menu list買取商品 - 琉球泡盛 限定秘蔵酒 かねやま 40年貯蔵 古酒
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琉球泡盛 限定秘蔵酒 かねやま 40年貯蔵 古酒の高価買取致します
琉球泡盛 限定秘蔵酒 かねやま 40年貯蔵 古酒のご紹介
買取参考価格 | 40000円前後
生産国 | 日本 |
---|---|
生産者名 | 山川酒造 |
地方 | 沖縄県 |
地区 | 本部町 |
分類 | 泡盛 |
タイプ | 720ml/41度 |
創業者である山川宗道氏の志を忘れることなく、三代にわたって飲みごたえの泡盛造り、古酒造りにこだわり古酒の貯蔵を進めている山川酒造の「限定秘蔵酒 かねやま 40年貯蔵」です。
蔵で働く人々が長い年月愛情を注いで育んだこの琉球泡盛は、2011年12月に数量100本限定で販売しました。
カカオのような甘い香りが特徴で、口に含むとほのかな甘さが口中に広がります。
41度という強めのアルコール度数とは思えないなめらかな舌触り、そして、芳醇で深いコク。
飲み終えたあとの余韻もすばらしく、一度は飲んでみたい思わせるような逸品に仕上がっております。
琉球泡盛 限定秘蔵酒 かねやま 40年貯蔵 古酒の歴史
100年を夢見る酒造の40年
■100年古酒を夢見る酒造の古酒
かねやま40年貯蔵の古酒は、沖縄で4代続く山川酒造が大切に育てた泡盛の古酒(クース)です。
創業者は山川宗道氏で、第二次大戦の終わった翌年に酒造を立ち上げました。
酒は水が命、どんなときでも頑張ってクースを寝かせるという強い意志を持ち、琉球王朝が生んだ世界唯一の酒の文化を子孫に残すため、今も古酒を造り続けています。
2代目宗秀氏は1950年に24歳で社長に就任し、3代目宗克氏は1997年に他社から戻り社長に就任しています。
2018年6月には宗克氏が会長となり、社長は晴れて4代目宗邦氏に引き継がれました。
親子4代にわたり、終戦からただひたすらに古酒を造り続ける、1本筋の通った実直な酒蔵です。
そんな山川酒造が夢見るのは100年古酒を作り上げることです。
はるか昔、琉球王朝時代には100年古酒も200年古酒もふんだんにあったと言われています。
中国からの冊封使の一行に、半年は飲ませられるだけの100年単位の古酒が当たり前にあったというのは、それだけ平和が長く続いた王朝だったという証です。
今はもう残っていないそれらの古酒を、現代人が味わうことはありません。
それなら自分たちの手でもう一度100年古酒を世に送り出したい、そうしたロマンを持ちながら、山川酒造は古酒造りに勤しんでいます。
■琉球泡盛の歴史
泡盛は伝統的にタイ米と黒麹菌とで発酵が行われていますが、黒麹菌で酒造りを行っているのは世界で見ても泡盛くらいだと言われています。
中国福健省に黒麹菌と紅麹菌、酵母を混ぜて造る手法がありますが、黒麹菌のみというのは現在分かっているのは沖縄のみです。
第二次大戦で地上戦に巻き込まれ、凄まじい攻撃を受けたことで沖縄は壊滅的な状況に追い込まれました。
泡盛の酒造所も多くが無くなり、戦後沖縄の泡盛造りはゼロからどころかマイナスからのスタートとなったのは事実です。
1946年には酒造が解禁となりましたが、本格的な泡盛を復興するのに直面したのが黒麹菌の問題です。
多くの黒麹菌は土に埋もれ、苦肉の策でイースト菌などによる酒造りなども行われていましたが、上手くは行きませんでした。
そんな中、首里の官営酒造所を任されていた佐久本政良氏が、泡盛工場跡で土に埋もれた稲藁のむしろを見つけ、そこに黒麹菌が生き残っていることを発見しました。
蒸した米の上にむしろの繊維をもみほぐすように落とし、米袋でくるんで24時間後、生きていた黒麹菌が米の表面を一面緑がかった黒色に変えていたと言います。
黒麹菌が戦火の中生き延びていた、そのことで佐久本氏は泣いて喜んだそうです。
灰燼の中で、泡盛復興に一筋の光を見た瞬間でした。
■創業者の志を伝える琉球泡盛 限定秘蔵酒 かねやま 40年貯蔵 古酒
どんなときも古酒を造り続けなさい、そう言い続けた創業者の古酒への強い志を受け継ぎ、山川酒造は今も造った泡盛の70%を貯蔵熟成に回しています。
先のことは分からない、でも古酒造りは平和の象徴です。
100年200年と古い酒が振る舞えるのは、世が平和であればこそでしょう。
琉球王朝時代のように、存分に200年古酒を振る舞える時代がやってくることを信じて、山川酒造は古酒を造るのです。
限定秘蔵酒 かねやま 40年貯蔵は、2011年12月にリリースされた珠玉の1本です。
数量は100本限定ですので、めったにお目にかかれるものではないでしょう。
アルコール度数41度というかなり強い蒸留酒でありながら、カカオのごとく甘い芳香と味わいを持っています。
古酒ならではの特徴であるなめらかな舌触りも素晴らしく、時間が溶け込んだ深いコクが魅力です。
味わった人は一様に余韻の素晴らしさを讃えますので、泡盛ファンと言わず酒を愛する人なら一度は飲んでみたい1本です。
100年古酒を目指す酒造にとっては、まだまだ発展途上にある泡盛なのかもしれません。
でもその中には、40年で変わって来た沖縄の時間と、変わらない創業者の思いが間違いなく溶け込んでいるのです。
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