。
酒蔵が酒造りのために作ったお米ですので、当然のことながら、酒造りには最高のお米になっています。
純米大吟醸では40%まで精米していますので、実に60%も削ってしまっているということになりますが、削った分だけ香り高く、十四代の中では比較的珍しい、濃厚なタイプの味に仕上がりました。
ここまで長い歴史を持つ酒蔵ともなると、お酒造りはもちろん、上質のお酒を作るための米まで作っていることが分かり、プレミア価格がつくのも容易に理解できます。
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