menu list買取商品 - 軽井沢 シングルモルト 15年 長期貯蔵原酒使用 31~15年
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軽井沢 シングルモルト 15年 長期貯蔵原酒使用 31~15年の高価買取致します
軽井沢 シングルモルト 15年 長期貯蔵原酒使用 31~15年のご紹介
買取参考価格 | 62000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 軽井沢蒸溜所・メルシャン |
地方 | 長野県 |
地区 | 北佐久郡御代田町 |
分類 | モルトウイスキー |
タイプ | 700ml/40度 |
「軽井沢 シングルモルト 15年」は、かつてメルシャンが所有していた軽井沢蒸溜所で生まれたモルトウイスキーです。
2012年の蒸留所閉鎖とともに終売となり、現在はオフィシャルボトルのリリースがされていないため大変希少で入手困難な銘柄のひとつとなっています。
貯蔵31年酒をはじめ、貯蔵15年までの長期貯蔵のシェリー樽熟成原酒を中心としてヴァッティングされている味わい深い逸品となっております。
色濃く、香り豊かで美味しいウイスキーとして人気がありますが、今ではたいへん入手困難な1本となっております。
軽井沢 シングルモルト 15年 長期貯蔵原酒使用 31~15年の歴史
日本の蒸溜所の歴史とは
■ 日本で最初に誕生したウイスキーの蒸溜所
日本にはもともとウイスキーの蒸溜所はなく、現在のウイスキーの世界5大産地に名を連ねているのは、ひとえに本物のウイスキーにこだわってウイスキー造りを目指した先人たちが成し遂げた、偉大な業績のおかげです。
日本で最初に造られた蒸溜所は、山崎の地にある鳥井信治郎を創業者とするサントリーの山崎蒸溜所で、鳥井は初代マスターブレンダーとして蒸溜所建設の陣頭に立ちました。
時は1923年、元号にすると大正12年のことですので、大変な困難の元で出来上がったことと推測されます。
日本のウイスキーの父として知られる竹鶴政孝が余市に蒸溜所を造ったのは1940年、昭和15年のことです。
鳥井の山崎蒸溜所建設からはかなり後になりますが、テレビ小説「マッサン」が大ヒットしたことによって、品薄状態が続くニッカでは、原酒の増産を決め、さらに24時間操業を再び開始し、ウイスキーの供給に努めるといいます。
さらに、サントリーは山梨県に白州蒸溜所を、ニッカは仙台市に宮城峡蒸溜所を造り、タイプの異なるウイスキーを造り出し、ウイスキーファンを魅了し続けているのです。
■ 消えていった蒸溜所も
国産ウイスキーを造る蒸溜所といえば、サントリーとニッカウヰスキーだけというのが多くの人の認識ですが、実は消えていった蒸溜所もあります。
1924年に設立された東京醸造株式会社は、神奈川県藤沢市でイミテーションのウイスキーを造っていましたが、ポットスチルを導入し、モルト原酒のウイスキーを販売したところ、サントリーとニッカに並んで1級ウイスキーに認められる高品質のウイスキーを造る蒸溜所となります。
ただ、加熱する洋酒ブームに勝てず、1955年に倒産を余儀なくされ、姿を消しました。
1955年に創業した大黒葡萄酒が軽井沢に持っていた軽井沢蒸溜所は、環境がスコットランドに似ており、さらに竹鶴政孝が好んだポットスチルを用いるウイスキー造りを行い、蒸溜した原酒をシェリー樽に詰めるというこだわりを持っていました。
シェリー樽で熟成された原酒は長期にわたるものが多く、香しいシェリーカスクが特徴の高品質のウイスキーを多く造ったことで知られています。
世界的にも稀な木造の貯蔵庫で熟成させていましたが、その貯蔵庫全体を蔦が生い茂って覆っていたため、温度と湿度の管理がウイスキーには最適でした。
1962年にメルシャンによって買収されますが、その後もメルシャンによって高品質のウイスキーが世に送り出され、数多くの賞を取る高級ウイスキーを造る蒸溜所として、軽井沢蒸溜所は知られた存在となります。
けれど、メルシャン自体がキリングループの傘下に入らざるを得なくなったことによって、すでにウイスキー製造を富士御殿場蒸溜所で行っていたキリングループで、軽井沢蒸溜所が生き残ることはできませんでした。
2012年をもって蒸溜所は閉鎖され、秀逸な原酒のほとんどがスコットランドのボトラーズに買い取られていったのですから、ジャパニーズウイスキーファンとしては閉鎖が最も惜しまれる蒸溜所といえます。
■ 上質さがわかる軽井沢の長期貯蔵原酒シリーズ
軽井沢蒸溜所が造っていたウイスキーにはいくつかのシリーズがあり、ファンが多いのが、軽井沢 シングルモルト 15年 長期貯蔵原酒使用31~15年のラインナップと、能のお面をデザインにしたラベルと箱が海外のコレクターにひときわ人気の、軽井沢能シリーズです。
能シリーズはすべてが異なるラベルであることがコレクション性を高めていますが、長期貯蔵原酒使用の軽井沢はシングルモルトやピュアモルトなど、上質な原酒から生み出されたウイスキーとあって、ウイスキーが好きでたまらないという人には、能シリーズよりもこちらの方が気になる軽井沢となるでしょう。
ただ、軽井沢蒸溜所自体がもう閉鎖されており、再開することはありませんので、シェリー樽で熟成させた豊かな香りとコクが楽しめる軽井沢を手に入れるのは簡単ではありません。
もしも手に入れることができれば、特別なときに飲むウイスキーになるのは必至です。
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