menu list買取商品 - 紹興酒 女児紅(じょじこう)
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紹興酒 女児紅(じょじこう)の高価買取致します
紹興酒 女児紅(じょじこう)のご紹介
買取参考価格 | 100円前後
生産国 | 中華人民共和国 |
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生産者名 | 紹興女児紅醸酒 |
地方 | 浙江省 |
地区 | 紹興市 |
分類 | 中国酒・紹興酒 |
タイプ | 500ml/16.5度 |
紹興酒は、浙江省紹興市で製造されている代表的な醸造酒「黄酒(ホアンチュウ)」は、世界でも指折りの古い歴史をもつお酒です。
多種ある黄酒の中でも、おめでたい席で良く飲まれているのが「女児紅(じょじこう)」です。
4世紀のはじめには存在していたと言われる「女児紅」の由来は数々あると言われていますが、最も信憑性が高く伝統として受け継がれているのが、「女児が生まれたら酒を埋め、嫁入りのときにその酒を掘り出して持参する」という習慣です。
命名の有力な説でもあるため、縁起の良いお酒として親しまれています。
まろやかな琥珀色をした独特の風味と強いクセがある味わいの「黄酒」は、中国の古い医学書も登場するように薬膳的功能もあり、体を温めてめぐりを改善する働きがあるとされています。
※買取相場は、市場の相場状況や買取方法などによって上下変動いたしますので、予めご了承ください。
紹興酒 女児紅(じょじこう)の歴史
歴史ある国の歴史ある酒
■紹興酒の長い歴史
紹興酒と言えば世界三大美酒の一つとされている酒です。
中国茶もそうですが、中国酒も原料と製法によって色別に分けられており、紹興酒は白酒、紅酒、黄酒の中の黄酒(ホアンチュウ)にあたります。
黄酒はもち米が原料の醸造酒で、本来は紹興で作られたもののみを指します。
産地に限定があるのはフランスのシャンパーニュなどと同じで、2000年4月には中国政府が原産地証明を付ける政令も出しています。
日本では少々入り乱れた時代もありますが、紹興酒は紹興地区の特産品で、その他のものは名乗ることはできません。
紹興は上海の南、浙江省にあり、文豪である魯迅の故郷としても知られています。
歴史を見ると、紹興に限らず浙江省では黄河文明時から酒造り自体は盛んでした。
紹興酒が歴史書に出てくるのはなんと2,400年以上も前の春秋時代で、これは紀元前722~481年となります。
呂氏春秋という当時の書物にしっかり記述が残っていますので、間違いなく途方もない長い歴史を持つ酒と言えるでしょう。
ほかにも東晋時代(317~420年)や南北朝時代、梁王国(502~557年)、明時代(1368~1644年)の書物に残されていますが、紹興酒としてブランドが確立したのは宋の時代、960~1279年です。
当時は蓬莱春酒という名前で主に高貴な身分の人への貢ぎ物だったようですから、別格扱いの高級酒であったことは間違いないでしょう。
■世界が認める最高品質
紹興には今も数多くの優れた酒蔵が並んでいますが、この地は良質のもち米が取れ、鑒湖という湖の名水があり、上質な酒造りに適している環境です。
黄酒は米や麦などの穀物が原料の醸造酒ですが、これを長年熟成させると老酒(ラオチュウ)になります。
紹興酒も老酒で、紹興で造られた限定の老酒だけが紹興酒という名を名乗ることが許されます。
1953年には第一回全国評酒会議が開かれ、紹興酒は中国八大銘酒に選ばれました。
以来毎年選ばれ続けていますが、1985年にヨーロッパのパリとマドリッドで開催された世界の酒の品評会では、金賞を受賞する輝かしい経歴も持っています。
三大美酒はワインと吟醸酒と紹興酒と言われますが、世界が正式に認めた瞬間と言えるでしょう。
■女児紅の歴史
紹興には長年行われていた風習があり、それを女児紅(じょじこう)と言います。
この女児紅にも長い歴史があり、最初に書物に登場するのは4世紀初めの晋の時代に書かれた南方草木状です。
女の子が誕生して3日目、産湯を使う際に送られたもち米で黄酒を甕に仕込み、1ヶ月目の満月の日にその甕を地中に埋める風習です。
その娘が成長して嫁ぐときに甕を地中から掘り出し、幸せな人生を送れるよう彫り物師が彫刻し、美しい彩色をして嫁入り道具に持たせたそうです。
花彫酒とも呼ばれましたが、現在ではこうした風習は行われていません。
ただ、老酒の中でも特に極上の特級品は今も花彫酒と呼ばれ、長期間にわたり保存するため甕に入れて土の中に貯蔵します。
その甕には美しい絵付けがされていますので、当時の彫り物の名残を見ることができます。
ちなみに男児だったらどうするのかと言うと、状元紅というお酒を同じように造って埋めたそうです。
■現在に見る紹興酒 女児紅
多くの紹興酒は、3年以上のものが多くなっています。
15年熟成などもありますが、女児紅と言えば生まれた娘が嫁に行く年になるわけですから、15~18年ものが名称からしてぴったりでしょう。
黄酒は長期熟成させるととてもまろやかな丸い味わいになり、豊かな香りを楽しめます。
とても縁起の良いお酒ですし、中国の古い医学書にも登場するほど薬膳的効能も期待できますから、体を温めてめぐり促進するのにも良さそうです。
アルコール度数は15~17度ほどですので、そこまで高くないのもマイルドな理由でしょう。
紹興酒は小麦たんぱくが麦麹の酵素で分解されアミノ酸になるので、旨味の強い酒になると言われています。
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