menu list買取商品 - 十四代 純米大吟醸 龍泉 旧デキャンタボトル720ml
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十四代 純米大吟醸 龍泉 旧デキャンタボトル720mlの高価買取致します
十四代 純米大吟醸 龍泉 旧デキャンタボトル720mlのご紹介
買取参考価格 | 140000円前後
生産国 | 日本 |
---|---|
生産者名 | 高木酒造 |
地方 | 山形県 |
地区 | 村山市 |
分類 | 純米大吟醸 |
タイプ | 720ml/16% |
真っ赤なボトルが特徴的なこちらの「十四代 純米大吟醸 龍泉 720ml」は、発売当初に流通した旧タイプのデキャンタボトルです。
現在は一般的な茶色い四角の4合瓶(720ml)で販売されているため、今後発売される予定がなく、店頭にも並んでいない赤いデキャンタボトルの「十四代 龍泉」は大変貴重となっています。
コレクターの心もくすぐる綺麗な赤色と全体に丸みを帯びた「十四代 龍泉」の旧ボトルは、中身のない空き瓶でも高くお買取りさせていただきます。
もちろん、上品な吟醸香と米本来の優しい甘みが味わい深いお酒が入った未開栓の「十四代 龍泉」も高価買取の対象です。
ネオプライスでは、プレミアム価格で取引される入手困難で希少価値の高い日本酒を、どこよりも高くお買取りさせていただきますので、どうぞお気軽にお問合せください。
※買取相場は、市場の相場状況や買取方法などによって上下変動いたしますので、予めご了承ください。
十四代 純米大吟醸 龍泉 旧デキャンタボトル720mlの歴史
■400年以上の歴史を持つ酒蔵
十四代はプレミアムな日本酒で知られていますが、その中でも朧月は一度は味わってみたいという憧れの銘酒と言われます。
多くのファンを虜にするこの日本酒を造っているのは、山形県村山市の老舗酒蔵、高木酒造です。
創業は1615年と古く、すでに400年以上もの歴史を持っていることになります。
蔵は当時から山形県村山市にあり、十四代にたどり着くまでは朝日鷹という日本酒を中心に醸造していました。
ずっと変わらない日本酒造りをしている高木酒造ですが、十四代はまったく宣伝をしていないのにも関わらず、全国で高い知名度を誇っています。
口にした人がどうしても忘れられない酒であったからこそ、ここまで人気が高くなったのでしょう。
もちろん、十四代の前からあった朝日鷹も、地元山形県でとても人気のあったお酒です。
十四代がここまでの人気となってからは、こちらも同じく全国で高い知名度を得ることになりましたが、ここまでの酒蔵に成長させたのは、他ならぬ高木酒造15代目の高木顕統氏です。
■なぜ十四代だけが生まれたか
十四代という銘柄を知った人は、おそらくその前に十三代があるのではと考えるでしょう。
でも、高木酒造が手掛けた日本酒の中に、十四代以外の代付きは銘柄はありません。
実は高木酒造の14代目当主、高木辰五郎氏がいくつか数字に「代」を付けた銘柄の商標申請を行ったところ、十四代だけがなぜか通ったそうです。
基本的に数字がついたものは認可されないのですが、通った理由は定かではありません。
他の読み方もできるからではと推測されているようですが、いずれにしても予測の範疇を出ません。
この奇跡的に商標が取れた十四代を、高木酒造の14代目が世に出し、15代目で専務兼杜氏であった高木顕統氏が現在の大ヒットに結び付けたことになります。
15代目の高木顕統氏は、最初は東京の大手百貨店に勤務されていました。
その後高木酒造に戻り杜氏として酒造りに励んでいますが、十四代のブランドを東京で確立させた功績から、若き天才杜氏と評されています。
■14代目と15代目が作り上げた十四代
酒蔵が酒造りを始めたのは、1615年、元和元年です。
もともと祖先は京都の公家で、応仁の乱で負けた後、北の地へ逃れ、姓名を変えて生活をしていたのだそうです。
現在の酒蔵の敷地だけで3500坪あり、山林や森林、田畑など全て高木家の所有だったために、戦前この辺りは高木山と呼ばれたそうですから、落人とは言えすごい権力でしょう。
14代目の辰五郎氏は県会議員も務め、周囲のために尽力しています。
地元で人気の朝日鷹を造っていたのが45年ほど前で、その後辰五郎氏が政治に注力するようになり、辞めた杜氏の代わりに15代目の顕統氏が酒蔵に戻って来ます。
十四代の銘柄は最初は古酒に使っていたようですが、15代目が帰ってから次々に製品を売り出すことになります。
酒蔵で育ったのは小学生までで、中学からはすでに山形市内で一人で暮らしていたというのですから、その自立精神には驚かされます。
有名百貨店の流通業界の中にいて、十四代という銘柄に強いインパクトを感じ、このブランド名で勝負しようと決めたのは顕統氏です。
そしてラベルは書家の岩崎潮風(ちょうふう)氏に書いてもらい、料理屋の薄暗い明かりの中でもきらりと光を放つ箔押しラベルを採用したのも、同氏のアイデアです。
当時日本酒は淡麗辛口がブームだった頃、今のように柔らかな十四代の風合いが生まれたのは偶然のタイミングだったと言いますが、それもまた必然なのでしょう。
並々ならぬ苦労を乗り越え、十四代は晴れて日本を代表する銘柄となりました。
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