menu list買取商品 - 軽井沢 貯蔵12年 100% モルトウイスキー
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軽井沢 貯蔵12年 100% モルトウイスキーの高価買取致します
軽井沢 貯蔵12年 100% モルトウイスキーのご紹介
買取参考価格 | 65000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 軽井沢蒸溜所・メルシャン |
地方 | 長野県 |
地区 | 北佐久郡御代田町 |
分類 | モルトウイスキー |
タイプ | 700ml/40度 |
「軽井沢 貯蔵12年 100% モルトウイスキー」は、2012年に閉鎖された軽井沢蒸溜所で生まれたウイスキーです。
知名度はあまり高くありませんが上質な銘柄としてウイスキー通からの人気は高く、既に蒸留所が閉鎖されこの先新しく造られることがない終売品ということもあり、希少価値とともに中古流通の市場では価格高騰が続いています。
「軽井沢シングルモルト17年」の深くやわらかな味わいをベースとして、より飲みやすい口当たりを追求して造られたこちらの1本は、最高酒齢31年をはじめ、12年に至る長期貯蔵の原酒を中心に、数多くの個性豊かなモルト原酒を加えてボトリングされています。
豊かな長期熟成の香りと口当たりの良いハツラツとした味わいが特徴的で、2001年には「インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC)」にて金賞を受賞しています。
軽井沢 貯蔵12年 100% モルトウイスキーの歴史
今やすべてのウイスキーが希少価値を持つようになった銘柄
■ ウイスキー通の中にはコレクターも多いブランド
国産ウイスキーといえば、サントリー創業者の鳥井信治郎が日本で最初に売れに売れた国産ウイスキーである現在のサントリー角、当時の角瓶を世に送り出しました。
さらに、職人及び技術者として本場スコットランドに単身留学し、ウイスキー造りの技術を持ち帰ったニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝はジャパニーズウイスキーの父と呼ばれるなど、この2人の存在があまりにも大きすぎるため、国産ウイスキーはこの2つのメーカーのものしかないと思っている人も少なくありません。
そんな2大ウイスキーメーカーの知名度には到底及ばないものの、かつて日本国内にはこの2つのメーカーの品質に劣らないおいしいウイスキーを造っていた蒸溜所が存在しました。
それが、大黒葡萄酒が1955年に長野の地に造った軽井沢蒸溜所です。
ジャパニーズウイスキーが好きなウイスキー通にコレクターが多く存在しているのは、軽井沢蒸溜所の名を冠した軽井沢というウイスキーが、今ではもう手に入らないことにあります。
1955年に蒸溜所ができ、1956年からウイスキーの生産を開始した軽井沢蒸溜所ですが、数多くの買収を経て2012年に閉鎖されてしまいました。
■ キリングループ傘下で生き残れなかった軽井沢蒸溜所
大黒葡萄酒はのちにオーシャンと名を変えますが、同じくワイン製造で大きなシェアを持つメルシャン株式会社に買収されます。
これが1962年のことで、メルシャンによって造られるようになってからは、軽井沢ブランドとしてウイスキーファンからの人気を集めました。
世界的に見ても稀な蔦で覆われた木造の貯蔵庫は、温度と湿度がウイスキーの熟成に非常に適していたことから、国内はもとより海外からも注目される蒸溜所だったのです。
さらに、スコットランドによく似た気象条件と浅間山麓からの湧き水はおいしいウイスキーを造るのに必要な条件をすべて満たしており、これが上質のウイスキーを生み出しました。
買収されたとはいえ、1962年から2007年まではメルシャンによって上質なウイスキー造りは続けられていたのですが、その状況が一変したのが2007年にキリングループによる買収で、メルシャンがキリンの傘下に入ってしまったことによります。
■ キリンには不要だった蒸溜所
キリングループでは1972年に世界でも類を見ないウイスキー造りの一大プロジェクトに取り掛かるため、富士山麓という好条件のもとで富士御殿場蒸溜所をすでに稼働させていました。
スコッチウイスキーの名門であるシーバスブラザーズ社と米国の名門シーグラム社、そしてキリンビールが技術を結集して、日本人好みのウイスキー造りを行っていたのです。
この一大プロジェクトが進行しているさなかのメルシャン買収だっただけに、軽井沢蒸溜所は不要として再編事業の対象になったのも無理はありません。
キリングループには、すでに確たる自信を持ったウイスキーを造れる蒸溜所があったことが、軽井沢という上質なウイスキーを葬る結果になったのは、なんとも残念なことです。
■ 軽井沢蒸溜所の質のよさがわかる逸品
軽井沢 貯蔵12年100% モルトウイスキーは、2001年に行われたインターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション、略してIWSCで金賞を受賞したという、世界にその味を称賛されたウイスキーです。
非常に希少価値が高いのは、このウイスキーがもう二度と造られることのない蒸溜所で生み出されたからといえます。
ニッカやサントリーと比べるとその知名度はぐんと落ちますが、ウイスキーファンの中では特に通好みのブランドとして知られることもあり、終売品とあって希少価値が高いのも納得です。
ベースには深くやわらかい味わいが特徴の軽井沢シングルモルト17年を使っていますが、より飲みやすいウイスキーにすべく、最高酒齢の31年や、12年という長期貯蔵の原酒を軸に複数のモルト原酒でボトリングした仕上がりが、高く評価されたといえるでしょう。
長期熟成だけが実現できる豊かな香りと口当たりのよさとは裏腹に、ハツラツとした味わいが非常に印象的に感じられ、金賞受賞が素直に納得できる逸品です。
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