menu list買取商品 - 琉球泡盛 限定秘蔵酒 かねやま 15年貯蔵 古酒
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琉球泡盛 限定秘蔵酒 かねやま 15年貯蔵 古酒の高価買取致します
琉球泡盛 限定秘蔵酒 かねやま 15年貯蔵 古酒のご紹介
買取参考価格 | 14500円前後
生産国 | 日本 |
---|---|
生産者名 | 山川酒造 |
地方 | 沖縄県 |
地区 | 本部町 |
分類 | 泡盛 |
タイプ | 720ml/43度 |
「古酒の山川」として泡盛ファンから高い人気の蔵元・山川酒造の秘蔵15年100%の古酒「かねやま」です。
15年の年月を感じさせる芳醇な香りと深くまろやかな味わいと、バニラのような甘味と古酒香は、泡盛ファンでなくとも一度は味わっていただきたい泡盛の最高峰です。
出荷本数も年間で制限されており、滅多にお目にかかれない銘柄ですので泡盛好きの方やコレクターにとって憧れの1本でもあります。
美ら海水族館のある町本部町・八重岳の豊かな自然に恵まれ、蔵で働く人々が長い年月愛情を注いで育んだ秘蔵酒「かねやま15年貯蔵」はストレートでじっくりお愉しみいただきたい逸品です。
琉球泡盛 限定秘蔵酒 かねやま 15年貯蔵 古酒の歴史
100年先に振る舞える古酒のために
■終戦直後に創業した老舗酒造
古酒(クース)のやまかわと言えば、泡盛ファンでは知らない人はいない沖縄の老舗酒造です。
創業は1946年、第二次大戦が終結した翌年のことです。
沖縄の伝統であり文化でもある古酒を復興させ、それを子孫に伝えるという使命に燃え、創業者山川宗道氏は地元本部町に酒造所を創業しました。
1950年には2代目となる次男の宗秀氏に受け継がれますが、時代は流れ1972年には沖縄が本土復帰を果たします。
1975年からは一升瓶から720mlのボトルが主流となり泡盛の市場は一気に広がりますが、需要が増加した3年未満の一般酒は山川酒造の古酒づくりの信念を揺るがすことはありませんでした。
そして1997年、3代目社長の宗克氏が社長に就任し、沖縄本土復帰の30周年記念の年には琉球泡盛限定秘蔵酒かねやま30年古酒をリリースしました。
どんなときもとにかく頑張って酒を造り寝かせること、いずれ古酒の時代が来るという創業者の強い思いは受け継がれ、今なお山川酒造の商品の7~8割は貯蔵熟成されています。
計画的に貯蔵タンクを増やし、納得する味わいになったときに初めて世に送り出す、その志が山川酒造の古酒には溶け込んでいます。
■100年古酒を夢見る酒造
先のことは分からないが、寝かせ続ければ未来が見えてくるという山川酒造は、古酒造りは平和の象徴だと考えています。
ずっと平和な世が続けば、古酒をたくさん振る舞える時代がやって来るということです。
琉球王朝時代には200年古酒が振る舞われたと言いますから、その頃は永きにわたる平和な時代だったのでしょう。
ただ、宗道氏が創業したとき、山原(ヤンバル)で美味しい泡盛なぞ作れるはずがないと首里の蔵元に言われ、奮起したと言います。
山原は沖縄の北部に位置しますが、琉球王朝時代、泡盛作りは首里の3字(あざ)のみが許された仕事だったので、プライドが許さなかったのでしょう。
宗道氏はこだわり抜いて旨い泡盛を作り上げましたが、当時沖縄はアメリカの統治下ですから、市場に出回るのは洋酒ばかりで泡盛自体見向きもされなかったと言います。
古酒を造るには絶対的な時間が必要ですが、琉球王朝には中国からの冊封使の一行に、なんと半年間飲ませられるだけの100年古酒や200年古酒が当然のごとくあったと言われています。
もし戦争がなかったら、そうした100年古酒は今も沖縄に残っていたはずですが、その味わいを知ることはもう出来ません。
山川酒造は、自分たちの手でもう一度100年古酒を世に送り出すことを夢見ています。
そして山川酒造なら、そんなロマンもきっといつか現実のものにするでしょう。
■600年以上も歴史を持つ泡盛
泡盛のルーツは多面的で重層的だというのが最新論で、東南アジアルートと福建ルートの2つから琉球に蒸留技術が伝わったというのが最新の説です。
いずれにしても泡盛は1400年代後半には琉球で造られていますので、600年あまりの歴史があることになります。
沖縄で文書は見つかっていないのですが、薩摩の島津家の文書で、1575年、琉球から泡盛らしき酒が届いたという記述があります。
しかもそのとき、60年前にも届けられたと書かれているので、1515年にもすでに泡盛は贈られていることになります。
大事な相手に贈る贈答品として用いられるということから、泡盛は大変貴重なものであったことも分かります。
琉球王国では18~19世紀頃泡盛造りは王府が管轄していて、前述のように首里の3字(赤田・崎山・鳥堀)地域に限定されるものであり、職に携わる焼酎職はわずか48職だったと言われています。
そんな貴重な文化を失わないために、山川酒造は古酒を造り続けているのです。
■琉球泡盛 限定秘蔵酒 かねやま 15年貯蔵 古酒
山川酒造は古酒のやまかわと名乗っているように、徹底した古酒主義の酒造です。
年間生産量800石位のうち、ほとんどが貯蔵に回されますが、その貯蔵庫の中には圧倒的な量の古酒が貯蔵されています。
100年古酒を目指す酒造にとって、15年の古酒はまだ子どもなのかもしれません。
でもその芳醇な香り、深くまろやかな風合いは、泡盛の概念が吹き飛ぶほど最高峰の味わいに間違いありません。
出荷本数が年間で制限されているためほとんど目にすることがありませんが、コレクターにとっては憧れの銘品です。
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