menu list買取商品 - 軽井沢 シングルモルト 21年貯蔵 1966蒸留
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軽井沢 シングルモルト 21年貯蔵 1966蒸留の高価買取致します
軽井沢 シングルモルト 21年貯蔵 1966蒸留のご紹介
買取参考価格 | 600000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 軽井沢蒸溜所・メルシャン |
地方 | 長野県 |
地区 | 北佐久郡御代田町 |
分類 | モルトウイスキー |
タイプ | 720ml/43度 |
「軽井沢 シングルモルト 21年貯蔵」は、2012年に閉鎖されたメルシャン(キリンビール株式会社)所有の軽井沢蒸溜所で生まれたモルトウイスキーです。
1966年に蒸留されたウイスキー原酒をシェリー樽で21年間以上にわたり長期熟成させて瓶詰めされたこちらのウイスキーは、軽井沢シリーズのなかでも最高級ラインナップのひとつに挙げられます。
販売当時の生産量も521本限定だったため、品質の高さとその希少価値、そして近年のジャパニーズウイスキーブームの影響により、ウイスキー愛飲家の間では人気が衰えることなく、いわば伝説の1本とも称されているウイスキーです。
今後造られることのない「軽井沢」ブランドは、幻のシングルモルトとして世界で最も入手困難なジャパニーズウイスキーで今後も価格高騰が期待できる1本です。
軽井沢 シングルモルト 21年貯蔵 1966蒸留の歴史
上質のウイスキー造りと経営の難しさ
■ 日本のウイスキーの父とされる竹鶴政孝
今は世界の5大ウイスキー産地の中でも、特に品質のよさでダントツの人気を誇るのがジャパニーズウイスキーであることは、日本人がもっと自慢してよいことでしょう。
洋酒と呼ばれた日本古来のお酒ではなかったウイスキーを、世界が驚くほどの高品質で造り出したのですから、先人たちのすごさに畏敬の念を覚えます。
ジャパニーズウイスキーの品質を確たるものにしたのは、サントリーの鳥井信治郎だったのか、それともニッカウヰスキーの竹鶴政孝だったのかで意見が分かれるところですが、技術者として、そして実業家として日本のウイスキーの発展に貢献した功績がより大きいとされたのが、24歳で単身スコットランドに行って、ウイスキー造りを学んできた竹鶴政孝です。
政孝は非常に聡明な青年で、スコットランド滞在中に記した2冊の実習報告は、別名竹鶴ノートと呼ばれて今も大事に保存されています。
■ ウイスキー蒸溜所経営の難しさ
竹鶴政孝はウイスキー造りの難しさとともに、ウイスキーを造る蒸溜所経営の難しさもまた、竹鶴ノートに書き記していました。
スコッチウイスキーのメッカであるスコットランドで学べるのはうれしいものの、座学では技術は身に付かないと考えた政孝は、あちこちの蒸溜所に実習させてほしいと言って回ります。
門前払いがほとんどでしたが、政孝は行く先々で蒸溜所の様子もつぶさに見ていました。
そこから見えてきたのは、たいていの蒸溜所は規模が小さく、家族経営で何とかウイスキー造りを続けているということだったのです。
ウイスキー造りはできても、経営がうまくいかなければウイスキー造りは続けられないことを肌で実感した政孝は、ニッカウヰスキー創業にあたり、できるだけ小規模がよいと考えているという自らの考えを記しています。
■ 生き残れなかった上質ウイスキーを造り出した蒸溜所
政孝が肌にしみて感じた経営の難しさは、日本国内にはごくわずかしかなかったウイスキー蒸溜所の一つが消滅してしまったことによって、はからずも証明された形となりました。
ワインの製造販売を行っていた大黒葡萄酒は、1955年に軽井沢農場内に軽井沢蒸溜所を造り、優れた原酒から上質のウイスキーを造り出します。
1962年にメルシャンによって買収されてからもメルシャンが高級ウイスキーを販売できたのは、ひとえにこだわりを持って造られた原酒の質のよさにほかなりません。
ニッカが余市蒸溜所に次いで宮城峡蒸溜所を、サントリーは山崎蒸溜所よ山梨の白州蒸溜所といった具合に、それぞれに特徴の異なるウイスキー造りができる蒸溜所を持っているのは、ニッカが竹鶴政孝の教えに従って堅実に経営をしてきたことと、サントリーが創業者の鳥井信治郎にずば抜けた商売の才覚があったからでしょう。
まったく異なる考え方とアプローチでのウイスキー造りは、どちらも成功しました。
一方で高品質なウイスキーを造ることができながら、蒸溜所閉鎖へと追い込まれた軽井沢蒸溜所に足りなかったものが、堅実な運営なのか、それとも商売の才覚なのかはわかりませんが、ジャパニーズウイスキーから優れたウイスキーがなくなってしまったことは明らかです。
■ 3つの高まりから常に動向が気にされるウイスキー
軽井沢 シングルモルト 21年貯蔵は、1966年に蒸溜した原酒をこだわりのシェリー樽熟成で仕上げたウイスキーです。
その名の通り21年という長きにわたって熟成させたとあって、長期熟成がコンセプトである軽井沢シリーズの中でも最長古酒が31年熟成と比較してもかなり長く、高品質の高級ウイスキーであることがわかります。
521本だけの限定生産だっただけに、今、もし巡り合えたとしたらまさに奇跡といってよいでしょう。
ウイスキー好きの間では品質と希少価値の高さから、伝説とも呼ばれているウイスキーだからです。
かつて蒸溜所があったことをポットスチルのモニュメントだけが今に伝えている軽井沢蒸溜所が造ったウイスキーは、ジャパニーズウイスキーブームに乗って注目度がどんどん高まっています。
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