menu list買取商品 - 軽井沢 貯蔵8年 100% モルトウイスキー
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軽井沢 貯蔵8年 100% モルトウイスキーの高価買取致します
軽井沢 貯蔵8年 100% モルトウイスキーのご紹介
買取参考価格 | 36500円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 軽井沢蒸溜所・メルシャン |
地方 | 長野県 |
地区 | 北佐久郡御代田町 |
分類 | モルトウイスキー |
タイプ | 720ml/40度 |
「軽井沢 貯蔵8年 100% モルトウイスキー」は、かつてメルシャンが所有していた長野県・軽井沢蒸溜所で生まれたウイスキーです。
2012年の蒸留所閉鎖とともに終売となり、現在はオフィシャルボトルのリリースされていません。
その希少性と品質の高さが再評価されたこと、また近年のジャパニーズウイスキーブームの影響によって人気が高まり、今では非常に入手困難な銘柄となっています。
木造の貯蔵庫は世界的にも珍しく全体が蔦で覆われていました。
これが貯蔵庫内の温度と湿度を一定に保つ手助けをし、軽井沢の気候と相まって理想的な熟成環境を生み出していたといわれています。
軽井沢の澄んだ空気はまるでモルトウイスキーの故郷・スコットランドのようで、冷涼な気候と樽に適度な湿度を与える霧、そして浅間山麓の湧き水は上質なウイスキーを生む条件をすべて備えていました。
長野県が育んだ個性の強さが魅力のウイスキーは、世界中のウイスキー通の嗜好を満足させる至極の味わいです。
軽井沢 貯蔵8年 100% モルトウイスキーの歴史
ジャパニーズウイスキーブームで新たな脚光を浴びるウイスキー
■ ウイスキーファンにとってはぜひとも語りたい銘柄
ジャパニーズウイスキーの父として知られるニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝と、商人ならではの才覚で日本に今もなお大人気の角という上質のウイスキーを生み出した、サントリー創業者の鳥井信治郎の功績があまりにも偉大すぎるため、日本の国産ウイスキーのシェアはニッカとサントリーが8割を占めているとまでいわれています。
そんな中、ウイスキーファンならどうしても語らずにはいられない銘柄があります。
それが軽井沢で、その銘柄の名の通り、長野県で造られた上質なウイスキーです。
軽井沢は、かつて長野県北佐久郡御代田町にあった軽井沢蒸溜所で造られていたウイスキーで、2012年まで販売されていました。
2012年までということは、今では造られていないことを意味しますが、その理由には蒸溜所の歴史があります。
■ 多くの変遷に見舞われた蒸溜所
今やウイスキーファンにとっては垂涎の的ともなっている軽井沢ですが、このウイスキーを造り出したのは1952年に創業した大黒葡萄酒です。
まだ軽井沢蒸溜所を設立する前のことで、最初は塩尻でウイスキーの生産を開始しました。
もともとはワインを作っていた会社ですが、1955年にワイン製造を行っていた軽井沢農場に、ウイスキーを造るための軽井沢蒸溜所を造ったのです。
1965年、本格的にウイスキーの生産を開始し、木造の貯蔵庫全体を蔦が覆うという、珍しい貯蔵庫でウイスキーを熟成させました。
軽井沢の冷涼な気候条件が、上質のウイスキーを生み出すスコットランドに酷似していたため、熟成条件のよい貯蔵庫と上質な蒸留酒が造れる気候、さらに浅間山麓の湧き水とウイスキーを造るのにこれ以上の条件はないという蒸溜所だったのです。
これだけの好条件にも関わらず、2012年に軽井沢蒸溜所は閉鎖してしまいます。
その理由は、もともとの創業であった大黒葡萄酒が、のちにオーシャンと名を変えた蒸溜所を含むすべての事業を、1962年にメルシャンが買収したことに始まります。
■ 買収を経て閉鎖へ
オーシャンと名を変えた大黒葡萄酒を買収したメルシャンも、2007年にはキリングループに買収されます。
メルシャンはグループ再編の中で事業見直しに迫られることになり、2012年に軽井沢蒸溜所は完全に閉鎖することになったのです。
2013年にメルシャン株式会社が蒸溜所を売却したのを受けて、2015年にウイスキー製造設備のすべてが、ガイアフローディスティリング株式会社に売却されます。
ガイアフローディスティリング株式会社は静岡にウイスキー蒸溜所を持っており、軽井沢蒸溜所の設備の一部が今も静岡で使われているというところは、軽井沢というウイスキーが大好きだったという人にとって、少し心慰められることでしょう。
跡地には1950年式の単式蒸留器のポットスチルのモニュメントが設置されており、当時、ここで上質のウイスキーが造られていたことを今に伝えています。
蒸溜所で最後のモルトマスターを務めていた人物は、今や大人気となったイチローズモルトを作るベンチャーウイスキーでチーフ・ディスティラーとなっており、軽井沢蒸溜所の味を今に残してくれているかもしれません。
■ ウイスキー好きにとって憧れの銘柄
軽井沢 貯蔵8年100% モルトウイスキーは、今はなき軽井沢蒸溜所で生まれたウイスキーで、現在は非常に入手困難なことから、ウイスキーブームと相まってウイスキーファン垂涎の的となっている逸品です。
2012年に蒸溜所が閉鎖されたときに販売を終了していますので、見つけることができたら非常にラッキーなウイスキーといえます。
世界的にも珍しい、木造で作られた貯蔵庫全体が全体が蔦で覆われていたことからうちの温度と湿度を一定にしつつ、軽井沢の気候と相まってこれ以上ない熟成環境が整っていた軽井沢はスコットランドに似た気象条件に加えて、ウイスキーに欠かせない浅間山麓の湧き水で造られていたとあって、今でも心から終売が惜しまれるところです。
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